前回までは4回にわたって、アソシエーションに関するUMLの部品について詳細な検討を行ってきました。そもそもその目的は、UMLアソシエーションとJavaのマッピングをスムーズに実現させることにあるのですが、これがなかなか難しい作業です。以前検討した、UMLのクラスとJavaのクラスのマッピングも細かく考えていくと大変な作業でした(「第3回 静的モデル:クラスにおけるUMLとJavaのマッピング(1)」)。ですが、クラスはUMLとJavaにおいて多少の機能差があるとはいえ、同じ部品が用意されているため、UMLのみにあるモデル要素のアソシエーション(Java側には直接対応する部品がない)と比べて楽な作業であるともいえます。それでは、いよいよ今回は、Java側のアソシエーションに関する部品の検討を行っていきましょう。 3.アソシエーションに関するJavaの部品 アソシエーションに関するJava側の
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