兵庫県宝塚、伊丹両市長選が14日、投開票され、宝塚市長選は無所属現職の中川智子氏(65)(民主支持)が日本維新の会新人で前市議・多田浩一郎氏(40)(みんな推薦)ら4人を破って再選、伊丹市長選では無所属現職の藤原保幸氏(58)(自民、民主、公明推薦)が、維新の会新人で前市議・岩城敏之氏(52)(みんな推薦)ら3人を退けて3選を決めた。 維新の会は本拠地・大阪以外の首長選で初の公認候補を擁立し、夏の参院選に向けた足がかりとする狙いだったが、両市長選とも大差で敗れた。 投票率は、宝塚45・94%(前回44・20%)、伊丹41・92%(前回無投票、前々回28・86%)。 「(大物を招く)空中戦で引っかき回せると思っていたが、甘かった」。宝塚市長選で敗れた多田氏は14日夜、事務所で語った。 維新の会は橋下共同代表(大阪市長)ら党幹部が次々と来援。公務員制度改革の実現を訴えたが、橋下氏が大阪空港の廃