事故や転倒ばかりでなく、経年劣化によって割れたり欠けることもある樹脂パーツ。 半田ゴテなどを用いた溶着は、強度が必要な場所を強固に修理するために有効ですが、補修部分に補強を追加することでさらに高強度を期待できます。 うまく補修すれば痕跡も目立たないプラスチックリペアキットを使いこなしてみましょう。 強度が必要な樹脂パーツの補修は面倒 樹脂パーツ側のスリットをフレームのフックに引っ掛けて固定する場合、経年劣化でスリット部分が割れてしまうことがある。割れた部分が小さい上に力が加わるため、単純な接着では再び剥がれてしまう。 バイクの外装に使われている樹脂パーツは、ABSやPP、アクリルやFRPやカーボンなどさまざまな素材が使い分けられています。このうちスクーターの外装やバイクのサイドカバーなど、使用頻度が高いのがABSです。 外部からの衝撃によってひび割れや脱落などのダメージを受けた樹脂パーツを