パプアニューギニアの密林地帯を流れる川沿いに建てられた小屋(2014年9月8日撮影、資料写真)。(c)AFP/ARIS MESSINIS 【3月23日 AFP】南太平洋のパプアニューギニアで、魔術を使ったと疑われた7人を殺害したとして122人が起訴された事件の裁判が始まり、「狂暴な」群衆が弓矢や刃物やおので幼い子ども2人を含む7人をめった切りにして惨殺した事実が明らかになった。 現地からの報道によると、マダン(Madang)州の裁判所で行われた公判には故意の殺人罪で起訴された被告122人のうち97人が出廷し、罪状を否認した。残る25人は保釈された後、出廷しなかった。 日刊紙ポストクリエ(Post Courier)によると、事件が起きたのは2014年4月。6村の住民が集結し、魔術を使った疑いをかけられた7人が身を隠していたサキコ(Sakiko)村への襲撃を企てたとされる。犠牲になった7人のう