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ブックマーク / president.jp (68)

  • 「幸福度の50%は遺伝、10%は環境で決まる」では残り40%は…心理学の研究が明かす驚きの"幸福度の円グラフ" 裕福さ、器量、健康、結婚は実はあまり関係ない

    幸せな生活をずっと続けるにはどうすればよいのか。米国カリフォルニア大学リバーサイド校の心理学教授であるソニア・リュボミアスキーさんは「幸福になるための最大の鍵は『私たちの日々の意図的な行動』にある。『非常に幸福な人々』と『不幸な人々』を比較し、実験を行なったところ、『最も幸福な人々の考え方や行動パターン』がわかった」という――。 ※稿は、ソニア・リュボミアスキー『新装版 幸せがずっと続く12の行動習慣』(日実業出版社)の一部を再編集したものです。 「ポジティブ心理学」の研究者と話し合ってわかったこと 2001年1月、私はメキシコにある「アクマル」という、カンクンから車で2時間ほどの静かで美しいリゾート地へ旅しました。そこは暖かなそよ風が吹く場所で、「パラパ」と呼ばれるヤシ葺き屋根の小屋に6人ほどが集まりました。「ポジティブ心理学」という、当時はまだかたちになり始めたばかりの分野の研究者

    「幸福度の50%は遺伝、10%は環境で決まる」では残り40%は…心理学の研究が明かす驚きの"幸福度の円グラフ" 裕福さ、器量、健康、結婚は実はあまり関係ない
    mojisan
    mojisan 2024/01/24
    やりたいことがあり、それをやっている人が幸福を感じる。と読んだ。逆に言えば、やりたい事が無い人は幸福にはなれない。って事だ。で、今、本当にやりたい事を持つ人の方が少ないんじゃないかな。
  • 武田勝頼は鉄砲をナメていたから負けたのではない…教科書が教えない「長篠の戦いで信長が勝った本当の理由」 最新の研究が明かす武田軍と織田軍の決定的な違い

    武田騎馬隊の「旧戦法」対「新戦法」の信長という通説 長篠合戦とは、いったいどのような意義がある戦いだったのだろうか。このような問いをわざわざ立てたのは、今も、歴史教育の分野で、長篠合戦は教科書において「(信長は)三河の長篠合戦で多くの鉄砲隊を使って武田氏の騎馬軍団を破った」(『改訂版高校日史・日史Β』山川出版社)と記され、それは、鉄砲3000挺を揃え、その連射(いわゆる「三段撃ち」)により、騎馬攻撃という旧来の戦法を撃破したという構図で語られているからである。 そこには、先見性に富む軍事的天才織田信長が、保守的な武田勝頼の軍勢(兵農未分離で後進的な武田軍)に対し勝利した、という暗黙の理解が横たわっているといえるだろう。 だが、この10年ほどで、織田権力や戦国大名の軍隊編成に関する研究は飛躍的に進んだ。その結果、兵農分離という概念そのものが再検討を余儀なくされ始めている。織田も、武田も、

    武田勝頼は鉄砲をナメていたから負けたのではない…教科書が教えない「長篠の戦いで信長が勝った本当の理由」 最新の研究が明かす武田軍と織田軍の決定的な違い
    mojisan
    mojisan 2023/06/12
  • 一般道を時速194kmで走っても「高級輸入車」なら危険運転ではない…重大事故をめぐる理不尽な法解釈 遺族を苦しめる「危険運転致死」の高すぎるハードル

    なぜ「無謀な速度違反」がなくならないのか 4月13日、下記のニュースが報じられました。 『9歳の女の子が死亡 一般道を速度100キロ超で走行か… スポーツカーの医師(36)を危険運転致死傷の疑いで書類送検』(RCC中国放送) 事故が起こったのは2022年6月18日午後8時すぎ。広島県福山市の交差点で、医師の男性(当時36)が運転するフェラーリと、交差点を右折してきた対向の軽乗用車が衝突。軽乗用車に乗っていた女児(当時9)が車外に放出されて死亡、運転していた女児の祖父と近くを歩いていた男性が重傷を負うという痛ましいものでした。 事故直後のTVニュースで激しく損傷した白いフェラーリの映像が映し出されたとき、「高速道路でもないのに、いったいどんな走り方をすればここまで車がつぶれるんだろう……」と感じたことを鮮明に記憶しています。 その後、防犯カメラやドライブレコーダーを検証した結果、医師の男性は

    一般道を時速194kmで走っても「高級輸入車」なら危険運転ではない…重大事故をめぐる理不尽な法解釈 遺族を苦しめる「危険運転致死」の高すぎるハードル
    mojisan
    mojisan 2023/05/05
    危険運転の要件に「無謀な運転」入れるしか無いなのでは。
  • 「NHKはスクランブルをかけろ」では解決しない…国民を苦しめる受信料問題の最もシンプルな解決法 そもそも公共の電波なのに「受信料を払え」がおかしい

    NHKをスクランブル化できない2つの理由 NHKの受信料が問題になると、よく耳にするのは「NHKはスクランブルをかけて、受信料を払いたくない人は受信できないようにすればいい」という主張である。ご存じのように、旧NHK党の立花孝志氏や自民党の小野田紀美議員がこのように唱えている。 ポピュリストというものは、目先の利益で釣って、その先の究極的利益については思考停止させる。また、手間と時間のかかること、わかりにくい複雑なことは避け、単純で手っ取り早い「解決策」に見えるものを示す。 だから、彼らのいうことに耳を貸すべきではない。 NHKの放送にスクランブルをかけるべきでないし、かけられない。その理由は2つある。 1つ目は「公共の電波」という原則に反するということだ。 2つ目はスクランブルをかければ、自ら存在理由とした「あまねく全国に放送する」が否定されるので、NHKにはできないということだ。 実は

    「NHKはスクランブルをかけろ」では解決しない…国民を苦しめる受信料問題の最もシンプルな解決法 そもそも公共の電波なのに「受信料を払え」がおかしい
    mojisan
    mojisan 2023/05/02
    今、金出す以上は言う通りに動かしたい(学術会議が良い例)政治なので国営にすると、戦時中の大本営発表化する可能性が高いのでは。
  • 日本のコメや牛乳はなぜこんなに高いのか…マスコミが喧伝する「農家は苦しい」を信じてはいけない 消費者を苦しめつつ、食料安保を守れない農政の大問題

    なぜ「牛乳危機」が起きているのか。キヤノングローバル戦略研究所の山下一仁研究主幹は「農業保護という観点から、間違った農業政策が進められてきた帰結といえる。農業を守るには、輸入品に高い関税を課すのではなく、EUのように農地保護を支援するべきだ」という――。 卓から牛乳はなくならない 4月某日、あるTV局から私に、「卓から牛乳がなくなる」という番組を作りたいとして、取材協力の依頼があった。私に「廃業が進み地産地消の牛乳が卓から消える可能性がある」というコメントを期待していた。 酪農や牛乳・乳製品についての知識がなく、思い付きで結論ありきの番組製作をしようとしていることは明らかだった。また、取材を申し込んでいるのに、酪農について私が書いていることを読んでいないことも明白だった。 地域の酪農家が離農しても、生乳は他の地域から移送されてくるので、牛乳の供給を心配することはない。大分の牛乳も岩手

    日本のコメや牛乳はなぜこんなに高いのか…マスコミが喧伝する「農家は苦しい」を信じてはいけない 消費者を苦しめつつ、食料安保を守れない農政の大問題
    mojisan
    mojisan 2023/04/23
    前半の話は暴論と感じたが田舎では耕作放棄地が増えているので農地保全に政策転換せよの考えは理解出来る。だが、そこに至る道のりに具体性無く、絵に書いた餅に思える。
  • 生殖可能性のない同性婚を法律で認める理由はない…憲法学の専門家が「同性婚の法制化」にクギを刺す理由 現状では国家が保護すべき利益が見当たらない

    同性愛という愛のありかたは個人の自由でありそれを理由に差別されるべきではない。デートすれば良いし、ウェデングすれば良いし、一緒に住んで助け合えば良い。しかしそれを国家が法的婚姻制度で保護することは全く別の問題だ。生殖可能性がない以上、現状国家が保護すべき利益が見当たらないからだ。 — 石埼学 (@ishizakipampam) February 3, 2023 この私のツイートは賛否両々を巻き起こしたが、法的婚姻制度や「婚姻の自由」の意義についての共通の理解がみられなかったため、議論は混乱した。また私のツイートを根拠も無く「差別」と指弾するものも多く見受けられた。それも同じ理解不足に起因するものと考えられる。 そこで稿では判例や憲法学や民法学の学説を参照して、日国憲法24条の婚姻の意義を確認し、読者の同性婚法制化の論議の参考としたい。

    生殖可能性のない同性婚を法律で認める理由はない…憲法学の専門家が「同性婚の法制化」にクギを刺す理由 現状では国家が保護すべき利益が見当たらない
    mojisan
    mojisan 2023/02/18
  • 毎日散歩しているから大丈夫…そんな人が老後に寝たきりとなるのは「筋トレ」を誤解しているからだ 散歩は「サルコペニア対策」として十分ではない可能性がある

    年齢を重ねても健康であるためにはどうすればいいのか。順天堂大学名誉教授の佐藤信紘さんと非常勤講師の佐藤和貴郎さんの共著『順天堂大学の老年医学に学ぶ 人はなぜ老いるのか』(世界文化社)より、筋力低下を防ぐ生活習慣について紹介する――。(第2回) 筋肉は60歳を過ぎると急激に量と質が落ちる 若いときは当たり前に動いていたのに、年をとって筋肉、骨や関節、神経など運動器の病気、痛みや衰えなどが生じると、辛かったり億劫に感じたりして、日常生活で動くことが徐々に少なくなります。運動器というのは、立つ、歩くといった日常的な動きを支える体の仕組み全体のことで、筋肉、骨や関節、神経などの働きが複雑に連動して成り立っています。どれか一つに問題が起きても体はうまく動きません。 動かないでいると、両足のバランスが悪くなり、やがて歩けなくなったり動けなくなったりして、要支援、要介護に進行していきます。そういうケース

    毎日散歩しているから大丈夫…そんな人が老後に寝たきりとなるのは「筋トレ」を誤解しているからだ 散歩は「サルコペニア対策」として十分ではない可能性がある
    mojisan
    mojisan 2022/05/22
    60超えてから、雪かきの季節になると、前年以上の筋力低下を毎年感じるようになった。
  • 非正規を「安く使える駒」としか見ていない…アメリカ人政治学者が指摘する日本経済の最大問題 だから日本人の給料はピクリとも上がらない

    の多くの構造改革は経済の活性化につながらなかった ——2018年に上梓された『日経済のマーケットデザイン』(日経済新聞出版社、上原裕美子訳)で、アベノミクスについて書いていますね。過去10年にわたって、日の経済政策の屋台骨だったアベノミクスをどう評価しますか。 「3の矢」に照らして見ると、まず、第1の矢である「金融緩和政策」は大成功を収めたと言ってもいいでしょう。政府は積極果敢なデフレ対策を講じ、経済再生の追い風になりました。 第2の矢である「財政刺激策」も適切な指針でした。日経済は非常に低迷していたからです。ただ、さらなる財政出動も可能だったと思います。その点で、金融緩和政策に対する高評価と比べると、若干控えめな評価になります。日が巨額の政府債務を抱えているのは確かですが、日経済の弱さを考えると、まずは経済再生ありきであって、債務残高への懸念は二の次です。 そして、第3

    非正規を「安く使える駒」としか見ていない…アメリカ人政治学者が指摘する日本経済の最大問題 だから日本人の給料はピクリとも上がらない
    mojisan
    mojisan 2022/04/16
  • 「日本を産油国にする」と宣言して顰蹙を買った藻類バイオマスエネルギーが、再び注目される3つの理由 下水を浄化したうえに燃料になる

    脱炭素社会の実現のために、藻類バイオマス燃料が再び注目を集め始めている。そのうえロシアウクライナ侵攻による深刻なエネルギー危機で、その存在感はさらに強くなるはずだ。筑波大学研究フェローでMoBiolテクノロジーズ会長の渡邉信氏は、この15年、藻類によるバイオマスエネルギーの研究に傾注してきた。10年ほど前「日を産油国にする」と宣言して顰蹙を買ったという、藻類バイオマス燃料研究の第一人者に、その特性と研究の現況を聞いた――。 穀物エネルギーの300~800倍の生産能力 藻類は、地球上最古の生物のひとつで、地球の大気をつくったと言われ、昆布やワカメなど大きなものから、湖沼などにいる微少な藻類まで含めると、これまで分類されたものだけでも約4万種類も存在しています。その中からいくつかの微細藻類をピックアップし、高温高圧で処理することによってバイオ原油を生産しようというのがわれわれの研究です。

    「日本を産油国にする」と宣言して顰蹙を買った藻類バイオマスエネルギーが、再び注目される3つの理由 下水を浄化したうえに燃料になる
    mojisan
    mojisan 2022/03/25
    CO2抑制にもなり、下水という廃棄物を利用し、弱い光で生育する点でミドリムシより良さげに思う。
  • 「今しかなかった」プーチンが2月24日にウクライナ侵攻へ踏み切った本当の理由 一刻も早くウクライナ全面戦争をやめさせるために必要な知恵

    戦争をやめさせるために、いま米欧NATO等西側諸国は、①ウクライナに対する武器供与はじめ物心両面での支援の拡大、②「これまでロシアが経験したことのない大規模な制裁の実施」③リベラルデモクラシー諸国を中核としてできるだけ多くの国による国際的なプーチン批判、を三柱として、プーチン政権への圧力を極大化してきた。 なぜ侵攻は「2月24日」だったのか 日政府もその先頭を走っているし、このやり方は一定の成果を上げているようである。しかし、一刻もはやくウクライナ全面戦争をやめさせるためには、なぜプーチンが2月24日に全面戦争にふみこんだのか、その戦争目的を知らなくてはいけないと思う。目的を分かってのみ、一刻も早い停戦実現の可能性が生まれてくるのではないか。 昨年の12月ごろからウクライナ周辺でロシア軍が大規模演習を始めたころから、ロシアの目的には、直近の目的と中長期的な目的があると分析された。直近の

    「今しかなかった」プーチンが2月24日にウクライナ侵攻へ踏み切った本当の理由 一刻も早くウクライナ全面戦争をやめさせるために必要な知恵
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    mojisan 2022/03/09
  • 佐藤優「プーチン大統領の目的は『ウクライナに傀儡政権を樹立すること』ではない」 「ハンガリー動乱」「プラハの春」と同じ方法を試みている

    ロシアウクライナ侵攻にはどんな目的があるのか。元外交官で作家の佐藤優さんは「プーチン大統領の目的は傀儡政権の樹立ではない。完全な傀儡政権はウクライナの国民に支持されないことを、プーチン大統領は歴史から学んでいる」という――。 プーチンの目的は3つある ロシアによるウクライナへの攻撃は、国連憲章に違反し、国際秩序を力づくで変更しようとする試みで、断じて認めることはできません。ロシアの責任は法的にも道義的にも大きく、厳しく指弾されなくてはいけません。 ただし、ロシアの進軍が止まらない以上、これから何が起きるのか、ひいては今回の軍事行動がどのような内在的論理に基づいているのか、正しく理解する必要があります。 大半のメディアや識者が、「プーチン大統領の目的は、ウクライナに傀儡政権を樹立することだ」と言っています。しかし私の見立ては異なります。 まず、ロシアウクライナへ侵攻した目的は、3つありま

    佐藤優「プーチン大統領の目的は『ウクライナに傀儡政権を樹立すること』ではない」 「ハンガリー動乱」「プラハの春」と同じ方法を試みている
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    mojisan 2022/03/03
  • 習近平に恥をかかせた…欧州の「中国離れ」のきっかけとなった小国リトアニアの勇敢な行動 「戦狼外交」が完全に裏目に出た

    欧州で存在感を増していた中国が、想定外の逆風にあえいでいる。きっかけは、小国・リトアニアが中国との経済協力関係を解消し、台湾に接近したことだ。筑波大学の東野篤子准教授は「激怒した中国政府はリトアニアに圧力をかけ、苦境に陥れた。だが、この報復行為に近隣諸国が強く反発。これまで良好だった欧州と中国の関係に隙間風が吹き込んでいる」という――。 リトアニアと中国との関係はさほど険悪ではなかった 近年、欧州の小国リトアニアが注目を集めている。同国は中国との関係に見切りを付け、台湾との関係構築を大胆に進めているのだが、これに中国が猛然と反発し、あらゆる手段を用いてリトアニアへの圧力を強めている。 それでも台湾への接近をやめようとしないリトアニアの大胆さと、なりふり構わず同国へのけん制と報復に走る中国という構図に、国際社会の関心が集まっているというわけだ。 なぜこのようなことになったのか、経緯を簡単に振

    習近平に恥をかかせた…欧州の「中国離れ」のきっかけとなった小国リトアニアの勇敢な行動 「戦狼外交」が完全に裏目に出た
    mojisan
    mojisan 2021/12/29
  • 「楽天モバイルのiPhoneで着信ができない」なぜ楽天モバイルはそれでも販売を続けるのか 「対処方法」は案内しているものの…

    応答は「電話に出られません」なのに、着信履歴はナシ 毎朝、自宅の固定電話から自分の携帯に電話をかけるのが私のルーティンになっています。今朝は幸いにして着信しました。 11月23日にスマホをMNPで楽天モバイルに乗り換えてからこの作業が続いています。きっかけは楽天iPhone12proに乗り換えた日の夜、家に帰ると家内がやや不機嫌だったことです。 「なんどもあなたに電話をしたのに“電話に出られません”ばかりだった」 と言います。 仕事柄、私はクライアントとの打ち合わせや会議中は携帯に出ることはしません。でも「いつもは着信を見て必ず折り返してくれるのに、今日はずーっと待っていても返信が来なかった」と不満なのです。 それでスマホを確認したのですが、着信の痕跡がない。そこで家内のスマホから私に電話をかけてもらったところ、家内の電話からは「電話に出られません」の応答が流れ、私のiPhoneには何の

    「楽天モバイルのiPhoneで着信ができない」なぜ楽天モバイルはそれでも販売を続けるのか 「対処方法」は案内しているものの…
    mojisan
    mojisan 2021/12/15
    AndroidのRakten Linkにも問題ある。暫く起動していないとSMSを受信出来なかったり、標準アプリが受信する。認証番号通知SMSは必ず標準アプリ。サブ機なので利用に困る事は無いが、そのうち消えるアプリだと思う。
  • 「なぜ喫煙者はコロナに感染しづらいのか」広島大学が発見した意外なメカニズム 重症化リスクは高くなるのに…

    新型コロナをめぐっては、喫煙者は重症化リスクが高くなることが知られている。その一方で、喫煙者はコロナそのものには感染しづらいというデータもある。広島大学原爆放射線医科学研究所の谷圭司准教授は「たばこは、感染後の重症化リスクを高めるが、感染するリスクを低下させる効果があるのではないか、という仮説を立てたところ、治療薬につながる意外なメカニズムがわかった」という――。 欧米で「新型コロナ感染者に喫煙者が少ない」報告 新型コロナウイルスが世界的に流行して1年以上になります。日におけるワクチン接種率は全人口の6割を超え(2021年10月現在)、近いうちに国民の希望者全員が完了する見込みですが、治療薬についてはいまだ開発中です。 私は現在、広島大学で「低酸素応答機構」を研究しています。高山など、酸素濃度の低い環境に長期間身を置いていると身体がその環境に順応していきますが、このとき体内で起こる防御

    「なぜ喫煙者はコロナに感染しづらいのか」広島大学が発見した意外なメカニズム 重症化リスクは高くなるのに…
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    mojisan 2021/10/29
  • 「明治維新は薩長によるテロだった」初めて大河ドラマでそう描いたNHKをもっと褒めよう 維新賛美の「司馬史観」から脱却した

    これまでのNHK大河ドラマは、どれも明治維新を賛美するものだった。しかし現在放送中の『青天を衝け』は違う。歴史評論家の香原斗志さんは「『青天を衝け』は明治維新を薩長によるテロとして描いている。非常に画期的なことで、もっと注目されるべきだろう」という――。 明治政府は「勝者」によってつくられた 身分に縛られ、年貢など重い課役に苦しめられる封建制を壊し、開明的な世のなかを実現して、近代化への道筋をつくった――。そんなふうに明治維新をポジティブに受け入れている人が多い。 実際、学校でもそう教えている。 文科省中学学習指導要領には、「明治維新と近代国家の形成」という単元で学ぶ目標について、「明治維新によって近代国家の基礎が整えられて、人々の生活が大きく変化したことを理解すること」と明記。さらには、「近代国家を形成していった政府や人々の努力に気付かせるようにすること」とまで書かれている(注1)。 そ

    「明治維新は薩長によるテロだった」初めて大河ドラマでそう描いたNHKをもっと褒めよう 維新賛美の「司馬史観」から脱却した
    mojisan
    mojisan 2021/10/09
  • コロナ感染爆発でも飲み会を続ける「自粛しないサル」を一発で変える"ある方法" 霊長類学者が提言する「嫌悪学習」

    新型コロナウイルスの新規感染者数が連日、過去最多となっている。霊長類学者の正高信男さんは「人々の行動を変えるためには、サルの研究で判明した『嫌悪学習』を応用するといい。たとえばコロナ感染で苦しむ人の姿をメディアで報じれば、自粛の効果が期待できるはずだ」という――。 ※稿は、正高信男『自粛するサル、しないサル』(幻冬舎新書)の一部を再編集したものです。 危険な体験はたった一度で長く記憶される もう40年も前のことになりますが、長野県に生息する野生ニホンザルにアーモンドの実を与える実験を行った研究者がいました。山に暮らすサルで、アーモンドは日列島には自生しないのですから、彼らがアーモンドの実にそれまで接したことがないのは明白。つまりナイーヴな状態であるといえます。 といってもクリやシイの木の実にはなじみがありますし、好物ですから、見てそれがべられそうな代物であることぐらいは察しがつくとい

    コロナ感染爆発でも飲み会を続ける「自粛しないサル」を一発で変える"ある方法" 霊長類学者が提言する「嫌悪学習」
    mojisan
    mojisan 2021/08/08
    今、報道量が少なく、内容が数値やグラフなど抽象的なことも、抑制がかからない要因の一つだろうか
  • 「実質的にはただの水洗い」洗たくマグちゃんは無意味だと言える"科学的な理由" 「アルカリで洗う」はウソだった

    「洗剤に負けない洗浄力」などの表示には根拠がないとして、消費者庁は、マグネシウムを使った洗濯用品「洗たくマグちゃん」を販売した宮製作所(茨城県古河市)に再発防止を求める措置命令を出した。東京大学非常勤講師の左巻健男さんは「マグネシウム洗濯では臭いや油汚れは取れず、実質的には水洗いと変わらない。科学的な用語を使ったあやしい商品には注意が必要だ」という――。 効果に根拠なしとされた「マグネシウム洗濯」 環境問題に関心を持ち、環境に負荷をかけないようにと、マグネシウム洗濯、洗濯ボールや洗濯リングなど、石けん・洗剤を使わないで洗濯する人たちがいます。 洗濯マグネシウムの「アルカリで洗う」という“科学的”な理屈に納得して使用していた人もいたでしょう。 ところが、マグネシウム洗濯製品には効果の根拠がないとして、消費者庁から景品表示法違反の措置命令が出されました。 洗濯の科学を含む界面化学を学生時代に

    「実質的にはただの水洗い」洗たくマグちゃんは無意味だと言える"科学的な理由" 「アルカリで洗う」はウソだった
    mojisan
    mojisan 2021/05/31
  • 「コロナ死4000人vs.肺炎死10万人」という数字をどう読むべきか コロナはどれくらい怖い病気なのか

    わが国の新型コロナの累計感染者数が30万人超、死者が4000人超となった。精神科医の和田秀樹氏は「例年のインフルエンザの死亡者数は、現状のコロナのそれと規模感が近い。またインフル関連死は例年1万人、通常の肺炎死も毎年約10万人になっている。政府は新型コロナ対策を打つ際、もう少し冷静に数字を見て判断してもいいのではないか」という——。 医師が「2度目の緊急事態宣言」に違和感を覚えた理由 コロナ感染拡大に伴い、1月7日に東京と神奈川、埼玉、千葉の1都3県で、そして13日には大阪、愛知、福岡など7府県が加わり、11都府県で緊急事態宣言が出された。 宣言発出に関しては「対処が遅すぎる」との声が多い。確かに重症者が増えたことや数千人の入院待ちの患者が生じるなど、医療崩壊が現実的なものになっていたし、1月7日に都内だけで2447人の感染者が確認されるなど、「感染爆発」との表現も大げさではない状態だった

    「コロナ死4000人vs.肺炎死10万人」という数字をどう読むべきか コロナはどれくらい怖い病気なのか
    mojisan
    mojisan 2021/01/17
    ツッコミどころ満載。感染直後より1〜数カ月後に亡くなる人が多い。月末にかけて死者数激増する可能性高い。死者数減少には感染者数下げる以外の手段無い。医療逼迫してる現状の解決手段では無い。別世界の住人?
  • 「9割が教科書を読めていない」私立文系しか行けない子供たちの末路 文系の仕事はますます稼げなくなる

    コロナ禍でいよいよ始まる大学・高校・中学受験……合否を決める重要な要素のひとつが読解力だ。国立情報学研究所の新井紀子教授は「全ての教科書を正解に理解できる小学生はクラス内の2、3人です。また子供の語彙量は家庭環境の影響が大きく、小学校入学時点で3〜4倍の差がつくこともある。AIが台頭する時代、読解力なしには仕事を選べません」と指摘する――。 ※稿は『プレジデントFamily 2021年冬号』の記事の一部を再編集したものです。 「教科書を読める子」はクラスにたったの2、3人!? 学校の授業のベースになる教科書。各学年の子供の知識や理解力に合わせてつくられているから「読めるのは当たり前」と思っていないだろうか。 「残念ながら、日の子供の大半が教科書を読めていません。小学生でいえば、全教科の内容を正確に読めているのはクラスの2、3人でしょう」 こう指摘するのは、『AI vs. 教科書が読めな

    「9割が教科書を読めていない」私立文系しか行けない子供たちの末路 文系の仕事はますます稼げなくなる
    mojisan
    mojisan 2021/01/16
    タイトルが恣意的。ご本人が立てたとは思えないのだが
  • 「猛批判にもまったく動じない」コロナ分科会・尾身会長の激動の半生 父親の猛反対でも、慶応大を中退

    政府の分科会で新型コロナ対応にあたる尾身茂会長は「信念の男」だ。「GoToトラベル」の一時停止や帰省、忘年会・新年会の自粛など、その呼びかけには批判もあるが、動じるそぶりはまったくない。なぜ信念を貫けるのか。尾身会長の「激動の半生」とは――。 ※稿は、プレジデントファミリー編集部『医学部進学大百科2021完全保存版』(プレジデント社)の一部を再編集したものです。 WHOの西太平洋地域トップを10年務める 2019年末から世界中で猛威を振るい、社会を大きく変えた新型コロナウイルス。世界が道なき道を進む中、日国内でコロナ対策の旗手となったのが尾身茂氏だ。 新型コロナウイルス感染症対策分科会長として、年末年始の「GoToキャンペーンの一時停止」を政府に提言。国民に向けて感染リスクが高まる「5つの場面」への注意喚起、忘年会・新年会、帰省への自粛を呼びかけるなど、感染拡大防止に重要な役割を果たし

    「猛批判にもまったく動じない」コロナ分科会・尾身会長の激動の半生 父親の猛反対でも、慶応大を中退
    mojisan
    mojisan 2020/12/30