外務省の第2国際情報官室の男性職員(47)が今月20日、千葉県茂原市内で死亡していたことが25日、同省や千葉県警などへの取材で分かった。同県警によると、自殺の可能性があるという。 政府関係者によると、職員は新聞で報道された中国の北朝鮮への軍事車両輸出に関する情報の取り扱いをめぐり、外務省から事情聴取されていたとみられる。 外務省によると、職員は今年4月、海上保安庁から同省に出向していた。外務省は「勤務態度に問題はなかった。そのほかのことについては、プライバシーの問題があるのでコメントできない」などと説明している。