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ブックマーク / chikawatanabe.com (23)

  • 西洋式バスタブの入り方

    私は、高校生の頃、AFSという団体のプログラムでオーストラリアに1年ホームステイしたのだが、その時、最初に合宿があった。世界各国からの留学生が1週間ほど一緒に暮らす。そこで「お風呂の入り方」というレクチャーがあって、かなり驚いた。 まず、壇上に当にバスタブを設置、ビキニ海パンを履いたボランティアの男性が登場。おお〜。 しかし、驚きはここから。「えええ、そんな入り方するの?」と非常にびっくり。いまだに覚えているくらい(当時は)驚いたわけです。多分トラブルが多発したので念入りなレクチャーがあったのだと思うのだが、「体の洗い方」「髪の毛の洗い方」「体の拭き方」など、微に入り細を穿った内容であった。 して、21世紀の今日に至っても、日のフォーラムなどを見ると「欧米人がどうやって風呂に入っているか」について実は良くわかっていない人が多いようなので、以下微に入り細を穿って説明します。多分、100人

    西洋式バスタブの入り方
    mmddkk
    mmddkk 2013/01/15
    「湯を底の方3分の1くらいためる→服を脱いでずばっと入る→好みの洗浄剤を用いてバスタブの中の湯で体と頭を洗う→そのまま流したりせずに立ち上がってバスタオルで体を拭いて出る」
  • シリコンバレー停電事情

    シリコンバレーでは停電は突然やってくる。しかも頻繁にやってくる。特に何のイベントがなくても時折停電になるのだが、過去10年ほどの間に特にひどい停電が2度ほどあった。 まず2001年。これはEnronのせいで電力需給が狂って、カリフォルニア州丸ごと電力不足になったので。このときは計画停電で、地域ごとに停電させていく方式だったのだが、計画の内容は知らされず。 停電になるのはわかるが、何時からかはわからない。 料理をしようといろいろ切ったりした後、鍋を電気コンロにかけたところで「ばちーん」と停電、舌打ちして外出、電気のついているレストランを求めてさまよう、というような毎日であった。(もちろん、停電に巻き込まれた病院などは大変だった模様。) ちなみに、輪番停電は英語ではrolling blackoutといいます。 さらに、確か2006年の夏には、猛暑で電信柱の上のトランスフォーマーが故障しまくり、

    シリコンバレー停電事情
    mmddkk
    mmddkk 2011/03/23
    アメリカでは停電時の信号の対応として4-way stopといルールがある。「全方向「止まれ」のある交差点では、一旦停止の上、先にきた車から進入、複数の車が同時にきた場合は右側の車を優先する」
  • 国際人として必要な教養とは(IT業界版)

    よく「国際エリートは教養が必要だ」、「日歴史文化をよく知らずして国際人になれない」みたいなことを目にする。 ちょっと聞くと、そりゃそうだ、という気がするが、ホンマかいな。 が、しかし「国際エリート」というのがなんなのかよくわからないので、私の身の回りの観察に基づき、「シリコンバレー的インターナショナルなIT業界」で必要な教養知識は何かを考えてみた。 教養いらないかも すみません、そもそもの前提が崩れちゃうんですが。IT業界においては、仕事以外のこと何も知らなくても別に問題ない気がする。 「国際人として必要な教養」というのは、 「それがあることによって尊敬され、人間関係が構築しやすくなり、そしてそのネットワークを元に仕事の場で活躍できる」 みたいなニュアンスがありやなしや。 しかし、シリコンバレー的な世界においては、「仕事以外の教養が深いことにより尊敬を集める」ということがあまりないの

    国際人として必要な教養とは(IT業界版)
    mmddkk
    mmddkk 2011/02/10
    シリコンバレーにはスノッブな教養は不要とのこと。
  • アメリカ病院豆知識:urgent careとemergency roomの違い

    今日Twitterで「urgent careでだんなが出てくるのを待ってる。1時間もたつのに出てこない」と書いたら、いろいろな人から「大丈夫~?」と心配していただいたのだが、いえ、単にせきがひどい、というただそれだけの理由でした。ご心配おかけしました。 で、「あ、もしかしたらemergency roomにいると思っている人もいるのでは」、とちょっと心配になったので、一言解説です。 アメリカで急に具合が悪くなって初めてお医者にかかる、という場合、どこに行ってよいかわからず困る人も多いと思いますが、その場合もこのurgent careが役に立ちます。 emergency roomは略称ERで、同名の人気ドラマの舞台にもなったもの。(もうドラマはシリーズ終了しちゃいましたが。) イメージ的には、救急車で死にそうなけが人が運び込まれてきて、待ち構える医師等が大勢よってたかって救命する、、、という感

    アメリカ病院豆知識:urgent careとemergency roomの違い
  • なぜ日本経済が諸悪の根源のアメリカより痛い思いをしているのか

    最近日に行くと、なんだかすごく暗い。一方、震源地のアメリカは意外に元気。ニューヨークに行ったら「この世の終わり」みたいな顔をした人がぞろぞろ歩いているのかもしれないのだが、それ以外は別に・・・・。いや、もちろん大変なんですが、日のような暗さは全然ない。 「何事も悪くとりがちな日の国民性と、能天気なアメリカの国民性の違いがでてるなぁ」 と思っていたのだが、そうじゃなくて、当に日の方が悪いんですね、びっくり、というのがEconomistの冒頭のグラフが載った記事。工業生産の対前年比です。 日は、金融も企業も欧米ほど財務体質的に痛んでないし、消費者のバランスシートも健全なのに、近年にない最悪の落ち込みなのは、輸出依存で内需が弱いから、そしてそれは政治がぼろぼろだから、という記事でございます。 「国家財政が借金に喘いでいるのはわかるが、金利は低いし、どうせ日国内から借りてるだけなんだ

    なぜ日本経済が諸悪の根源のアメリカより痛い思いをしているのか
    mmddkk
    mmddkk 2009/02/03
    「金利は低いし、どうせ日本国内から借りてるだけなんだから、もっとがんがん使えばいいのに」「無人工場など(中略)がいくら増えても労働者が増えない→一般家庭の収入が増えない→内需拡大につながらない」
  • 命をかけて病院に行く人々

    今朝の新聞に、「病院の救急受付がいかに危険か」という記事が載っていた。 シリコンバレーはSan JoseにValley Medical Centerという公立病院があるのだが、そこの救急受付にはガラスのシールドがある。患者と病院の受付の人との間が強化ガラスで仕切ってあって、怒り狂った患者から病院職員を守っているのであった。で、このガラスを取り外そう、という案があり、受付で働く人から「身の危険が!」とクレームがあがっている、と言う記事だ。強化ガラスの厳重な仕切りっぷりはリンク先の写真を見てください。 なんでこんなことが起こるかと言うと: アメリカ国民3億人中、4700万人が無保険。生活保護を受けるほど貧困だと公的保険があるので、無保険はいわゆる「ワーキングプア」の人たち。 そういう人たちは、当に具合が悪くなったらやむなく公立病院の救急へ行く。基的に救急はどこの病院でも患者を拒否しては行け

    命をかけて病院に行く人々
    mmddkk
    mmddkk 2009/01/29
    「公立病院の救急の待ち時間は8時間とか、そういうとてつもない長さ」「アメリカで無保険の人を病院が見た場合、料金を支払ってもらえる割合は10−20%」「保険がある人でも(中略)50%」
  • Real Education続きーさらに身も蓋もない話

    昨日のエントリーに 「学力とマネジメント能力の相関もデータがあるのか」 という質問があって、答えると長いので別エントリーにします。というか、ひたすら、そういう「きっと出るであろう反論」を予想してそれを先回りして答えまくる、というのがこのなので、疑わしーと思う人は是非オリジナルを読んでね。 まず人間の能力を7つに分解(これは、1983年にHoward Gardnerが編み出した分類を使用。) 身体運動知能 Bodily-kinesthetic intelligence 音楽知能 Musical intelligence 対人知能 Interpersonal intelligence 内知能 Intrapersonal intelligence 空間知能 Spatial intelligence 論理数学知能 Logical-mathematical intelligence 言語知能 Li

    Real Education続きーさらに身も蓋もない話
    mmddkk
    mmddkk 2009/01/14
    IQについての確かに身も蓋もない話。
  • 書評:Real Education-人口の半分は平均以下

    アメリカの学校教育のあり方についてのなのだが、もう「それを言ったらおしまいよ」的身も蓋もないデータの羅列。「がんばれば必ずできる!」と何でもかんでも褒め殺すアメリカ的には呆然、って感じですが。でも結論は至極まともです。 著者曰く、書のメッセージは4つの真実で、それは「能力には差がある」「子供の半分は平均以下」(アメリカ的にはタブー発言!!)「大学進学率は高すぎる」「アメリカの将来は学力の高い子供をいかに教育するかにかかっている」と。 笑ったのは2章。 「ノンフィクションの、しかも公共政策に関するの第二章まで読み進んだということは、あなたの学力(academic ability)はまず平均より上。」 と断言した上で、 「そんなあなたは、きっと小さい頃から勉強ができる人が集まる学校に行き、ホントに勉強ができない人を多分見たことがない。だから『勉強ができない』子供がどれほど勉強ができないか

    書評:Real Education-人口の半分は平均以下
    mmddkk
    mmddkk 2009/01/13
    IQ話はともかく、マネジメントか電気工かという話はまあそうかなと。
  • ホームオフィスで働くアメリカ声優のマーケットプレース

    ご無沙汰しておりましたが、久しぶりのエントリーです。しばし休んで気付いたのですが、毎日せっせと書いても、2週間書かなくても、アクセスはせいぜい20%くらいしか下がらない模様。なーんだ、という感じですね。ここで一句: アリ働き しても変わらぬ ブログアクセス (ブログのテーマにもよると思いますが。あと、当然ながらRSSの方を読んでる人は激減。) さて、で、突然ですが、アメリカの声優の働き方について。 アメリカ人でも業界の人以外にはほとんど知られていないのですが、アメリカの声優さんというのは、家に録音設備があって、どこにも行かずに仕事が済んじゃう、という働き方なのでした。 で、そういう人向けのオンラインマーケットプレースもちゃーんとある。 たとえばvoice123。声優のデータベースがあって、声優を探している人側が依頼したい仕事を掲載すると、声優が音声ファイルつきで応募、それを聞いて選ぶことが

    ホームオフィスで働くアメリカ声優のマーケットプレース
    mmddkk
    mmddkk 2008/03/05
    こんな在宅勤務もあるのか。
  • 美醜の感覚の違いに見る日米差

    Beauty is but a skin deep(美しさはほんの皮一重に過ぎない)といいますが。前々回日に行ったとき、何かの雑誌に 「日ではごく平凡な外見だが、ハワイに短期留学に行ったら、『かわいい』と男の子たちに囲まれモテモテだった」 という女の子の手紙が載っていた。20才前後ぐらいの人みたい。ご人いわく「目は大きいけど、鼻は無いも同然」だそうです。これを読んで、白人(や中東の人)の「鼻大きいコンプレックス」を思い出しました。 アメリカでは、「鼻が大きい」(she/he has a big nose)というのが、致命的なんですね。横に広がった鼻もbig noseにはいりますが、日語で言うところの「高い鼻」もbig nose。特に鉤鼻で大きいのがダメらしいんですが、形が普通でも高過ぎる鼻はダメ。(普通の日人の「だんご鼻」程度だったら高さが足りないのでbig noseには入らず。

    美醜の感覚の違いに見る日米差
    mmddkk
    mmddkk 2007/12/21
    ダンボ耳の私が来ましたよ。
  • 疑惑の英単語:colonel(発音はkernel)

    KFCのカーネル・サンダースのカーネルがこれです。日語だと「大佐」。が、恐ろしいことに、スペルはcolonelなのに、真ん中のLの発音がRになる。コンピュータのカーネルと発音は一緒。OSのコア部分がカーネルですが、こちらのカーネルはkernelで、果物のタネの真ん中の部分。仁っていうんですか。 (トリビア的には、サンダースさんの「カーネル」は、ケンタッキー州が名誉州民に贈る称号で、軍とは関係ないらしい。) それにしても、なぜLなのにRになるのか・・・、と語源をたどると: もともとイタリアの軍隊階級にcolonelloというのがあった それがフランスに導入され、LがRに入れ替わりcoronelになった 16世紀にイギリスがフランスからcoronelを導入 その後イギリスが、今度はイタリアの文献を翻訳して導入、その際に元のイタリア語に近いcolonelというスペルに。しかし発音はフランスから

    疑惑の英単語:colonel(発音はkernel)
    mmddkk
    mmddkk 2007/10/08
    「ヨーロッパ言語間の言葉の変移でRとLが入れ替わるのは良くあることだそう」
  • On Off and Beyond: 書評:女が男のフリをして1年生活したら?

    ああ、和代さんごめんなさい・・・・。お友達、かつ、献もしていただきながら、半年も書評を書かずにいたのは私です。 というわけで、 無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法 by 勝間和代 (経済評論家兼公認会計士) すごいタイトルですね。先日「天才が学ぶことの真髄を語る:Josh Waitzkin」でご紹介したのと同じ「学び方」についてのですが、Josh君のが天才予備軍にしか役にたたなそうなのに比べ、こっちは非常に具体的ですぐに役に立つと思います。はい。大変売れているとのことです。 著者紹介をAmazonから借用すると: 公認会計士二次試験(合格率6%)を史上最年少の19歳で合格 以後、フルタイムの仕事をしつつ、かつ3人の子どもを育てながら、 中小企業診断士試験(合格率4%)、オンライン情報処理技術者試験(合格率4%)合格 TOEICは新卒時420点から3年間で900点へ 社会人大学院で

    On Off and Beyond: 書評:女が男のフリをして1年生活したら?
    mmddkk
    mmddkk 2007/10/06
    よくもまあこんなに上手く男装できるもんだ。声はもともと低い人なのかな。
  • 宮崎駿映画

    このあたりに住んでいる同年代の日人3人と、日から来ている20代半ばの人2人で宮崎駿映画の話になった。こちらの同年代の宮崎駿作品に対する感想は「かなり嫌い」から「ニュートラル」。「かなり嫌い」の一人は、「宮崎駿の最近の映画って、説教くさいからやなんだよね。でも、それを日で言うと、まるで非国民扱いされる。そういう『宮崎駿が好きでなければならない』という強制的な感じも嫌」と。 ちなみに、アメリカ人の友人の女性が千と千尋の神隠し(こちらでのタイトルはSpirited Away)を見に行った感想。「Chika、あれは日人にしか良さがわからない映画なんじゃないの?私は駄目。主人公の女の子が全くもってcluelessでいらいらしちゃった。あんなになーんにもわかってなくって、それでもまわりのみんなが助けてくれてなんとかなるなんて、そんな都合のいいことないよね。」と。 やれやれ。思い起こすに私が子供

    宮崎駿映画
    mmddkk
    mmddkk 2007/09/29
    「有事の際には底力を発揮する国」
  • アマノイワトと流しそうめん

    昨日の続きっぽいのだが、日米での中途採用の感じについて。 日の新興ベンチャーだと、これはと思う人材を大企業から引き抜いてこようというときには、三顧の礼で手を変え品を変えお願いし続けて数年がかりで呼び込んでくる、という感じになる。 一方、シリコンバレーは3-4年でどんどん転職するのが普通の場所。一つの転職に時間をかけるのは無駄。よって、次から次へと登場する候補者をどんどん面接して評価して、よさそうな人はさくっと取らないと、別の会社に行かれてしまう。 つまり、日の中途採用は「アマノイワト型」。隠れてしまったアマテラスを誘い出すために、みんなで飲めや歌えの大宴会をしてじわじわと誘い出す形式。 シリコンバレーは、そうめん流し。目の前に流れてきたそうめんをサッと取らないと、そのそうめんは流れていってしまう。が、そうめんは次から次へとやってくるので、またいつかはいいそうめんがやってくる。シソとネギ

    アマノイワトと流しそうめん
    mmddkk
    mmddkk 2006/06/24
    確かに「じんわり良い気持ちになる」なぁ。音楽も素晴らしい。"Sweet Lullaby" by Deep Forest
  • ペンギンの罠:March of the Penguins

    哀しい映画が嫌いだ。哀しくなるからである。 March of the Penguinsは、映画公開された去年の夏から、DVD化を楽しみに待っていたドキュメンタリー映画。南極観測基地に1年間泊り込んで、皇帝ペンギンの生態を追ったもの。 「厳しい自然の中で力強く生きる皇帝ペンギンを見て心温まる」 という著しい期待の元、DVDを入手して見た。 しかし、その実態は・・・皇帝ペンギンのあまりに過酷でつらく悲しい生き様を見せ付けられて呆然。よたよたペンギン歩きで行進する姿すら、全くかわいいと思えないくらい悲惨。 ドキュメンタリーの流れはこんな感じ: 「皇帝ペンギンたちは、夏場3ヶ月ほど海に潜ってたらふくエサをべるが、その後は海から遠く離れた繁殖地まで歩いて行進する。そこで2週間ほどかけてじっくりパートナーを選ぶと、タマゴを生み、オスとメスが交替でタマゴ・ヒナの面倒を見る。春が終わる頃には、ヒナは1人

    ペンギンの罠:March of the Penguins
    mmddkk
    mmddkk 2006/01/12
    人間の人生も辛いが、皇帝ペンギンの人生(?)はもっと辛そう…。
  • 新年:人生の遭難とサバイバル

    新年である。シリコンバレーは嵐で明けた。嵐といえば遭難、遭難といえばサバイバル。 Deep Survival: Who Lives, Who Dies, and Whyというがある。極限状況での遭難から生還した人たちのストーリーを集め、そこから「生還の条件」を語るもの。 「冷静に」「理性的行動を」などいろいろなステップが語られるが、その全ての前に必要なのが 自分のいる場所を、あるがままに受け止める ということ。 遭難者がどんどん危機の深みにはまるのは、道を見失って迷ったときに 「こんなはずではなかった」 と、「予定されていたあるべき自分の姿」と「現実の自分の姿」のギャップに惑乱、むやみに動き回って「予定されていた自分の姿」に戻ろうとするから。 人間は、常に「あるべき環境」の地図を頭の中に持っている。その地図=メンタルマップと、実際の周囲の環境を照らし合わせて「自分」を認識する。この「メン

    新年:人生の遭難とサバイバル
    mmddkk
    mmddkk 2006/01/06
    「大人用フリースおくるみ」が凄く欲しい。
  • PC vs ダム端:Google vs P2P

    ずいぶん間があいてしまったが、PC vs ダム端 そして囚人のジレンマの続き。前回の主旨は 「Googleの各種サービスのように、何でもインターネットの先のデータセンタのマシンが処理してくれるなら、手元にPCいらないよね、ダム端でいいよね」 ということだったが、今回は、この流れを押しとどめようと奮闘するP2Pについて。「囚人のジレンマ」は、その後考えたら、やっぱり違う、ということになったので、題は「PC vs ダム端:Google vs P2P」に変更します ;-p Googleは、「ダム端(的thin client)と高度なサーバ」という構造をプッシュ、IntelやMicrosoftは、「高度な処理能力を持つPCが偏在(じゃなくて遍在・・がりゅう-san 指摘Thanks)」する構造をプッシュ、という陣営わけです。 ちょうど良く、前回のエントリを書いた後、Googleがダム端老舗のWys

    PC vs ダム端:Google vs P2P
    mmddkk
    mmddkk 2005/12/21
    全面的には同意できないが、いろいろ勉強になり、示唆に富んだ記事。
  • アメリカのビジネス用インターネットの値段

    以前、教えてPlease:日米間のインターネットの速さ で、日米間スピードをいろいろな方にコメントで教えていただきました。実効でもせいぜい3-4メガ、というところのようです。コメントに加え、Trackback先でも四元さんがご丁寧に解説して下さっています。 日米間のインターネット通信速度(1) 日米間のインターネット通信速度(2) Windows XPで、1セッション当たり大体1Mbpsが最大とのこと。 うーん、こんなに丁寧に教えてもらえると、personal help deskとしてブログを使い倒したくなりますが、あんまりtakeばかりではイカン、と心を引き締め、お礼に、現時点でのシリコンバレー近辺の中小ビジネス用インターネット接続の相場をお伝えします。 まず、スピード。数十人のオフィスまではT1一、というのが普通。T1は、1.5Mの専用線。相場は、月500-800ドル、というところ。

    アメリカのビジネス用インターネットの値段
    mmddkk
    mmddkk 2005/08/26
    「ウジムシ(蛆虫)に傷口を食べさせると、実はすばやく傷が治る」でも、これはキツい…
  • 債権取立屋と戦う – matter of principle

    アメリカの日常生活はワイルド。野生動物が、寝ていても気配だけで起きられるように、普通に生活する時も、常に注意を払わないといかん。警察からの通知すら間違っているという話や、州の裁判所からの通知で、カリフォルニアのつづりが間違っていた話も以前書いた。ま、後者は単なるお笑いですけど。 さて、というわけで、ワイルドな日常生活の一環として、最近私はとある債権取立て屋さんと戦っています。写真は、その取立状であります。 保険の期限が過ぎたので、更新せずに放っておいたら、保険屋側が勝手に更新、「保険料未納」と称して取立屋が催促に来た、という次第。 確かに「期限が来るから、更新する?」という手紙は山のように来たのだが、更新するつもりはカケラもなかったので、普通のDM同様に無視していた。そうしたら、突然Credit Collection Servicesなるところから電話がかかってきた。 たいした額ではないの

    mmddkk
    mmddkk 2005/07/26
    米国では「サバイバルが社会の掟」「嘘をつくなどへっちゃら、という悪徳企業がはびこっている」疲れそう…
  • 黒字でもVC投資で打って出る

    先週のベンチャー投資とインサイダー取引ですが、先週一番たくさん増資したのは、Omniture。サイトのアクセス解析の会社です。Eコマースが拡大するとともに延びている領域ではありますが、大勢プレーヤーがいて競争が激しい。そこで、どーんと$40M集めて、R&Dと海外進出で大きくなろう、という挑戦増資。去年の4月に$15.4M集めており、その時点で既に四半期ベースで6期連続黒字。しかし、増資して以降は赤字になるまで事業投資をし続け、ヨーロッパにも進出、来年にはアジアにも出て行くそうな。 懐かしのRed Herringにも記事が出ています。 Omniture had its second round of funding in April 2004, in which it raised $15.4 million from Hummer Winblad. The company said it

    黒字でもVC投資で打って出る
    mmddkk
    mmddkk 2005/07/21
    「写真が誇大広告という件について少々忸怩たるもののある私」(笑)、いや笑うとこじゃないですね(?)