4月10日に、ビジネス&カルチャーブック『tattva』が創刊。同誌はビジネス、アート、テクノロジー、ポップカルチャーなど様々な切り口から多様な視点を100ページ以上のボリュームある特集と60ページ以上の連載で届ける季刊誌。 創刊号の特集テーマは「なやむをなやむのはきっといいこと。」で、新型コロナウイルスが猛威をふるいはじめてから約1年、また東日本大震災から10年の今年、誰もが協力し合いながら、お互いを尊重し合いながら歩んで行くなかで生まれる「なやみ」について悩みながら考える特集だという。 メディア美学者の武邑光宏の巻頭連載にはじまり、哲学者の小川仁志による寄稿「哲学を流行らせよう、世界のために」、人類学者の磯野真穂へのインタビュー「不確実性との付き合い方」、そしてオードリー・タンや経済学者のキャス・サンスティーン、社会学者の西田亮介など注目される識者たちが登場。またアジアン・カンフー・ジ
珠江デルタ地域だけで2017年のGDPは1兆1,000億米ドルに達し、さらに香港とマカオを加えると1兆5,000億米ドルにまで拡大します。大湾区全体の人口は約7,000万人と英国を上回っています。また1人当たりGDPは中国全体の平均を優に上回り、相対的に裕福であることから巨大な消費者市場となっています。 拡大する このため、世界中の企業が大湾区に注目していくものと思われます。ドイツの自動車部品メーカーも、日本の小売企業も、そしてスイス、マレーシア、インドネシア、メキシコの企業も、中国国内での仕入れや販売、製造を検討するのであれば、自社や自社のサプライヤー、事業パートナーがすでに直接的あるいは間接的に大湾区経済に結びついていると考えられます。 4月には東京で、世界的規模の新たな湾岸地域としての大湾区に関するシンポジウムが開催され、政財界から1,000人を超す参加者が集まりました。 大湾区は中
飛行機内は大量の鷹が! サウジアラビアの王子が、飼育している鷹80匹とともに飛行機に乗っている様子とされる画像が、インターネット上で話題になっている。画像を見ると、エコノミークラスの席にたくさんの鷹がいるのだ。 この写真はアメリカのコミュニティサイトredditに公開されたもの。投稿者は「サウジアラビアの王子が80匹の鷹のために、飛行機のチケットを購入しててワロタwwwwww」(一部意訳)とタイトルをつけていた。 ふだんなら人間の座っている席に、大量の鷹がいる様子はインパクト大。SNSなどを通じてネット上でまたたく間に拡散し、複数の海外メディアもこれを報じている。 サウジアラビアなどの中東諸国では、古代から鷹狩がさかんで、現在も王族などのセレブはたくさんの鷹を保有している。実際にそういったセレブな鷹のため、中東の一部航空会社ではエコノミークラスに最大6匹の鷹を搭乗させることが可能だ。 また
「NHKもどうかしちゃったんでしょうね」 モグラがブタの話を根掘り葉掘り聞き出す人形劇『ねほりんぱほりん』。2匹のモグラの正体は山里亮太とYOU。ブタの正体は顔出しNGの訳あり素人さん。見た目は子供の人形劇、中身は大人の訳ありトークである。 10月のスタートから「偽装キラキラ女子」「元国会議員秘書」「元薬物中毒者」の3回を放送。過激なトークから「攻めてる」印象が強いが、人形劇や取材内容、ネット戦略など、面白さをキープするため「守り」が強固な番組でもある。 人形劇だからできること 10月19日放送のゲストは「元薬物中毒者」のエリさん(仮名)。「痩せるよ」と勧められて覚せい剤に手を出し、すぐに中毒になってしまった。子供がいるのにクスリは止められず、子育てのストレスを解消するためにクスリに手を出す悪循環に。自分でもどうしようもできず、警官が家に踏み込んだときは思わず「ありがとうございます」と口に
NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』最終週、2016年9月27日(火)から28日(水)にかけて、《あなたの暮し》編集長・花山伊佐次(唐沢寿明)が病に倒れながらも進めようとした企画には、モデルがある。 《暮しの手帖》1968(昭和43)年8月に出た第96号の1冊をまるまるあてた特集『戦争中の暮しの記録』がそれ。 『戦争中の暮しの記録』 その特集は大きな反響を呼び、増補されて、翌1969(昭和44)年8月に、改めて単行本『戦争中の暮しの記録 保存版』として刊行された。 花森安治の編集者魂が炸裂する戦時証言集は、いまも版を重ねるロングセラーだ。 『とと姉ちゃん』のなかでは、1974(昭和49)年ごろ、心筋梗塞で2度目に倒れる直前にとりかかったことになっている。 モデルとなった現実の特集はその6年前に出ていた。花森安治は、この特集号を出して半年後に初めて心筋梗塞で倒れ、さらにその半年後に単行本化さ
NHKはパブリックイメージに反し、かなりアナーキーな制作スタッフが揃っていると聞いたことがある。たしかに、今年の『24時間テレビ』の裏で放送された『バリバラ』が掲げた「感動ポルノ」なる言葉はセンセーショナルな話題を呼んだ。 そして、10月5日(夜11:00~11:30)よりEテレでレギュラー放送がスタートするトーク番組『ねほりんぱほりん』も、かなりアナーキー。この番組の記者発表会が9月28日に開催されたが、遠慮なしだった。 NHKが誇る人形劇の技術が“新しいモザイク”の役割を果たす 「人形劇×赤裸々トークショー」なるコンセプトを掲げる同番組の聞き手を務めるは、もぐらのぬいぐるみ「ねほりん」と「ぱほりん」。
伊達「『っぽさ』ってね、自分が思っている以上に他の人から教えてもらうほうが正確なんですよ」 富澤「客観的な見方で自分たちを見るということ」 自分たちが思っている「自分たちっぽさ」と、他人から見た「自分たちっぽさ」は違う。 そして正しいのは、他人から見た「自分たちっぽさ」のほう。 主観と客観にはズレがある。 若手芸人のサバイバル成長期『笑けずり シーズン2〜コント編〜』(NHK BSプレミアム 金曜22時)の第3回。今回の講師・サンドウィッチマンの授業テーマは「っぽさ」だった。 唯一無二の存在になるために 「っぽさ」とは言い換えれば「自分たちならではの際立った個性」のこと。他の誰でもない「自分たちっぽさ」をネタで表現し、唯一無二の存在になれとサンドウィッチマンは説く。 講義ではサンドウィッチマンのコント「ハンバーガーショップ」のVTRと台本をお手本に、「サンドウィッチマンっぽさ」がどう盛り込
三津谷寛治「私たちは同じ空でつながっています。共に歩んでいきましょう。NHKなんで」 NHK総合『LIFE!〜人生に捧げるコント〜』(NHK総合 毎週木曜22:25〜)。第12回(7月28日放送)のコントは「うそ太郎」「彦介の夏」「センスのない悪魔と天使」「結婚式直前」の4本。番組終了後、「熊本・大分 被災地のみなさんへ」と題して番組からのメッセージVTRが放送された。 「毎日空見上げがんばるばい」 メッセージVTRの冒頭、内村光良は「私の故郷熊本、そして大分で、大きな地震がありました」と切り出す。 内村光良の故郷は熊本県人吉市。今回の地震でも庁舎が損壊するなど大きな被害を受けている。 前震が発生した4月14日(木)はLIFE!シーズン4第2回の放送予定日でもあった。報道特番のため第2回は翌週4月21日に延期され、L字画面で被災地の情報を流しながら放送している。自粛ムードでも放送を休止する
熊本県を中心に4月14日から続発している地震で、いまだ安否不明者もおり、懸命の救助・捜索活動が続いている。そんななか、芸能人などが地震に関する情報やコメントをSNS投稿したところ「不謹慎だ」と批判が殺到する事態が増加している。その理由は苦しんでいる被災者らに対する「配慮不足」などとされているが、一方で「不謹慎狩り」との意見もあり、賛否両論が巻き起こっている。 ■実家全壊の女性タレントにまで批判 福岡県出身のモデルで歌手の西内まりや(22)は自身のTwitterで被災地を気遣うツイートを頻繁に投稿していた。さらに「非常時に必要なもの一覧」と題し、総務省のホームページから引用した非常持ち出し袋の内容一覧のイラストを掲載。それに自撮り写真を添えて「頑張ろう。支え合おう」とコメントし、最後にハートマークを入れた。 これに「自分に酔ってるだけ」「災害をアピールに使うな」「その自撮りいります?」などと
R15指定の作品で下ネタや過激な内容が話題になっている「TED2」。一部シーンを再編集したPG12版「大人になるまで待てない!」の上映も始まりました。 ライター・編集者の飯田一史さんとSF・文芸評論家の藤田直哉さんが同作について語り合います。 マリファナ吸い放題のブラックユーモア作品 藤田 『テッド』『テッド2』は、少年が祈った「友達が欲しい」という願いが叶い、クマのぬいぐるみに生命が宿ったという感動話……と思いきや、中年になって、ぬいぐるみが悪友になるというブラックユーモア作品ですね。 ダメな友人(テッド)と手を切って、恋人の為に「大人になる」のが『1』の物語だったのに対して、『2』はマリファナ遊びを共有できる伴侶を見つける話。 バカでくだらなくてだらしない友人が、中年の男には必要なのだ、という物語に、僕はとても共感しました。バカなことできる友人との友情や遊びがないと、魂が死んでいくとこ
エッセイや批評も25冊くらい読んできた。 そのエッセイから金井さんが自選した4巻本『金井美恵子エッセイ・コレクション』全4巻の最終巻が、来月(2013年12月)に出る予定だ。 さて、金井さんは2002年からもう10年以上、朝日新聞社(2008年以降は朝日新聞出版)のPR誌《一冊の本》にエッセイを連載してきた。 だいたい2年ごとに本にまとまっている。先日、5冊目の単行本が出た。 新刊が出るたびに、ドキドキしながら読んでいる。 ドキドキの理由はあとで述べます。 こう息長く連載が続くと、新刊が出るのを、なにやら私の人生の節目のように、いつのまにか感じてしまっている。こんな連載ってなかなかない。 2013年9月末までの5冊を刊行順に並べるとこうなる。 『目白雑録』朝日新聞社、2004年、のち朝日文庫 『目白雑録2』朝日新聞社、2006年、のち朝日文庫 『目白雑録3』朝日新聞出版、2009年、のち朝
かつてTBSテレビといえば「報道のTBS」「ドラマのTBS」なんていわれていたものだが、最近ではバラエティ番組もスゴイ! 何かと話題を呼んでいる『水曜日のダウンタウン』をはじめ、「ゴールデンタイムにこんな人を!?」という攻撃的なキャスティングの『マツコの知らない世界』や『櫻井有吉アブナイ夜会』などなどネットで話題になることも多い。さらに今年4月の改変では、長らく『水戸黄門』や『大岡越前』などのドラマが放送されていた月曜20時台が59年ぶりにバラエティ枠に変わったことでも話題となった。 そんな、イキオイに乗っているTBSテレビのバラエティ番組の中でも、今、最も注目されているといえるのが深夜の「テッペン!」枠。 タレントたちが、いきなり知らない国に連れて行って放置されたらどうなってしまうのか!? を観察する『ナイナイの海外定住実験バラエティー 世界のどっかにホウチ民』(水曜23:53〜)や、あ
どうも服部です。昭和の動画を紐解いていくシリーズ、今回は今年で70年目を迎える第二次大戦終戦直後の映像を紹介していきます。 「ALLIED FORCES LAND IN JAPAN(連合軍日本上陸=著者訳) 」というタイトル付けされた、アメリカの政府機関「US National Archives(アメリカ国立公文書記録管理局)」が公開している映像です。映像はモノクロですが、英語のナレーションが挿入されています。 一般に見る「日本の終戦」についての映像というと、昭和天皇の玉音放送に始まり、ダグラス・マッカーサー連合国軍最高司令官が飛行機で厚木飛行場に降り立ち、米艦ミズーリ号で降伏文書調印という流れでの紹介が多いのかと思いますが、この映像では、マッカーサーが厚木に降り立つまで、米軍がどのようにして東京周辺に上陸していったのかがまとめられています。早速見ていきましょう。 この記事の完全版(動画・
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