沖縄知事選、決まらぬ候補=「普天間」で県連と対立−民主 沖縄知事選、決まらぬ候補=「普天間」で県連と対立−民主 沖縄県知事選(11月28日投開票)をめぐり、民主党の候補者決定が遅れている。最大の争点である米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)移設問題で、同県名護市辺野古移設を目指す政府方針に反し、県連が県外・国外移設を主張。党本部との調整が付かないためだ。「第3の候補」擁立を目指す国民新党と歩調を合わせる案や、独自候補を立てる案が浮上するものの現実性は薄く、執行部の苦悩は深い。 「党・内閣の方針と異なる公約を掲げる候補者を推薦・公認することはあり得ない」。岡田克也幹事長は22日の記者会見で、民主党政権として辺野古移設推進に転じた5月以降も県外・国外の旗を降ろさない県連にクギを刺した。 知事選に出馬表明したのは自民、公明両党が推す現職の仲井真弘多氏(71)と、共産、社民、沖縄社会大衆各党が支援