ブックマーク / tomohiro358.hatenablog.com (57)

  • ポジティブ思考とメタ認知 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    ポジティブがいい?? 私達は「ネガティブよりポジティブの方がいい」となんとなくわかっています 「何かあった時、うじうじ考えてるより明るく前に進む方がいい」 「会社が悪い!政府が悪い!社会が悪い!など周りのせいにせず、自分で考えて動いた方がいい」 という姿勢は極めて正しいのはわかります 私の同期が「世の中は前向きにとらえた方がいいとはわかっているが、後ろ向きにしかとらえられない」とよく口にしていました 南米やアフリカの人はセロトニンが多く楽観的で、欧米人も楽観的な人が多いが、東アジアは7割がセロトニンが少ない人々で不安症といいます たしかにまだマスクを取らない人の方が多いです 東アジアでも日人は8割以上の人がセロトニンがSS型と少ない不安症だらけの国です 自殺者が多いのはマイナスですが、作る製品が壊れにくく、接客をすれば『おもてなし』などと世界に評価されています 「クレームが来たらどうしよ

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  • 生活の中にある光と闇 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    生活には光と闇がある 『母という呪縛・娘という牢獄 』という齊藤 彩さん著のがあります 受験をめぐる娘による母親殺害の事件の記録です 娘のあかりさんは幼少期から学業優秀で中高一貫の進学校に通っていたが、母・妙子さんに超難関の国立大医学部への進学を強要され、なんと9年にわたって浪人生活を送っていますから、10代で大学受験を始めた娘さんは30代手前になっています 9浪って、どのくらいの苦労なのか想像もつきません 現実の自分の偏差値は58(国立大の偏差値は同じ数字でも私立よりだいぶ高いです) 実際の国立大医学部の偏差値は68 この差の10をお仕置きだと棒で叩かれたと言います 20代中盤まで風呂にも一緒に入るほど濃密な関係だった母娘ですが、あまりの母の厳しさが娘に殺害を決断させるに至ります 母を殺した娘はツイッターに「モンスターを倒した!これで一安心だ!」とツイートしています 当然誰も気が付きま

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  • 陽方向にばかり着目し陰方向は見たがらない - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    東洋哲学は素晴らしい 私がよく使う言葉に道教思想からくる『一極二元論』があります 『一極二元論』とは「ひとつの極は陰陽二方向に進む」という考えです 人類は「飢えのない社会」の仕組みを創り続け「病気の治療法」に取り組み続けました 健康・長寿という陽方向にひたすら邁進するのが人間です 結果、長寿社会からくる年金・医療・介護などの問題が発生してきます 陽方向に進んだ分、陰方向にも進んでいるのですが、懸命に治療法に挑んでいる時には「この病気が治せるようになると長寿になり年金が破綻しかねない」とは考えません この陰陽のバランスをとるのが政(まつりごと)=政治 と言われ、私たち庶民が考えない陰方向の分析・対策をしっかりしてくれる政を司る賢い人たちになります 日は飲業への参入障壁が低く、結果「種類が多い」「美味しい」「安い」文化を築きましたが、太りすぎにも悩まされています 美味しいものをべたい

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  • 光ある所に影があり - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    この世は陰と陽で出来ている 東洋には古来より『陰陽説』という思想があります どこの地域のどの民族が言い出したのかさえ定かでない非常に古い思想です 冬の寒さがあるから春の暖かさを感じることができ、夏の暑さを感じたから秋の涼しさを感じることができます 暗いがあるから明るいがある 重いがあるから軽いがある 広いがあるから狭いがある 大きいがあるから小さいがある そして陰と陽でこの世は出来ているとも言えます 陰陽説は全ての事象はそれだけが単独で存在するのではなく「陰」と「陽」という相反する形で存在し、それぞれが消長をくりかえすという思想です 光と影 天と地 善と悪 吉と凶 動と静 男と女 昼と夜 雨季と乾季 など数えきれないほどあります 辛い思いをしたからこそ、いつもは当たり前と思っていた日常に幸福を感じたりします 『辛』に一つ加えれば『幸』となるように、「辛い」があるからこそ「幸せ」があります

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  • 脳の若返りは可能 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    増え続ける高齢者 先日確定申告に行ってきました ラインで予約を取っているにもかかわらず1時間以上待たされるので、予約なし来場はかなり待たされると思います 待たされて怒っている人もチラホラいるし、税務署の若い職員相手にキレてる人もいたりします 確かにお役所仕事は四角四面で「面倒くさいな」と感じることも多いですが、たかだか年に一度の事務的な手続きです 若いながらも税務署の職員は聡明で丁寧に対応してますが「あんたは俺たちの税金で給料もらってんだろ」「インボイス制度?また面倒なこと始めやがって」「責任者呼べ」など言ってはいけない言葉を発する人もいます キレる老人は社会現象になりつつあります 担当してくれた若い税務署職員に「これからは少子高齢化でああいう人増えるね」というと、苦笑いしながらうなずいていました 周りに合わせようとせず頑固な老人 人の話が理解できずキレる老人 にはなりたくないものですね

    脳の若返りは可能 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 就職観の変化 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    就職観はどう変わったか とある社労士が講義で 「これからは終身雇用は終わりジョブ型雇用になります」 「仕事は出来ては消えていきますので、そのつど学び直して新しい仕事に移っていくことになります」 「寿命も延びるので年金も後ろ倒しになり80歳までは働くことになります」 と説明すると「私の子供たちはかわいそう」と泣き出してしまった母親がいたそうです 泣きださないまでも「これからの若者はかわいそうだ」という声はよく聞きます 人は自分が生きてきた環境で未来を計るので無理もありませんが、これからの世代は変化する環境の中で思考を形成していきます 終身雇用の頃の価値観は『安定して長く働けること』でした 高度成長期の日社会はとにかく労働力を必要としていたので「若いうちから囲い込んでしまえ」と新卒一括採用がスタンダードになります とにかく長期に囲い込むために終身雇用制度で「ずっといてくださいね」 年功序列制

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  • サイコパスを採用してしまったら - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    サイコパスで苦労した経験 以前サイコパスを採用してしまい痛い目にあったことを語ったことがあります 経理課長から「某支店のみ採用費が異常」と注意されたことから始まりました とにかく人がよく辞めるようになります そのサイコパス支店長は私が以前いた会社から引き抜いた人物ですが、営業数字の良さは知ってましたが面識はあまりありませんでした 会社には年に4回の『自己申告書』という人から社長に直接送る目安箱的なものがありましたが、総務の女子社員が異変を感じてその支店のみ各社員の自宅に直送するようになります 来は上長も目を通す必要のないものですが、そこの支店のみ「支店長チェックが必要になった」と勝手にルール変更をしていたようです 総務でもその支店の社員から送られてくる自己申告書が妙に優等生的な内容であることに違和感を覚えていたようです tomohiro358.hatenablog.com tomohi

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  • これから社会に出るZ世代へー3 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    自分中心ではやっていけない 2回でまとめるつもりが3回になってしまいました 新入社員の教育は「知識」「やり方」「考え方」の大きく3つのカテゴリーがありますが、今回は考え方の一部をまとめたものです あくまでも個人的なものです 13.自分を大切にする 「われ窓の理論」というものがあります われた窓を放置しておくと、また窓が割られたり器物が破壊されたりするというものです 皆さんは友人の部屋に遊びに行ったとき、非常にきれいに整頓されてある部屋では「汚してはいけない」と感じるはずです 人も同じで『自分を大切にしている人は傷つけたり、汚したり、粗末に扱ったりしにくい』ものです 令和の時代、組織の犠牲になるような働き方は美徳ではありません 「会社の犠牲になって生きろ!」という姿勢の企業では令和の時代は生き残れないと思います 自分を大切にするということは非常に大切な行動です 14.老害は年齢ではない 老害

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  • これから社会に出るZ世代へー2 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    60・20社会を生きる 新入社員入社研修の準備が始まりましたが、社会に出るに辺り毎年研修で伝えていることを書き綴っていきたいと思います あくまでも個人的な考え方です 7.経験のないことは上手くいかない 全く初めてやったスポーツ、初めて触った楽器・・・最初は上手くできません 人は経験が全くないことは上手くできずに失敗します もうこれは会社に20年いようが40年いるベテランだろうが皆、初めてのことは上手くできません まして昨日今日入社した新入社員であれば、失敗、失敗、失敗です 日人は世界一セロトニンが少ない民族で不安症なので『失敗を非常に嫌がる』気質なのです 「チャレンジしなければ生まれてきた意味がない」という考え方の他の民族と違い「失敗しなかったことが満足」な民族なのです 挑戦することの大切さは頭ではよくわかっていても「失敗したらどうしよう」がいつも頭の片隅にあります どの組織も「新人の失

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  • これから社会に出るZ世代へー1 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    入社研修で伝えてきたこと 新卒で社会に出る人はいよいよカウントダウンですね 入社手続きを行う人事担当者や教育研修担当者は準備に追われる頃です 新入社員の研修を長年やっていると、年々伝えたいことが多くなりますが、日は絞って私なりに知っておいてほしいことを書き綴ってみます あくまでも個人的なものです 1.世界は少しづつ良くなっている 報道やSNSなどを見ていると「世界はどんどん悪くなっている」ように感じる人もいるかもしれませんが、実際は世界はどんどん良くなっています 飛行機が無事に米国についたなどはニュースになりませんが堕ちればニュースになります 報道は基的に不幸な事故・事件を発信します ニュース番組を見続けると「世界はどんどん悪くなっている」ように感じてしまいますが錯覚です SNSでも「日は終わり」「この業界はオワコン」などと発信する人が多いですが、基的に人間は過去を美化して未来を不

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  • 働かなくてもいい時代は来る? - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    ケインズの予測はどうなったのか? 今から100年前の1930年、経済学者のケインズが「100年後には働かなくていい社会になる」予想していました ケインズによると2030年の人類は労働から解放されているはずです 「1日に3時間も働けば生活に必要なものは得ることができるようになるだろう 」とも言っています 残念ながら現在3時間どころかその3~4倍は働いています 2030年は経済問題が解決され「働かなくてもよくなる」というケインズの予測は間違っているのでしょうか・・・ 19世紀に比べたら労働時間は6~7割短くなりました 米コンサルティング大手のマッキンゼーが描く予想図は『AIやロボットによる代替が進み、世界の労働者の3割にあたる最大8億人の仕事が失われる』と予測しています こちらは働きたくても働けなくなる未来です AIやマシンに仕事が奪われても新たに生まれる仕事の方が多いので、もう人類はリスキニ

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  • Z世代育成はコーチングより心理カウンセリング対応 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    時代とともに変わる育成方法 新入社員が入社してから1年は様々なカウンセリングをしてフォローしていきます 社会のリズムにも慣れ、年明けはほとんどがフォローも不要になってきます と安堵しているのもつかの間、4月には次の新入社員がどっと入ってきます 「もう2年目にはかまっていられない」というのが教育・研修担当者の音だと思います 教育はエディケーション=こちらから一方的に発信するとラーニング=自ら考えるの2立てになります 昭和の高度成長期の時代に研修担当した方は「当時の教育は3柱で今ではNGの内容だった」と言います 強育・・・とにかく精神的にも体力的にも強い人材にする 狭育・・・企業倫理のみの狭い考え方にする 狂育・・・長時間労働は美徳、何が何でもノルマ達成など 当時は理想でも今の時代には合わない教育をしていますので、Z世代では受け入れがたい育成方法です 新入社員教育も時代とともに変化してい

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  • 少子化と都市化 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    大都市は若者を引き付ける 2050年には世界人口は100億人に届きそうですが、人口減に悩む国もあります 多産多死⇒多産少死⇒少産少死⇒少産多死 というように国の人口は変化すると言われています アフリカは多産多死から多産少死に移ろうとしており、平均年齢は19歳と若いですね 対して日は昭和後期の多産少死から平成の少産少死、令和後期は少産多死のはいると言われています 2026年 認知症の高齢者は700万人を突破 2027年 輸血用の血液が足りなくなる 2039年 死亡者が増え火葬場不足になる 2040年 全国自治体の半分が消滅する と言われています とにかく人口減少は国力を弱らせる大問題ですが、先進国は移民を大量に受け入れるアメリカ以外は少子高齢化になっています 移民を受け入れて人口増のアメリカも、現在の白人63%の社会が2050年には白人29%で、ヒスパニック系が半分を占める国になります 日

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  • 失敗しないことが満足 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    人は不安症 世界人類の多くは成功するために仕事をしていますが、不安気質の多い日人は少し違うようです 日人は『失敗しないことが満足』で「チャレンジしろ!」といくら言ってもなかなか行動には移しません 「いろはにほへと」の最初の「い」は「犬も歩けば棒に当たる」です 「動くから痛い目に合うんだ!じっとしているのが一番」と言う解釈なのか 「動けば俊敏な犬さえも棒にあたることがある!棒にあたることを恐れずに動くべきだ!」と言う解釈なのか、どちらか考えてしまいます 失敗を恐れる日人の仕事ぶりは正確無比で世界を驚かせます 日製品は壊れず長持ちです あれだけの数で、あれだけの乗客を乗せている1周約1時間の山手線の1番早い電車と1番遅い電車の差は、なんと15秒です 失敗を恐れる日人の気質は『正確な仕事ぶり』と言う良い面と『チャレンジしない』という悪い面を含んでいます チャレンジしない人生

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  • 意欲と能力 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    4つのランク 高校生の時の担任が受験に対しての指導の時に「人には4つのランクがある」と言いました 一番は ⇒頭のいい奴が努力すること 二番目は⇒頭は良くないが良く努力する奴 三番目は⇒頭はいいが努力しない奴 四番目は⇒頭も良くないし努力もしない奴 と言い、素直に腹に堕ちました 「努力次第で成果は変わる」は学生には正しい助言だと思います 中高生の時は、やる気・根気・努力・忍耐力などは高く評価されるべき年代です 教師も『意識高い系人間』にすべく様々なことを言ってきます 妙に賢くて博識である人間より、目標に向かって一直線である多少単純なタイプの方が教師も成果を出させやすいです 「ダメな部分は努力で補う!」は学生にはあるべき姿だと思います モルトケの法則 プロイセン参謀総長を務め、対デンマーク戦争・普墺戦争・普仏戦争を勝利に導き、ドイツ統一に貢献した『近代ドイツ陸軍の父』と呼ばれるヘルムート・カー

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  • サラリーマンは視野が狭い方がいい? - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    競走馬の早さ 競走馬にはブリンカー(遮眼革)というマスクのようなものが装着されています ブリンカーを用いて視野を制御し、馬群を気にすることなくレースに集中するようにしています 視野を狭くすることによりゴールまで速く走れるのだと言います 私は最初が採用企画部で新卒の大学生の採用の仕事でしたので、先輩社員は「よくを読め」「毎朝新聞は読んで来い」と言われ「視野は常に広く持て」と言われていました 同じことは営業企画部の時にも言われておりました 営業に配属された時に営業成績の良い先輩に「サラリーマンは視野の狭い方がいい成績を残しやすい」と言われます 「余計なものは見ない・考えない!一つの仕事に集中しろ」ということのようです 前回視野が狭いと運気を落とすと述べたのとは矛盾するかもしれません tomohiro358.hatenablog.com 企画・採用・教育・マーケティングなどの仕事は視野が広い方

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  • 今年こそ陽の言葉で満ちた年に - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    人の心は陰も陽も生み出す 新年あけましておめでとうございます あっという間に1年が終わる年齢になってきました 東洋の60干支は年ごとに陽の干支、陰の干支と交互に続いていきますが『陽干支は海外の事情に政治が引っ張られる』『陰干支は国内の事情に政治が引っ張られがち』などと言われています 3年前は陽干支でコロナウイルスの世界的感染で海外事情に引っ張られ 2年前は陰干支で東京オリンピックや国内の感染対策で国内事情に引っ張られ 昨年は陽干支でウクライナ情勢やワールドカップ北朝鮮のミサイルの報道が多かったです 今年は陰干支なのでどちらかというと国内情勢に政治が引っ張られる年になりそうです どちらにしろ国家がどうあれ、人の心は常に幸福に向かっています 人の心はほっておくと陰の氣の方を多く発生しがちというので、意識して陽の氣・陽の思考・陽の発信をしていきたいですね これで3年続けて1月1日は同じことを言

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  • 人生後半は「好きな事」にシフトする - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    「好き」より「稼ぐ」が優先される 赤ちゃんは『無の強』と言われています まったく何もできないのに周りの大人を動かして要求をかなえる、ある意味強者ということのようです 言葉がわかりはじめると親の都合を少しづつ押し付けられ、やりたいことを自由にやることが制限され始めます 「自由を奪う」というより、これがないと社会生活ができません 学校に行きだすと『知識の習得』と『集団行動』が好き嫌いに関わらず強要されます 同じくこれがないと社会生活が困難になります 「好きな事だけして生きてはいけない」ということも理解し始めます 好きなスポーツだけして生きていく 好きな音楽だけで生きていく 好きな絵を描き続けて生きていく という生き方ができるのはほんの一握りの人だけということも理解しだします 学習期が終わったら『生きる為にお金を稼ぐ=自立する』ことを意識しながら生きています 稼ぐためには、経営者・お客様の都合に

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  • 各年代層が抱えた問題 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    世代の空白 国家の指導者も間違った方向に国を導く場合もあります どこの国にも黒歴史はあり、国民は忘れていません ナチスのユダヤ人虐殺は歴史で習いますが、1975年のカンボジアに誕生したポル・ポト政権の国民の大領虐殺はナチスの比ではないにもかかわらず歴史では意外に教わりません 当時のカンボジアの人口780万人のうち4分の1にあたる200万人がわずか4年間に虐殺されます 歴史上の人物でポルポトほど明確に「サイコパスだ!」と言い切れる人物はいません 原始共産主義という「原始時代の暮らしに戻そう」というポルポト政権の方針は知識層を絶滅させます 教師や弁護士、博士や研究者だけでなく「を持って歩いていた」「メガネをかけていて勉強していそう」なだけで処刑していました 原始時代に戻すのだから都市は必要なく、都市の住民を農村に移住させ農業の重労働を課します ポル・ポト政権はわずか3年8ヶ月で崩壊します カ

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  • 人と比べることの無意味さ - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    比べなければ不幸は感じない 「不幸の元は人と比べるから発生する」と言います そもそも無人島で独りだったら、自分が背が低いのか高いのか、足が速いのかどうか、計算が早いのかどうか、字が上手いのか下手なのかわかりません 比較する対象が無いからです 「貴方は幸福ですか?」と聞かれてもその時の気分もあるし、不幸を強調したがる悲劇のヒロインぶる人もいるし、逆に「私はこんなに幸せ」とアピールしたがる人もいるので『幸福度ランキング』などは無意味のような気がします 幸福・不幸は感じるものであって、明確な基準があるわけではありません 数値化できないものは比べようがないと思います 比べるなと言われても社会は競争の原理で動いているので、小学生くらいから「人と比べて・・・」という場面が多くなります 「テストの点が」 「走る速さが」 「ルールを守れる」 など何かにつけて「ここは自分は優れる」「ここは平均」「ここは劣る

    人と比べることの無意味さ - 人事からみた採用とキャリアアップの実情