GEがダウ平均から外れたことは話題を呼んだ。GEにいま、何が起きているのか。戦略のエキスパートであるロジャー・マーティンは、物言う投資家の存在と、顧客の価値につながらない合併・買収・分離という「有害な組み合わせ」が問題だと指摘した。これは、他の大企業にとっても他人ごとではないという。 ゼネラル・エレクトリック(GE)は先頃、ダウ平均の創設時からの構成銘柄という、長きにわたる栄誉ある座を外され、競争力の急落に見舞われているようだ。 この展開は、今日の企業社会全体を通じて見られる2つの影響力を如実に物語っている。すなわち、アクティビスト投資家と、戦略家を装って合併・買収を進める輩だ。彼らは思慮分別がないが、資金は潤沢に擁している。
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