ブックマーク / tomohiro358.hatenablog.com (57)

  • 笑わない日はもったいない - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    人はだんだん笑わなくなる シャンポールの言葉に 全ての日々の中で一番もったいないのは 笑わなかった日である とあります 人は仕事をするために生きているのではなく 何かを成し遂げるために生きているのではなく 幸福になる為に生きています 長男が2年生より青森の大学キャンパスに移り、現在保護のサークル活動をしていますが、里親になってくれる人と連絡を取る時「時々強烈ななまりで全く相手の言葉がわからないことがある」と困っていました 送られてきたYouTubeでみると当に津軽弁がわかりません 日には『陸の孤島』のような地区がいくつかあります あまり他の地域の人と接しないせいか、地域独自の言葉を古来より変える必要がない地域です 人の顔色をうかがったり、空気を読む必要なく生きていけます 「でもそういう地域の人たちは皆よく笑い幸せそう」とも言っていました www.youtube.com を届けに行く

    笑わない日はもったいない - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 教えるは「ほお~」と「へえ~」がポイント - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    企業の研修は学校の授業とは違う 採用企画部から教育企画部に異動し、新卒の教育・研修担当になり最初のデビュー戦は2週間の『新入社員入社研修』でした 初日から先輩社員に洗礼を浴びます 「学校の授業じゃないんだから」 テキスト・レジメを淡々と読むなということです 180人を前にして話をするとどうしても長きにわたり染みついている学生時代の集団教育のようになってしまいます 「入社したては真面目に一言一句聞くけれど、慣れてくるに従いインプットさせるのが大変になる」とアドバイスされます 社外講師や他部署の部課長の講義をよく観察していると、やはり話の上手い下手があります それ以降、テレビでもなんでも人の話し方をよく観察するようになりました 学生時代は入れる頭が評価され 社会人は出す頭が重要になってくる とある社外講師に言われ「なるほど」と感じます 「いくらいいことを言っても相手の頭にインプットされなければ

    教えるは「ほお~」と「へえ~」がポイント - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 言語化の大切さ - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    思考の90%以上は無意識 支店長になりたての頃『コーチング』は必修科目でした 他にも休みの日を利用して、講習料と交通費は会社が負担してくれるいくつかのスキルを身につける講習があり『心理カウンセリング』を資格が取れるまで受けさせてくれました 心理カウンセリングは心理学の知識を活用し積極的にアドバイスをするものというイメージでいましたが、実際は『傾聴』と『共感』で相手の話を聞くのが9割でした 「積極的に関わるコーチングとはえらく違う」と感じたのを覚えています 実は人間の思考の90%以上は無意識なんです 「気付いている」部分を顕在意識=意識 「気付いてない」「理解していない」部分を潜在意識=無意識 とすると90%以上は顕在意識ということです 人は皆「自分の中の何かに支配されている」といえます 心理カウンセリングは『潜在意識を顕在意識に上げていく作業』なのです はたから心理カウンセラーの働いている

    言語化の大切さ - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 「賃金交渉」が必要になる時代がくる? - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    人の7割が賃金交渉をしない 皆さんは会社に対して「賃上げ要求・交渉」をしたことがありますでしょうか? 私はありません 賃上げ交渉など労働組合任せでした 「この年俸では納得いかない!退団する」とか言っているスポーツ選手を冷ややかな目で見ていました 「そもそも日人は会社と賃金交渉をあまりしない」という調査結果があるそうです 「賃金上げろ!」なんか厚かましく、ずうずうしい行為に感じます リクルートワークス研究所が発表した「5カ国リレーション調査」によると、日人の労働者のうち賃金について 「要望する」が約3割 「要望しない」もしくは「わからない」が約7割 だそうです ちなみに海外(同調査ではアメリカ、フランス、デンマーク、中国)では 「要望する」が約7割 「要望しない」もしくは「わからない」が約3割とのこと 日人は世界的に見て「賃金交渉したがらない国民」だといえそうです 他国が成長を続け

    「賃金交渉」が必要になる時代がくる? - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 終身雇用と年功序列はなぜ生まれたか - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    企業都合で生まれた制度 戦後の日は「東洋の奇跡」と呼ばれるほどの経済復興を成し遂げました 「アメリカ人のような豊かな生活がしたい」 冷蔵庫・洗濯機・掃除機・テレビ・自動車・エアコンなどなかったものが大量に生産され、消費されていきます 当時、松下幸之助さんが「貧困をなくすため無尽蔵に家電生産をせねばならない」と語っているのを見ればわかるように『無尽蔵に物が作れた時代』が戦後の日でした 当時の経営者は「ほっておくと給料の高い会社に従業員が移ってしまう」と『労働力を囲いこむ方法』を求めていました ・学校を出た金の卵の確保=新卒一括採用 ・定年まで雇用する=終身雇用 ・給料は年齢に応じてあげていく=年功序列 ・定年まで在籍すれば多くのお金が入る=退職金制度 ・老後の安定を図る=年金制度 が作られます 「学生さん!うちに入社すれば定年まで面倒みますよ」 「社員さん!いればいるほどだんだん給料は上

    終身雇用と年功序列はなぜ生まれたか - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • この人が採用すると変な人ばかり - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    ある支店のスタッフの問題 私が初めて支店長になったのは新潟県の中越地方にある絶不調の支店でした 私の前もその前も支店長は業績が悪く降職でした 当時は長引く景気低迷で支店が増えるわけではなく、誰かが降職をしないと私たちのような若手は支店長にはなれませんでした 「堕ちてくる人を待つ」という何とも嫌な状況です 前任の支店長と引継ぎの時「前の支店長が採用したメンバーが当にひどい!当に苦労した」とぼやいていました 確かに人が多く辞めて、多く補充した時代です 新入社員時代の上司ドイツ軍のロンメル将軍の言葉である「与えられた環境で知恵を出して勤めよ」をよく聞かされてましたので「与えられたスタッフで文句を言わずに成果を出さなくては」とは思っていました が、現状「なんでこんな人採用したんだろう?」という人が多くいます もう何十年もいるメンバー5人は潜在能力は高かったと思いますが、ここ数年に採用したメン

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  • 恋愛強者は常に3割 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    20代の男性3人に1人が交際経験なし 「最近の若い男性は草化してきている」 とよく言われますが、IQの上昇と共に異性を求める能は弱くなってしまったのでしょうか? 20代の男女のアンケート調査では男性より女性のほうが今までお付き合いした恋人の数が多いようです 男性は今まで「交際経験がない」と答えた方がなんと全体の3割もいました 「草系男子」「絶男子」など恋愛に対して消極的なイメージの男性を指す言葉が次多く生まれてきたように、奥手の男性が多くなっているようです 仕事趣味、スキルアップするための勉強など全てに全力でぶつかっている場合、恋愛が後回しになってしまうこともあるかもしれません 「男性の50%・女性の25%は生涯未婚になる」と言われていますが、結婚願望はどうなのでしょうか? 結婚願望のある女性は6割以上 男性の約45%、女性は約65%が「結婚したい」と回答しています 「したくない

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  • 思考は陰性化する性質がある - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    5万5千回想い 5千回考える 私達は1日に6万回の想う・考えるを繰り返すそうです 多くは〈想う〉で〈考える〉は5000回ぐらいだと言われています 意外に人間は考える動物なんですね この〈考える〉の9割は陰性な思考のようです 過去は美化するのに、未来は暗く見るのはわからない闇である未来に対する防衛能からだと思います とはいえ、まだ起こってもいない未来に対して絶望したり、生きる気力を失ったりして精神的に病むのは大脳の発達しすぎた人間だけの困った性質と言えます 「これから大失業時代が来る」 「私達の老後は年金破綻する」 「いずれ中国の属国になる」 まだ起こってもいない未来を勝手に悲観するのは心が疲れると思います 『予測』と『悲観』は全く別物です ほっとくと思考はどんどん陰性化する傾向がありますので、陽性化する癖を創るのが人生100年時代の幸福な人生にするポイントだと思います 「いい人生だった」

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  • 心の境界線 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    人との距離間の変化 両親がいて祖父母がいて子供が結婚して3世代同居・・・これが家族の幸せなカタチと言われていました 私が生まれた時には4世代同居の8人家族でした もちろん今でも理想とする人は多いと思いますが、X世代辺りから変化してきているようです 「できれば親とは別の家に住みたい」 「結婚した子供とは別の家で良い」 双方とも「自律したら別々に住みたい」という考え方が強くなっています 就職と共に親元を離れる子供も多いです 関係が冷たくなったのではなく文化の成熟と共に『適切な距離感』が変化してきたのだと思います 昭和は「日的家族観」と言われるほど「家族は全員一緒に住むもの」という考えが強かったですが、昭和末期は経済的にも豊かになり自立した子供は一人暮らしを始める傾向が強くなってきました 子供のころから変わらず実家にいる中高年は「子供部屋おじさん」などと呼ぶ風潮にもなってきます 親・兄弟であろ

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  • 人生を狂わせる行動 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    新興宗教だけではない人生を狂わせるもの 連日、旧統一教会による献金問題で人生が狂わされた方々の報道が続いています 「日には神道も仏教もしっかり根付いているのに、なぜ新興宗教にはまるの?」と聞くと 「神道や仏教じゃ関わり方が淡泊過ぎて『もっとしがみつきたい』『もっとかまってほしい』という人にはまったく物足りないんだよ」と言われました ビジネス宗教を立ち上げた人たちは、世の中には一定数そのような人たちが存在するというマーケティングがしっかりできているのだと思います ドラッカーが言う通り 「企業の目的は顧客の想像」 「その為にはマーケティングとイノベーション」 の理論をしっかり実践しているなと感心させられる一面もあります 旧統一教会のように活動悪でなくとも人生を狂わせる仕組みはたくさんあります 複利の力の陰と陽 以前いた会社では支店長会議の後、丸1日コンプライアンス会議がありました そこで「世

    人生を狂わせる行動 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 仕事中毒脳と多趣味脳 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    仕事が全て」は昭和の話 私も営業部長時代までは「生活の中心に仕事をおけ」と言っていました 社会人になったころはモーレツに働く昭和入社が大半だったので「仕事人生のほとんどのウエイトを占める」と思っていました 「会社からの転勤辞令で全国どこでも行く」 「目標数字は絶対」 「家族の都合も実家の都合も二の次」 「有休は病気した時にとるもの」 周りがそんな姿勢なので新人だった私も当然それに染まります 「営業ノルマがこなせていない」と休日出勤する先輩社員を尊敬のまなざしで見ていました 日の企業は『会社が全て』という人ばかりだったように思います 「支店が目標数字を追い込んでる時に子供の運動会に行きたい?」と支店長に言われている先輩社員を見て、会社の仕事>家庭の行事なんだと摺り込まれます 前回に引き続き「脳」の話題ですが「仕事中心の脳」を継続した怖さを考えてみます 趣味が多い人は脳が老化しにくい 「

    仕事中毒脳と多趣味脳 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 今は使うべきでない貧しい時代の言葉 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    言葉は風化する 大学時代「儒教は国の立ち上げの時には大いに重要視されるが、国が栄えてくると必要とされなくなる」と教わったことがあります 明治時代の日でも儒教を非常に重んじていたようですが、次第にフェードアウトしていきました 秦も中国を統一すると『焚書坑儒』と儒教に関する書物はすべて焼き払い、儒学者を全員生き埋めにしています その時代では素晴らしい考えも、次の時代には必要のない考え方になることは歴史上多く見受けられます 同じ時代の中国の言葉でも良し悪しは別ですが「背水の陣」「左遷」「牛耳る」など、いまだによく使われている言葉もあります また『金言』と呼ばれる『いつの時代にも風化しない素晴らしい言葉』も多くあります 明治⇒大正⇒昭和⇒平成⇒令和と続いた日の近代でも『もう使うべきではない貧しい発想となった言葉』がいくつかあります 企業などでも「昭和入社が令和入社に言わない方がいい言葉」も多い

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  • 運のいい人を観察してみる - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    運のいいのは皆が望むこと 人は幸福を追求して生きてます それと連動して運のいいことを望みます 運がいいとは何も努力してないのにラッキーなことが起きるようなものだと捉えてる人も多いようです 運を良くしようと神社に行ったり、パワースポットに行ったり、ラッキーカラーを身につけたり、とにかく運を良くしようとする行動をとります スポーツでも、ビジネスでも、ギャンブルでも、とにかく勝負師と呼ばれる人たちは『独自の運気学』があるように感じます 営業時代、先輩の営業マンが福引で加湿器を当てた時「今月は大勝負をするのにこんなことに運気を使ってしまって!」と嘆いてました その後、突き指をして痛々しく包帯を巻いてましたが「これで運気がへこんだ!」と満足そうでした 運気には裁量があるようです 運は目に見えないものなのでわかりづらいですが、運がいい人を観察してみるとなんとなく実態がつかめます 運のいい人の共通点 幸

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  • 卒サラをシュミレーションしておく - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    具体的すぎる真実はなぜかバッシングされる 9月8日に放映されたNHKスペシャル“中流危機”を越えて「第1回 企業依存を抜け出せるか」は終身雇用は終わりこれからどう働くべきかを非常にわかりやすくまとめたドキュメンタリーだと思います かつて一億総中流と呼ばれた日で豊かさを体現した所得中間層がいま、危機に立たされており、世帯所得の中央値はこの25年で約130万円減少 月の給与が10万円以上減ったことになります その大きな要因が『企業依存システム』社員の生涯を企業が丸抱えする雇用慣行の限界であり、技術革新が進む世界の潮流に遅れ、稼げない企業・下がる所得・消費の減少という悪循環から脱却できずにいる 厳しさを増す中流の実態に迫り、解決策を模索する2回のわたるシリーズです 人事スタッフの間では「よくできてる!」と高評価ですが、他の部署の社員からは「見なきゃよかった」「ひどい内容だ」と評価が悪いようです

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  • 大きなショックの後に発生する5つの変化 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    いつも平和な日常ばかりではない 新潟県長岡市に住んでいた頃、中越大震災に会いました 新幹線が初めて脱線したあの地震です 飲み物もべ物もない 電気は消えて辺りは真っ暗 マンションは周りが陥没してしまって入れず 24時間の飲まずわずで、やっとべた塩むすびが「こんなに美味しいものか!」と感激したのを覚えています 1か月後にガスが開通しシャワーを浴びた時も感動しました 当たり前の日常が突然に壊され、一つ一つが元に戻りだすとその一つ一つに感動を覚えます 人には予期せぬショッキングな出来事が起こります その度に「気持ちの乱れ」「気持ちの落ち込み」「悲しみ」「怒り」などが発生します 以前「ご先祖様に守られている人の特徴」を聞いたことがあります 「必ず助けてくれる親切な人が周りにいる」「教えてくれる人がいる」など多くの項目がありますが、その中で「定期的に試練を与えるが、必ず乗り越えられる試練である」

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  • 世界のZ世代の就業の現状 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    屋 Z世代ビジネスはZ世代に 昭和の日人労働者を評してイギリス人は「ウサギ小屋の働き中毒」と言いました 粗末な家に住み、長時間労働をしている民族と見ていたようです バブル期の日は「24時間戦えますか?!」というCMが流れており、学生ながらこれが社会人の条件だと思っていました 私のようなⅩ世代が社会に出た頃、当然「最近の若い者は・・・」という目で見る大人がおり「新人類」などと言われる言葉も出来ました なにかと煙たがられる昭和入社ですが、帝国主義時代の親に育てられたせいか組織への忠誠心は強く、目標は貫徹する強さがあり超人のような人もいました 現代のような情報民主主義ではなかったので、昭和入社の社員は歴史の名著や偉人から生き方を学ぶ人が多く、社会人としての思想はしっかりしている人が多かったように思います Y世代・Z世代から見ると「頑固だ」「考え方が偏ってる」などと言われますが、良い方に

    世界のZ世代の就業の現状 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 共感力の重要性 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    子供はまだ共感力がない 新入社員時代に営業に配属された時、先輩のTOPクラスの営業マンが「人に興味のない奴はむいてない」と力説していました 当時はピンとこない言葉でしたが、教育企画部に移り新入社員教育をするようになるとよくわかります 『共感力が強い人間は顧客が創りやすい』ので営業成績がやはりいいのです 大学を出た頃の20代前半は共感力にかなりの個人差があります そもそも子供の頃は誰でも共感力が弱いです いじめなども相手の痛みを理解する共感力が希薄で、面白い・楽しいが勝ってしまう故にエスカレートしがちです 賢い子は早くから強い共感力を持ち合わせていたりしますが、大概は少しづつ身につけていきます 「親の心子知らず」などと言われる所以です 怖いのはほぼ大人と体力や腕力が同じになる年代で、特に男の子の場合は『腕力は強いが人の気持ちはわからない』という時期が続きます 受験やスポーツなどで長く高い目標

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  • 障害者雇用を考える - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    ファンケルスマイルの素晴らしさ 前回、日理科学工業の障害者雇用の話をしましたが障害者雇用に素晴らしい姿勢の会社は多く存在します 法政大学大学院教授の坂光司さんは横浜にある株式会社ファンケルスマイルも紹介しています 化粧品や健康品の通販会社ファンケルの特例子会社です ファンケルが上場をした時に「自己資比率も高くなったし、上場できたのは地域社会のお陰だから地域社会に貢献しよう」と相談し、どのような貢献がいいか話し合ったそうです 多くの社員が「私達の周りには障害を持った方が多くいますので、その人たちを幸せにできるようなことをしたらどうでしょうか?」と言ったそうです 『障害者の雇用を通じて彼らの自立を支援しよう』というのがファンケルスマイルの社員の発想でした 『障害者を守る』ではなく『障害者の自立を支援する』という姿勢です ファンケルスマイルの障害者雇用率は90%ですから並みの社会貢献では

    障害者雇用を考える - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 日本理科学工業に学ぶ働く意味 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    シンプルに働くを考える 「働くを考える」と言ってもテーマの幅が広いですよね 「テクノロジーの進化で仕事が変化していく社会に対応する」 「人生が100年に伸びてライフプランを見直す」 「少子高齢化社会を考える」 「終身雇用からジョブ型雇用に変わっていく労働市場を考える」 などなど議論は尽きないです 資主義を熟知した人達からすると ①労働市場に自分という労働資産を投入して収入を得る ②金融市場で金融資産に投資して収益を得る ③不動産市場に不動産投資して収益を得る ④権利資産(特許・印税・YouTubeなど)で収益を得る の中の①という考え方になりますが、一般庶民の私達は『生きるために労働して賃金を得る』というのが大多数だと思います その考え方を核として「高賃金」「社会貢献」「安定した雇用」など人それぞれの価値観が加わっていきます 「最近の若者は働く情熱が弱い」などとも言いますが、イタリアでも

    日本理科学工業に学ぶ働く意味 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • Ⅹ世代のうつ病の恐ろしさ - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    50代でのうつ病は再起が難しい 友人が同級生の精神科医の先生に『50代でうつ病になり重くなったらそのまま死んでしまいますよ』とショッキングなことを言われたようです ここのところⅩ世代のうつ病予備軍が増えているそうです Ⅹ世代は1965年~1980年生まれの人たちであり、年齢的には、40代前半から50代後半を迎える方が該当し、Y世代やZ世代に比べて経済力があり消費活動の中心を担う年代であると共に企業内でも重要なポストにいる場合が多いです 世界的には「Generation X」との呼び方が一般的ですが、X世代には「バブル世代」や「団塊ジュニア世代」「就職氷河期世代」など、大きな社会の変化を経験した世代が含まれてます 子供の頃は豊かになった日で生きますが、多数はバブルが崩壊した後に社会人になり低迷し続ける日経済の中で働き続けた世代です 季節で言えば晩秋から真冬を生きてきたことになりますが、上

    Ⅹ世代のうつ病の恐ろしさ - 人事からみた採用とキャリアアップの実情