[CEDEC]味や満腹感,さらには重力も自在に作り出せる? アカデミックな人たちが研究する視覚だけじゃないVRの最前線 2016年はVR元年と呼ばれることも多く,CEDEC 2016でもVR(仮想現実)関係の講演は多かった。しかし研究者にとってみるとVR元年は20年以上前のことであり,今年は「VR Ready元年」と呼ぶべきだというのは,実際否定しようのない事実だろう。 このように,ゲーム開発者とVR研究者の間で見ている「VR」には,微妙なズレがある。ゲーム開発者はなんのかんので「VRでゲームをどう作るか」「より楽しいVRゲームとは」という着地点を見据える必要があるが,研究者にとってエンターテイメント性はまた別の問題だからだ。 またアカデミックVRにおいていま一番ホットな話題は触覚関係だ。VRHMDは(大げさに言えば)過去の話題であって,ゴーグルの先を議論しているというのが現状というわけだ
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