20121224 Tomato n' Pine ミニライブ&握手会@新宿タワレコ7F 「散開」という名の解散を目前に控えたクリスマスイヴの夜、午後8:58にトマパイ最後のインストアライブが始まった。クリスマスの約束に遅れて残業する男の職場の最寄り駅に日比谷線で向かい、駅の改札で待ちきれない思いを綴る女の子を歌った屈指の名曲「ジングルガール上位時代」は、歌詞の中で午後8:58を指して終わる。最後まで洒落たプロデュース陣の意図に応えるように、タワレコもこのたった一回のインストアライブのために作られた時報パネルをステージに掲げた。この気の利いた赤いパネルは、トマパイを愛したファンの大切なモニュメントとして記憶されるだろう。 ライブ開始数分前から、前説の語りは時報に取って代わる。タワレコ店内に鳴り響く117時報を聞きながら、最後のトマパイを観に集まった300人がカウントダウンを心に刻む。8:58丁