ロシアのショイグ国防相は、中国の北京で行った演説で「ロシアと中国の関係は、ほかの国々にとってますます魅力的になっている」と述べ、ロシアは中国と連携し、新興国なども巻き込みながら欧米と対抗する勢力を形成したいとする考えを示しました。 ロシアのショイグ国防相は、29日から北京で開かれている中国軍の関係団体が主催する国際会議に出席し、30日に演説しました。 この中で、ショイグ国防相は「ロシアと中国の関係は模範的と言われ、ほかの国々にとってますます魅力的になっている。西側諸国が押しつける対立的な政策に巻き込まれたくないという国が拡大しているのだ」と述べ、ロシアは、中国と連携し、新興国なども巻き込みながら欧米と対抗する勢力を形成したいとする考えを示しました。 一方、ショイグ国防相は「ロシアは、ウクライナでの紛争後の解決策と、西側とのさらなる共存について、現実を踏まえて政治的に議論する用意がある」と述