4月10日がフォントの日になったということで、源ノ明朝という新しいフォントの発表もありました(写真はAdobeの発表イベントの会場展示)。1ヶ月もたってしまいましたが、「マツコの知らない世界」という人気テレビ番組でフォントが取り上げられたという、フォントの世界としては珍しいイベントにあわせて、源ノ明朝が登場したことの意義について書いてみます。 ファミリーをもったフォントの重要性源ノ明朝の登場というのは、単に新しいフォントが一つ生まれたというだけではない意義を持っていると感じています。日中韓対応に対応しているというのも大きな特長の一つですが、2014年に登場した源ノ角ゴシックとあわせて、明朝とゴシック、それぞれ7つのウェイトをもったフォントが、誰でも無料に使えるオープンソースとしてリリースされたことはとても重要です。しかも、フォントのデザインも癖が少なく、使いやすいデザインです。 ある程度の