十勝地方の中心、帯広。北海道ならではの競馬があります。重いソリを引き、障害を越える「ばんえい競馬」。出走するのは、体重1トン近い大型の馬、ばん馬です。サラブレットに比べ、太い体と足を持ち、農耕や運搬の仕事を担ってきました。開拓時代から北海道の生活に欠かせなかった馬。男たちが自慢の馬を持ち寄って強さを競ったのが、ばんえい競馬の始まりとなった「草ばん馬」です。ばんえい競馬は根強い人気を誇っていましたが、バブル崩壊後、売り上げが低迷。帯広以外に3か所あったばんえい競馬場はなくなりました。帯広でも廃止が議論されましたが、地元の人々は存続の道を模索。市民の協力を得て、廃止の危機を乗り越えることができました。 (この動画は、2018年に放送したものです。)
![帯広 ばんえい競馬|地域|NHKアーカイブス](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8f6ae908a9afe14bf9cf307e2364e6e38346e465/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.nhk.or.jp%2Fdas%2Fimage%2FD0004990%2FD0004990961_00000_S_001.jpg)