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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/tatkobayashi (3)

  • 山葉さんのおかげ - 百醜千拙草

    五年に一度のピアノコンクールの最高峰、ショパン コンクールが大詰めを迎えています。年齢制限や厳しい応募資格を満たす必要があることもあり、すでに選りすぐられたトップクラスの人々しか参加できません。参加者を見てみると7月に始まった予備選には約140名ほどが参加、その中で日人は30名、中国と並んで最大勢力。台湾中国系カナダ人などを含めると、中国系はその二倍ぐらいはいると思いますが。ついで地元ポーランドが16人、韓国14人など。今月から選が始まり今年は日人5名が第三ステージの23名の中に進みました。反田恭平さん、角野隼人さん、古海行子さん、小林愛実さんと進藤美優さんです。小林愛美さんは前回ファイナル進出者、反田さんは日トップの評判、角野さんは人気のYoutuber。第三次予選の様子を見てみましたけど、みんないいです。 そして週末に第三ステージが終わり、反田さんと小林愛美さんの二人がフ

    山葉さんのおかげ - 百醜千拙草
  • 科学的でない科学論文レビューのことなど - 百醜千拙草

    市中引き回しにあっている論文、一番の大きな原因は同じマウスを先に出されてしまったことですが、その後、ますます状況は難しくなってきました。そもそもphenotypeが比較的マイルドというだけで解析が困難なのに、そのマウス作ったという部分を先に出されると、出版のハードルは一気に多分5倍に跳ね上がるような感じです。私は、時間がかかってもよい仕事をする方が大切だ、と信じてきましたが、近年の科学出版では「話題性」と「スピード」が以前にも増して重視されてきているような気がします。昔から競争はありますし、同じ結論であれば少しでも早く出したものがクレジットを取るというルールは変っていませんが、論文の数が飛躍的に増加し、レビューアーの負担が増える一方の今のピアレビューシステムでは、出版しようとする方もレビューする方も仕事が雑になってきているのではないでしょうか。これまでのリジェクトではだいたい一人はOKでも

    科学的でない科学論文レビューのことなど - 百醜千拙草
  • 亡国のモグラ叩き - 百醜千拙草

    先日の柳田充弘先生のブログ (http://mitsuhiro.exblog.jp/)で 、京大の染色体の研究室を閉鎖することになったという話がありました。定年は過ぎていますし、沖縄には別の研究をする研究室があるので、もうそろそろ引退したらどうだ、というのが日人の考え方かも知れませんけど、この話の顛末を読んで、私は暗い気分になりました。細胞周期、染色体分配の分子学的、遺伝子学的機構に関する非常に多くの貴重な知見がこの柳田研から発信され、文字通り、世界を牽引してきたわけです。世界に非常に尊敬されている数少ない日人研究者であると言えます。そして多くの日の教授と違って、定年を過ぎて一研究者の身分となってもその生産性が落ちてきたわけではありません。まだまだ世界の第一線に立っている人です。ブログを読むと、どうも研究資金申請の審査員の一人が、定年を過ぎて京大にも沖縄にも研究室を持っているのが「犯

    亡国のモグラ叩き - 百醜千拙草
    mobanama
    mobanama 2010/06/11
    "年齢や複数の研究室を持っているという(サイエンスの中身以外の)理由で、生産的な研究室を閉鎖する方がよっぽど「犯罪的」であると思います"完全に同意。"大局観に欠けるというか、根性が卑しいというか"げに。
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