〈メディア激変239〉この先へ―8 ハイチ、チリ、NZ、日本2011年4月1日17時43分 印刷 ソーシャルブックマーク 「sinsai.infoを震災のデータ基盤として活用して欲しい」と話す三浦広志さん(左)と関治之さん=東京都港区 震災情報サイト「sinsai.info」の開設は11日、東日本大震災発生から4時間足らずのことだった。自由に使える地図作りに取り組む国際グループ「オープンストリートマップ(OSM)」の日本のメンバーが中心になり、地図上に様々な情報集約ができるオープンソース「ウシャヒディ」を使って立ち上げた。 「日本で地震があったら何ができるかと、以前から話をしていた」。日本法人代表理事、三浦広志さん(40)はNTTデータの課長だ。 「ウシャヒディ」はスワヒリ語で「目撃証言」の意味。昨年のハイチ大地震、チリ大地震、先月のニュージーランド南部地震でも、被害状況の集約、さらに現場