手持ちの書籍や雑誌をスキャナなどで読み取って電子化(概ねPDF化)することを自炊と称すると聞く。 私はずいぶん以前から自宅の本の増加には頭を痛めていたんだけど、いよいよのっぴきならない状況になったので自炊を実施することにした。 自炊するためには本を解体しなければならない。私は、正直本を解体することには抵抗があった。悲しいコレクター根性というか。まぁ本を踏んだらいけない、粗末にしたらいけないと親から教えられた世代だからね。 だけど、本なんて永久にもつものじゃない。昔買った本は紙は黄ばみ糊の部分が剥がれてきている。あまり読まなくなってきていて本棚に置いているだけの本でもなにもしないのに劣化してきている。最近の本は技術の進歩でもしかすると劣化にはある程度歯止めがかかってきているかもしれない。けど、地獄の果てまで持って行けるわけじゃ無し。(あの世に持ってゆけないのは電子化しても一緒だけどね) 実際