新型コロナウイルスへの感染を調べる「検査スポット」が各地に設けられていますが、感染の確認が相次ぐ東京 新宿区の「検査スポット」では今月、検査件数が増加し「陽性率」も3割を超えています。感染がさらに拡大すれば、検査体制がひっ迫するおそれがあるとして懸念の声も上がっています。 現在は医師など25人のスタッフが、かかりつけ医から紹介された人などを対象に検査を行っていて、想定している検査能力は1日当たり最大で200件だということです。 新宿区によりますと「検査スポット」で、実際に行った検査の件数は、先月までは1日当たり平均して50件前後で推移していましたが、今月に入ってからは120件余りと倍以上に上っています。150件を超える日もあるということです。 さらに、ここで検査を受けた人のうち、感染が確認された人の割合「陽性率」も上昇が続いています。4月から5月にかけては5%前後だったのが、先月は18%、