HOME ニュース一覧 ワニはどうして長時間水に潜れるのか?~クライオ電子顕微鏡によってワニのヘモグロビンのもつ特徴的なアロステリック制御のしくみを解明~ 横浜市立大学大学院生命医科学研究科 高橋捷也さん(博士後期課程3年)、ジェレミー・テイム教授、西澤知宏教授、李勇燦助教らの研究グループは、Aarhus大学(デンマーク)Angela Fago教授、Nebraska大学 Jay Storz教授、大阪大学蛋白質研究所 栗栖源嗣教授、川本晃大助教らとの国際共同研究により、ワニのヘモグロビンの立体構造とそのアロステリック制御*1に関わる重炭酸イオンとの結合様式を、クライオ電子顕微鏡単粒子解析*2により明らかにしました。 本研究成果は、科学誌「Nature Communications」に掲載されました(2024年8月2日)。 研究成果のポイント ● クライオ電子顕微鏡を用いて、ワニのヘモグロビン