時が過ぎ、大人になったと自覚したのは、年月がただ単に年齢というレンガを積み重ねていくだけと気づいたとき・・・、 あるレンガは幸運な年であり、あるレンガは不運な年で、それが順繰りに重なりあっていくだけの歳月、そこには若いころのような特別という贈り物が失われていた。 心についた傷が膿んであふれ、時に泣きたくなるときに、なぜ、自分は疲れきった大人になったのかと思う。 誰かを傷つけることに無頓着な人が、大人になり損ねた私と重なる。 私は自らの罪に気づいていないのです、神様。 いつまでも自分の過ちにだけは甘いのです。 そんな半端な大人になる気はなかった。 歯を食いしばっても立派な切符が欲しかった。 もう遅い。 遅すぎた列車の切符を握りしめ、それでも、必死にあがいている。 そう、切符を1枚くれる? あなたはきっといい人ね。 今日の昼は日差しが弱かったけど、 夜のイルミネーション下の、 病的な顔肌をした
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