高遠るいの画風と「ジェネラル・ルージュの凱旋」の物語のマッチングについての話 - ポンコツ山田.com
ジェネラル・ルージュの凱旋 (ワンダーランドコミックス) 作者: 海堂尊,高遠るい出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2009/02/21メディア: コミック購入: 19人 クリック: 1,697回この商品を含むブログ (34件) を見るご存知人気小説の漫画化です。いい感じのくどさと熱さ、そこかしこに挟まれるコメディ、二転三転する結末と、原作未読でも楽しめました。 で、直接内容に関わる話ではないのですが、物語と高遠先生の絵柄の関係についてちょっと思ったことがあるので、つらつらと。 高遠先生の絵柄に板垣先生や安達先生のオマージュが見られるというのは前回の記事で書きましたが、特に前者の影響が顕著に出ているのが、男性の顔をアクを強くして描くときでしょうか。 （SCAPE GOD ｐ44） （シンシア・ザ・ミッション 3巻 ｐ135） こんなですね。 コミックスになった高遠先生の作品は、基本的にバ
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NIGHTMARE MAKER 1 (1) (ヤングチャンピオン烈コミックス) ■ 【オススメ】 願望をかなえるエロスな夢に、誘惑されて。 主人公が好きな子と初のエッチを迎えようとすると、 相手に、いいのか？私、男なんだけど、と告げられる− そんな場面に冒頭のカラーページが無駄に使われる 作品は、願望を投影した夢の見られる安眠装置を 開発した少年の物語。 いい夢が見られるはずが悪夢続き。肝心の相手との ラブラブな夢が見られない、これは仕方がないサンプルを 集めないと、と協力者を募ることを考える。 保健室で寝ていた保険医の先生にこっそりつけ、 起きたら感想を聞こうとするが、彼女が見たのは 願望通りの夢で、その内容はというと− エロエロな夢が支配する話。夢の部分でエロ描写をする わけだが、物語の筋はきちんとあって、願望どおりの夢で あるがゆえに見た連中は、現実がそうではないために 夢に逃避して
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ヴンダーカンマー 1 (1) (リュウコミックス) ■ 【オススメ】 ギャグの暴走だけでない、物語も暴走する。 第二次大戦下のドイツの話だが、 ドイツもあまり関係なく、弾けていく。 1941年、ドイツ。軍の研究開発施設がおかれた島に配属することになった少尉。 しかし指揮官は、こども。工場には機械化した軍曹が。主任技師の女性には 最初から手厳しい対応をされる−が、それはどうやらテレらしいが。 第二次大戦下のドイツを舞台にし、 ドイツであるのでＳＳなんかは出てくるのだけれど 別にいつの時代でどこが舞台でもよさそうな話であり、 得体の知れない物体や技術が登場し、 その場その場でのギャグだけでなく物語全体がはじけ暴走していく。 いろんなパロディや引用があるが、わかりやすくは提示されずに わかるひとだけがふふっと笑う代物で、 カバーはずすと『愛の嵐』で、これは元ねたもはっきり明示されているし時代舞台
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