ミネラルウォーターのボルビック(Volvic)が日本ユニセフ協会とタイアップして「1L→10L」というプログラムをやっている。 これはボルビックの売り上げの一部を日本ユニセフ協会に寄付して、それを資金にしてユニセフがアフリカのマリに井戸を掘るというもの。 その寄付の割合がボルビック1リットルにつき、井戸水10リットル。 ボトルあたりの寄付金の額を知りたいところだが、FAQには答えられないと書かれているので勝手に計算してみる。 日本の水道水は単価で言うと1リットルあたり30銭ぐらいだろうか。 これを当てはめてみると、ボルビック1リットルにつき、寄付金は3円。 浄水設備に金をかけている日本で「1L→10L」キャンペーンをした場合でも、3円しかかからないのだ。 正確な数字を出すために、ボルビックの活動報告から数字を拾ってみる。 「マリ共和国に生まれる水の量は約7億1200万リットル」 これを10