さいたま市緑区にある大間木氷川神社の境内で、株の直径約85センチ、高さ約45センチもの巨大なキノコが見つかり、話題を集めている。 巨大キノコは、沖縄・奄美地方などに分布するニオウシメジで、近くに住む女性が通りがかりに見つけた。女性は「図鑑で見たことのあるキノコだと思ったが、実物を見るのは初めて。まさかこんな所に生えているなんて」と、驚いた様子で話している。 埼玉県立自然の博物館(長瀞町)によると、県内でのニオウシメジの報告例は、この10年間に3件あるだけで、「原因は不明だが、偶然、生育条件がそろったのだろう」としている。食用で味や食感は普通のシメジと同じだという。