40分でできるホームページ運営体制チェック より良いサイト運営を実現する 40項目のセルフチェックシート[Web担当者編 2008年版] 好評だった「40分でできるホームページ診断 ~訪問者目線編~」に続き、第2弾のチェックシートをお届けする。今回は、表側には現れない、ウェブサイトの裏側にある運営体制に関するチェックだ。 第1弾の「40分でできるホームページ診断 ~訪問者目線編~」も一緒にどうぞ TEXT:編集部 協力:株式会社 環 今回は運営体制をチェックWeb担では以前に「40分でできるホームページ診断」を掲載し、好評を得たが、前回のホームページ診断では、サイトが訪問者にとってどれぐらい使いやすいかをチェックするための要素に絞っていた。 今回は、企業のWeb担当者が、日々のサイトの運営を行ううえで意識しておかなければいけない点や、企業としてウェブサイト運営をする場合に必要になる要素を対
株式会社電通の「クロスメディア開発プロジェクト」の消費者インサイトチームは、消費者のメディアや情報との関わり方の最新の傾向を全体的に捉えるため、2008年2月に「クロスメディア行動調査(PDF)」を実施した。 電通によると、「情報バリア」を張った消費者が増えているという。デジタル化やIT化の進展にともない、世の中を取り巻く情報が増え、消費者は自分にとって関係のない、興味のないものには関心を示さない、という傾向が見られ、そのため、企業が効果的な広告キャンペーンを行うためには、さまざまなコンタクトポイントを有効に活用して、消費者を情報バリアから誘い出す「キャンペーンのシナリオづくり」が大切になっており、そのためには消費者のメディア接触行動や生活動線を具体的に把握する必要があるという。 調査結果によると、調査対象であるインターネットユーザーにおいて、マスメディアやインタラクティブメディアなどの複
第12回 ユーザーを「目利き」に生まれ変わらせ、 購買を誘発させる写真の見せ方とは? 現実の店舗や窓口では、目の前にいるお客が困っていればすぐにわかるし、同じトラブルが重なれば問題が起きないように施策をとる。しかし、ウェブサイトを作っているときにはお客は目の前にいないし、公開後にお客の対応をするのはウェブサーバーやスクリプトという機械だ。そのため、現実の商売では当然のように行っている接客ができない、いや忘れてしまってはいないだろうか? 今木 智隆(株式会社ビービット) 写真のスペース配置の大原則は「場所をケチらない」ウェブサイト、特にECサイトにおいて「写真情報」は、商品の魅力を端的にユーザーに伝えるキラーコンテンツである。それだけに、見せ方1つで大きな効果を得られることもあれば、見せ方を少し誤っただけで多くのユーザーを取り逃がす、という怖さも存在する。そこで今回は、実際にユーザビリティテ
その半面、携帯サイトの設計については、PCサイトとは異なるユーザー特性があるにもかかわらずノウハウは少なく、中規模以上のサイトであっても「とりあえず作っただけ」のサイトや、やみくもに見た目だけを新しく装ったサイトが多いのが現状である。 今回は、携帯サイトの設計、その中でも特にビジネス成果に直結するフォームについてピックアップし、携帯ユーザー特有の行動に対していかに対応すべきかを考えてみたいと思う。 さて、複数のブラウザを立ち上げて、画面を切り替えながら操作が可能なPC環境と違い、モバイル端末では一度サイトから離れると、戻ってくるのが非常に大変である。そのため、携帯サイトのフォーム登録はPC以上に「一発勝負」であることを強く意識する必要があるだろう。 まず、ユーザーの入力負荷を減らし、自動入力が可能な部分は可能な限り実装するなどの配慮を欠かさないようにする必要がある。さらに、「携帯特有の機能
検索トラフィック獲得(およびSEO)がうまくいかない7つの原因(後編)#4 複製コンテンツの大規模な問題を抱えている問題点:検索エンジンから見て、君のサイトにまったく同一のコンテンツがいたるところにある。自サイト内に複製コンテンツが数ページあるとか、もっと悪い場合には、ウェブ上のさまざまなところに同じコンテンツが存在するとかね。 こうなると検索エンジンは、どれが正規のオリジナルバージョンで、どれがコピーかを判断する必要に迫られる。さらに、こういう形になっていると、そこにあるコンテンツについて当のページが本来持っている潜在的なランキング価値が薄められてしまう。 原因の突き止め方:9~14語ほどの長さで、短いながらも絶対にそのページにしか出現しない特徴的なフレーズを抜き出す。抜き出したフレーズを「"」「"」で括って、グーグルで検索する。検索結果で最初に出てくるのは、今まさに君がそのフレーズを抽
多くのリンクを獲得するのにきわめて有効な1つの方法は、大規模なメディアキャンペーンを展開することだ。これは、サイト運営者が有名ブランドの場合には特にうまく機能する。大規模なメディアキャンペーンは、たくさんのリンクを獲得するすばらしい方法だし、有名ブランドは何の苦もなくこういうことをやってのけるんだ。 では、有名ブランドでなければ? その場合は、残念ながら不利だと言わざるをえない。では、その代わりに何かできることはないか、そして勝利を手にする方法はないか考えてみよう。大企業でなくても、何か方法があるのが今日のウェブの利点の1つだからね。 潤沢なマーケティング予算があれば、それはそれで大きな強みだ。しかし、頭が切れて行動が迅速なら、成功を手中に収めることもできる。実際、インターネット上でブランドを作り上げるには、ありとあらゆる新しい方法が使えるんだ。 この記事では、価値が高くオーソリティのある
Webマーケティングガイドでは、モバイルインターネット調査会社のネットエイジアと共同調査のもと、携帯電話のメルマガに関する調査を行った。 携帯電話のメールは開封率は高いとよく言われる。確かにパソコンと比べると接触頻度も高く、何より常に身近にあるメディアであるため、そのレスポンスが非常に早い事は理解できる。 ただ、最近では迷惑メールの増加により、ドメインやURLを指定して受信/受信拒否をする指定受信機能が普及してきており、企業からのメールマガジン(以下、メルマガ)が届かないケースも出てきている。 本調査では、ユーザーの携帯メルマガの登録状況などを改めて調査し、明らかにしたいと思う。 ※調査概要に関しては、記事の末尾に記載している。 携帯メルマガの登録経験率は86.1%まず、携帯メルマガの登録状況を尋ねた。 その結果、86.1%のユーザーが携帯のメルマガに登録したことがあると回答した(※今回、
このレポートは、サイトが獲得しているキーワードベースの検索トラフィックについて、その健全さと分布を視覚化する検索マーケティング用のツールだ。上で示したのはSEOmozの過去40~50日のデータだ。マウスをグラフに沿って動かしていくと、参照数上位25%は、それぞれ50人以上の訪問者を獲得している検索キーワードからだということがわかる。それに対して、下位25%(実際にはもっと)では、各検索フレーズが示す検索ビジター数はそれぞれたった1人だ。これは、ロングテールの力と重要性を明らかにしているだけでなく、データが不足して困っている多くのマーケティング部門を、説得力のある材料で支援するものでもある。 僕らは最近、いくつかの大きなウェブ資産を任されるようになった。そして、かなり大きなサイトを持っている人ならだれでも知っているとおり、その規模を担う訪問者はすべて、テールの中にいる。そこで、ロングテールの
40分でできるホームページ診断 最低限クリアしたい40項目のチェックシート[訪問者目線編 2008年版] SEO? ユーザビリティの向上? それ以前にしなきゃいけない「サイト作りの基本のキ」を、あなたのサイトではちゃんとできているだろうか? 高度な施策に目を向ける前に、最低限クリアしておきたいチェックポイントをまとめてみた。あなたのサイトは何点とれるだろうか? TEXT:編集部 協力:株式会社 環 ウェブサイト作りの基本のキSEOやユーザビリティに限らず、キーワード広告、アクセス解析、LPO、リッチインターフェイスなど、サイトの効果をアップさせる手法はさまざまあり、Web担でも詳しく解説してきている。 しかし、そういった施策にコストを割く前に、現状の自社サイトが、訪問者が「あれれ?」とマウスをうろうろさせてしまうような状態になっていないか確認したことがあるだろうか。 そんなあなたのために、
この記事では、業界関係者への取材で明らかになったネットマーケティング業界の「闇」についてレポートする。問題に巻き込まれないように心構えをしておいてほしい。 第1回は「SEO業界の闇」だ。 着手金はもらうが何もしない「成果報酬」のSEO業者こんな話がある。 ある企業のWeb担当者が飛び込みのSEO業者から営業を受けた。業者はSEOの重要性を説き、プランを説明した。 弊社は成果報酬制となっております。ご希望のキーワードで御社のウェブサイトの表示順位が上がったときにだけ報酬をいただいております。 報酬金額も妥当なので契約し、着手金として3万円を支払う。しかし、その後、業者から検索結果の月次レポートは送付されてくるものの、肝心の検索順位はまったく上がらなかったそうだ。 勘のいい方はお気づきかもしれないが、悪質なSEO業者の典型的な手口だ。この業者は実際には契約後何も作業を行わず、たまたま順位が上が
コンテンツは現場にあふれている。会議室で話し合うより職人を呼べ。営業マンと話をさせろ。Web 2.0だ、CGMだ、Ajaxだと騒いでいるのは「インターネット業界」だけ。中小企業の「商売用」ホームページにはそれ以前にもっともっと大切なものがある。企業ホームページの最初の一歩がわからずにボタンを掛け違えているWeb担当者に心得を授ける実践現場主義コラム。 宮脇 睦(有限会社アズモード) 心得其の伍十九 歴史が繰り返すIT界これからは○○だ。 と、IT系の流行予言を聞いたら眉に唾を塗ってください。本当に流行るものは、メルマガ、アフェリエイト、ブログ、SNSも予言以前に広まっており、バズワードの可能性が大きいからです。IT業界の「予言癖」は、結論ありきで論を進める五島勉さんの「ノストラダムスの大予言シリーズ」に通じるものがあります。 さて、予言よりも確実に未来を掴む方法があります。「歴史は繰り返す
第10回 トップページのFlashをググっと使いやすくする 3つのポイントと心がけ 現実の店舗や窓口では、目の前にいるお客が困っていればすぐにわかるし、同じトラブルが重なれば問題がおきないように施策をとる。しかし、ウェブサイトを作っているときにはお客は目の前にいないし、公開後にお客の対応をするのはウェブサーバーやスクリプトという機械だ。そのため、現実の商売では当然のように行っている接客ができない、いや忘れてしまってはいないだろうか? 今木 智隆(株式会社ビービット) アニメーションムービーであったり、動的なバナーであったり、インターフェイスそのものであったり、Flashの活用方法もさまざまだ。ところが、このFlashが曲者である。数々のユーザービリティテストやアイトラッキング調査の結果から、Flashの使い方を一歩間違えると、途端にユーザーが使えない代物になってしまったり、見向きもされなか
賢い発注はウェブサイト制作の正しい理解から こんなクライアントは嫌だ! 制作サイドのホンネから知る“成功する制作の進め方” ユーザーを引き付ける魅力ある企業サイト、思わずため息がでるキャンペーンサイトなど、ウェブでは多くの成功事例を見ることができる。しかし、外から見ると美しく見えるプロジェクトも、紆余曲折を経て達成されることがほとんどだ。スムーズに進む案件の方が少ないといってもいい。なぜこうもスムーズに進まないのか? ネットビジネスの基本であるウェブサイトの制作は、どのように進むのか、うまく進めるためにはどうしたらよいのかを、成功例と失敗例から理解していこう。 よくある「困った事例」に学ぶうまく仕事を進める秘訣これまで「マンガ『困ったクライアントのダメな発注4つの実例』 ~こんなクライアントはもうイヤだ!」では困ったクライアントの実例を、「うまく仕事が進む“良いクライアント”の“賢い発注”
ソーシャルメディアマーケティング(SMM)の基本についてプレゼンテーションをしてほしいと、何度か頼まれたことがある。今回、15分ほどの初心者向けプレゼンを作って改良を加えたところ、かなり良いと思えるものになった(僕はプレゼンにはすごくこだわる方だ)。 これから前編と後編の2回にわたって披露する(画像と文章による)プレゼンは、上司やチームや仲間にSMM(ソーシャルメディアマーケティング)への投資が無駄ではないことを説得する、あらゆる人に役立つものになっていると思う。それではどうぞ! セクションI:ソーシャルメディアマーケティングって何?SMMが何かを考えるにあたって、まず、オンラインマーケティング全般の目的をみておく必要がある。 オンラインマーケティング全般の基本的な目的は次の通りウェブサイトのトラフィックコンバージョンと売り上げページビューと広告露出オンラインマーケティング全般の少し込み入
あなたは会社のウェブサイトの姿が見えていますか? 目指せ給料アップ! 悩める担当者を救うアクセス解析「基本中の基本」 その1 ~なぜ必要なの? Web担でも繰り返し言っていることだが、ウェブビジネスにおいてアクセス解析はなくてはならない存在だ。というのも、現実の商売とは違い、ウェブサイトをただ眺めていても、どれだけの人がどんな興味をもってウェブサイトに来てくれたのかはわからないからだ。 ところが、まったくアクセス解析をしていないという企業は決して珍しくない。アクセス解析ではいったい何ができて、どれだけ大切なのかを、まず基礎から理解していこう。 「基本中の基本」その1は、アクセス解析をするのがなぜWeb担当者の給料アップにつながるのか、なぜWeb担当者の仕事を楽にするのかの入り口だ。 予算獲得、人手獲得の第一歩――それがアクセス解析アクセス解析と聞くと難しそうと思うかもしれないが、まずこの「
コンテンツは現場にあふれている。会議室で話し合うより職人を呼べ。営業マンと話をさせろ。Web 2.0だ、CGMだ、Ajaxだと騒いでいるのは「インターネット業界」だけ。中小企業の「商売用」ホームページにはそれ以前にもっともっと大切なものがある。企業ホームページの最初の一歩がわからずにボタンを掛け違えているWeb担当者に心得を授ける実践現場主義コラム。 宮脇 睦(有限会社アズモード) 心得其の四十六 ビジネスモデルとは要するに金の流れ東京ビッグサイトで行われたある展示会で「地域SNS」「ポータルブログ」という出展を多数見つけました。前者は地域に特化したSNSの主催を指し、後者はブログサービスの提供をして、「収益アップ」「訪問者増加」につながると謳います。枕詞として「Web 2.0」が使われ、「CGM(Consumer Generated Media=ブログなどのように利用者がコンテンツを作り
僕ら検索マーケティング業界の人間はランキングというものを、時として実際より難しく考えようとしているのではないかと思う。たしかに、リンクを構築する方法なんて何百通りもあるし、キーワードの数だって無限だ。トラフィックを増加させるユニークなソースにしても数えきれないほどあるし、分析方法、デザイン、使いやすさ、コード構造、コンバージョン率の測定など、数え上げたらきりがない。けれども、ある特定のキーワードに対して、検索エンジンの標準的なオーガニック検索結果でランキングを上げる方法、という話になると、実際のところごく少数の重要な要素について考えればいいはずなんだ。 No.1 - キーワードの用い方とコンテンツの関連性 僕はキーワード密度なんてものを信用してないけど(ナンセンスなキーワード密度を参照)、キーワードを賢く使って、クエリや検索者の意図に密接に関係するページを作ることが、良い順位を獲得するため
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