話題沸騰中のチャットボット「ChatGPT(チャットGPT)」など、AI(人工知能)ブームが世界を席巻している。その一方で、AI領域で最近生まれた、ある職種の雇用市場が急拡大していることはあまり知られていない。この職に就けば年収33万5000ドル(約4500万円)も夢でなく、コンピューター工学の学位がなくてもなることができる。 同職種は「プロンプトエンジニア」と呼ばれ、AIをうまく操って良い結果を引き出すのが主な仕事だ。具体的には生成AIへのプロンプト(指示文)を工夫することで、AIが出力するコンテンツの質を改善させる。ほかに、AI活用の社内研修の支援も行う。 グーグル親会社のアルファベットやオープンAI、メタ・プラットフォームズなどは大規模言語モデル(LLM)と呼ばれるAI言語システムを開発し、その数は10を超えた。AI言語技術は実験段階から実用段階へと飛躍的に進展。現在、マイクロソフト
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