2015年2月、韓Samsung Electronicsがフラッグシップモデル「Galaxy S6」「Galaxy S6 Edge」を発表した。4月10日から世界20カ国で発売され、日本でもNTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの3社が夏モデルとして販売している。 ある調査によるとSamsungが2014年に出荷したスマートフォンはおよそ3億2千万台で、まさに世界最大級スマートフォンメーカーである。台数もさることながら、スマートフォンに搭載されるメモリや有機ELパネルでも同社のシェアは世界一だ。特にメモリは他社の製品でも広く使用されており、同社を支える屋台骨の1つとなっている。 そのGalaxy S6 edge(グローバルモデルのSM-G9250)を分解・調査し、新しくなったところ、変わったところ、世界が注目する新技術、そして今後のトレンドと日本企業との関係を考察した。