大学入試センターの公式サイトです。大学入学共通テスト情報をはじめ、国公私立大学および短期大学などの情報提供に努めています。大学入学共通テストの最新情報や、過去のデータ、研究開発活動、法人情報などをご覧いただけます。
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文科省案 20年度に始める新テスト 現行の大学入試センター試験に代えて2020年度に始める新テストについて、文部科学省はセンター試験と同じ1月に実施し、新たに導入する記述式問題の採点を受験生が出願した各大学に依頼する方針を固めた。マークシート式の採点は従来通り大学入試センターが担う。文科省は11月4日にある国立大学協会の総会で説明する方向で調整している。 現行のセンター試験はマークシートによる選択式だが、今の中学2年生から対象になる新テストの「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」は思考力を重視し、国語と数学の一部で記述式問題が導入される。大学入試改革を議論する文科省の専門家会議が今年3月の最終報告で記述式の導入を提言した。
※ 最初に大事なお断りです。下記の記述は、現在公開されている情報と、中高・予備校・大学短大の試験現場についての知見を総合して、日比が予測的に書いたものです。個人の予測ですから、当然外れたり勘違いがありえます。また採点現場の事情について触れたところがありますが、いかなる大学の個別的事情も公開しているものではありません。あくまで「国語の採点」の最大公約数的実態と日比が考えるところを述べたものです。誤解なきよう、お願いいたします。 以下長文です。目次を示しておきます。結論だけ知りたい方は、Ⅲに飛んで下さい。私が本当に言いたいことは、実はⅢだけです。 Ⅰ 最初の確認 確認A 同じ「国語」でもセンターとは出題の形式が大きく違う可能性 確認B 国語の採点には「ゆれ」がつきもの 確認C 入試日程の大枠は現在と大きく変わらない Ⅱ 「記述式」導入でどうなる? 1)大学の採点担当者は寝られるのか 2)一人の
■高校と大学、改革の相乗効果期待 アドミッション・ポリシー明確に 文部科学省高等教育局の塩見みづ枝・大学振興課長は10月末、産経新聞主催の座談会=文末参照=で、高校と大学入試で新テストを導入する、とした「高大接続システム改革会議」の中間まとめについて「混乱は避け、示された理念重視で進めることが大切」と強調した。馳浩文科相は10月の就任以来、現場での負担増に配慮して「状況を見て判断したい」と実施時期に含みを持たせる発言をしており、最終報告が注目される。(編集委員 平山一城) ◇ --高等学校基礎学力テスト、大学入学希望者学力評価テスト(いずれも仮称)の2つの実施時期も提示されました 「高大接続システム改革会議は、教育再生実行会議の提言や中央教育審議会(中教審)の答申を受け、高大接続改革の具体化の検討を進めています。高校を含む初等中等教育と大学教育、さらに社会への出口までの教育を一貫した理念で
小論文や面接で総合的に評価することなど、中教審=中央教育審議会が先月答申した大学入試改革について、NHKが主な大学にアンケートを行ったところ、およそ6割が改革を「歓迎する」と答えました。 一方で、実施するには体制の整備や評価の公平性の担保が難しい、といった課題を指摘する大学も相次ぎました。 中教審の答申では、知識を覚えることに偏りがちな現在の入試から、知識の活用や思考力を評価する試験に転換させる必要があるとして、▽大学入試センター試験を廃止し、複数回受験できる新たなテストを導入することや、▽各大学の個別入試は小論文や面接などで生徒の能力を総合的に評価し、多様な学生を確保するよう求めています。 この答申を受けて、NHKは学部生が1万人以上の大学51校を対象にアンケートを行い、45校から回答を得ました。 答申が示した入試改革をどう受け止めているか尋ねたところ、「大いに歓迎する」と答えた大学が6
鈴木寛「混沌社会を生き抜くためのインテリジェンス」 インテリジェンスとは「国家安全保障にとって重要な、ある種のインフォメーションから、要求、収集、分析というプロセスを経て生産され、政策決定者に提供されるプロダクト」と定義されています。いまの日本社会を漫然と過ごしていると、マスメディアから流される情報の濁流に流されていってしまいます。本連載では既存のマスメディアが流す論点とは違う、鈴木寛氏独自の視点で考察された情報をお届けします。 バックナンバー一覧 「ポスト戦後」への 人づくりへ勝負の年 鈴木寛です。あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。 2015年は「節目」を意識し続けるものになるでしょう。まずは戦後70年。かの大戦を生き抜いてこられた世代の方々、とりわけ戦時中に大人だった方々は終戦当時20~30歳とすると、今年は90~100歳になります。軍人・軍属として最前線に臨み
大学入試改革をめぐる中央教育審議会の議論が揺れている。知識偏重の入試から、意欲や適性などを多面的に評価する入試へ-。答申の素案には抜本改革の方向性が示されたが、センター試験の後継となる「達成度テスト・発展レベル(仮称)」のあり方も含めて、大学や高校からは困惑の声が聞こえる。現在の小学6年生から対象になる予定の新入試はどう変わるのか。中教審の答申の行方に関心が高まっている。 ■多面的な評価に 8月22日に開かれた中教審の高大接続特別部会。安西祐一郎部会長は議論の取りまとめに向け、6月に出した答申素案を基に、大学入試改革の私案を示した。 私案では、高校生の基礎学力を測る「達成度テスト・基礎レベル(仮称)」について、入試にも活用できるよう難易度を幅広く設定することを提案した。 センター試験に代わる「達成度テスト・発展レベル」は、知識の活用力を測るため、教科の枠にとらわれない「合科目型」「総合型」
早ければ2021年度入試から大学入試のセンター試験が変わる。知識量よりも考える力を重視する。各大学の個別試験も、学習意欲や、どんな高校生活を送ったかなど、能力を総合的に評価することが求められていく。だが、大学の7割がそうした評価が困難だと考えていることが、朝日新聞社と河合塾の「ひらく 日本の大学」調査で分かった。 調査は4~7月、全国の745大学(短大、通信制、大学院大学を除く)を対象に実施。81%に当たる607大学が回答した。そのうち、「学生の学習意欲を十分に測ること」について69%が「非常に困難」「困難」と答えた。また、「学生の能力を適切に測る方法を開発できているか」についても、「非常に困難」「困難」とする回答が、69%に上った。 調査では、「入試の点数と入学後の成績は必ずしも相関しない。だが、(本人の)学習意欲を測る方法がない」(私立医科大)といった悩みが目立った。(高浜行人、河原田
兵庫県の三木、尼崎市にキャンパスを構える関西国際大学は、模擬授業でのノートの取り方やリポート内容で評価する入学試験を、8月に実施する。授業への取り組み方を見極め、入学後の“伸びしろ”に期待する狙いもある。 18歳人口の減少に伴い、大学間の学生獲得競争は激化。能力や意欲、適性を評価するAO(アドミッション・オフィス)入試を導入する大学が増えている。関西国際大学でも入学者の5分の1程度がAO入試合格者で、今回もAO入試の一環。 科学や文化など総合的なテーマの模擬授業(45分)を受け、その後、授業中に出された課題を800字程度のリポートにまとめる。合否はリポートだけでなく、ノートの使い方などを総合評価する。 橋本健夫副学長は「模擬授業にどう取り組んだかで、入学後に伸びるかどうかをある程度読める。将来性のある生徒を多く迎えたい」と期待を寄せる。 新入試は、8月6日に尼崎会場(申込期限7月31日)、
中央教育審議会(中教審)は20日、大学入試センター試験に代わる「達成度テスト(仮称)」のうち、一般入試の合否判定に活用される「発展レベル」の答申案を示した。大学生に必要な学力を「知識・技能を使える能力」と明記。教科の枠組みにとらわれず、思考力をはかる出題形式を新たに採用する。多面的な人物評価を通じたグローバル人材の育成が狙いだが、具体的な出題内容や評価基準などの制度設計は道半ばだ。新たな大学入
鈴木寛「混沌社会を生き抜くためのインテリジェンス」 インテリジェンスとは「国家安全保障にとって重要な、ある種のインフォメーションから、要求、収集、分析というプロセスを経て生産され、政策決定者に提供されるプロダクト」と定義されています。いまの日本社会を漫然と過ごしていると、マスメディアから流される情報の濁流に流されていってしまいます。本連載では既存のマスメディアが流す論点とは違う、鈴木寛氏独自の視点で考察された情報をお届けします。 バックナンバー一覧 国公立大学の二次試験が25、26日に行われました。今年は東京でも45年ぶりに積雪が25センチを超える大雪となり、私立大学を受験された方は本当に大変だったと思います。 早稲田大学などは、速やかに受験生のために再試験を決定され、さすがの対応でした。安堵された受験生も大勢いらっしゃったことでしょう。 こうしたことがあると、冬の入試を再考しようというこ
政府の教育再生実行会議が2013年10月31日に提出した第四次提言「高等学校教育と大学教育との接続・大学入学者選抜の在り方について」が、広範な社会的注目を集めたことは周知の通りである。提出に先立って毎日新聞が10月11日付朝刊において「国公立大 2次の学力試験廃止 面接や論文に 人物重視 教育再生会議検討」と報じたこと(*1)を一因として、かなり誤った形での注目や議論が広がっていることは憂慮すべきだ。 まず確認しておくべきは、上記の第四次提言では「2次の学力試験廃止」を謳っているわけではない。毎日新聞の記事は、下村文科相への単独インタビューに基づいたものであり、同日に開催された会見でも文科相は言葉を濁しているが、提言の本文には「各大学が個別に行う学力検査については、知識偏重の試験にならないよう積極的に改善を図る」との記載がある。文科相個人の意向がいかなるものであれ、提言自体は個々の大学が実
大学入試改革を検討している政府の教育再生実行会議(座長・鎌田薫早稲田大総長)は21日、大学入試センター試験を廃止し、新たに「達成度テスト(仮称)」の創設を提言する方針を固めた。 レベルや目的が異なる「基礎」と「発展」の2段階の試験を設け、いずれも高校在学中に複数回受験可能とすることを求める。近く安倍首相に提言し、文部科学相の諮問機関、中央教育審議会がテストの実施時期や運営体制などを検討。5年程度先をめどに導入される見通しだ。 実行会議では、センター試験を手直しした新テストと、高校生の基礎学力を把握する試験を別々に導入する方向で検討を進めてきた。これに対し、「高校生の負担になり、現場が混乱する」との異論があったため、「達成度テスト」として一本化し、大学入試のあり方を抜本的に見直すことにした。
日本の大学入試に関して抜本的な改革の論議が始まっているのはいいことだと思います。ただ、議論の中で「知識偏重を改めるべきだ」などという相変わらずのスローガンが出てきて「1点刻みのテスト」はダメだというような話が絡んでくるのは間違っています。 日本の大学入試は今でも十分に易しくなっており、特に少子化による実質的な競争倍率の低下を補うべく、「受験勉強」における知識吸収の質と量は「向上」を目指すのが当然であって、教育システム全体で「生ぬるく」するのは間違いだからです。グローバルな競争という意味でも、今の日本のカリキュラムより先へ進めておかないと留学してもレベル差に苦しむ可能性があります。知識偏重という「偏り」を是正するのはいいのですが、知識をレベルダウンさせてはダメです。 そうした前提を誤らないのであれば、面接などを導入して、ペーパーテストの成績だけで合否を決める現行制度を改めるというのは正しい方
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