娘たちの現地校での学習を見ていると、何を学ぶかということも然ることながら、どう学ぶかということも考えさせられる。 小学校3年の娘が最近学んでいるテーマは、南極についてである。カナダでは北極について授業でかなり時間を割いていたのだが、NZでは南極が重要なのである。 1901年にスコットが南極へ向かうディスカバリー号でクライストチャーチ郊外のリトルトン港に着岸した経緯があり、現在も南極探検の基地となっている。 ある期間、授業は南極についてばかりやっている。地理、気候、ペンギンなどの生物学、探検の歴史などを科目を超えて取り組む。 探検家がどうやって南極に向かったか。どういう生き物がいて、そこから何をとって食べていたかなどだ。図工ではペットボトルを使ってペンギンを作成する。 そして宿題にはこんなものが出た。 1914年に出たロンドンの新聞の求人広告である。南極大陸の端から端の探検を目指すエンデュラ
![子供たちはどう学ぶべきか](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/741b04406857691514540513ccda51d0554ff2dc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fremote.up.seesaa.net%2Fimage%2FMenWanted.jpg)