浅野史郎候補に入れた人が「俺は石原は選んでないぞ」と思うのは、全く正論である。そして選挙結果に無力感を感じるのも当然である。この点外山恒一候補が絶妙の言い回しをしている。「多数決をやれば多数派が勝つ」と。そうなのだ。 問題は非都民である私が、「都民はバカな選択をした」と石原氏が勝利した選挙結果について東京都民を批判することは生産的ではない、という点である。今回の選挙結果の総括はまずもって反石原陣営の闘い方の問題点を考えるべき問題であり、石原都政に入れたことについてとやかく言ってもどうにもならないだろう。 そしてtakanofumio氏が的確に指摘している(2007-04-08 - The World according to takanofumio)通り、問題は「教育問題」だったはずだ。私が共産党の今回の行動について不信感を募らせているのは、彼らから教育問題についてどうするべきなのか、とい