2013年11月15日19:00 カテゴリ資産運用全般 長期投資の弱点 Tweet あつまろです。 私の基本的な投資スタンスは「15年保有前提の長期投資」です。長期で保有することでメリットはたくさんあると思っていますが、じつは弱点もあります。それは「所持効果」と呼ばれるものです。 「所持効果とは」 所有することにより、そのモノへの主観的な価値が高まる心理的傾向です。いざ自分が持つと「実際の価値異常によいモノ」と思えてしまう心理です。みなさんも少なからず、ご経験はおありじゃないでしょうか? 例えば、愛車という言葉もあるようにマイカーへの愛着。 高級腕時計やバッグなんかもそうかもしれません。 「自分のポートフォリオが特別なものに思えてくる」 では、投資においてどのようなデメリットがあるか。 それは保有している銘柄への過剰な思い入れです。 私の場合は投資するまでに自分の中でいろんなハードルを手掛
2013年09月07日18:30 カテゴリ資産運用全般 暴落と投資 Tweet あつまろです。 「安いときに買って、高いときに売る」というのが投資のセオリーなので、「暴落時に投資をする」のは正しいと思いますが、では普段(平時)は投資しないのはどうなんでしょう?今回は私の投資方針をご紹介します。 「1.平時も投資すべき」 暴落なんていつやってくるかわかりません。平時から企業業績や株価の関係を見ながら、割安感が出てきた銘柄を拾っておく。暴落時だけに投資しようとすると、その間のインカムリターンの機会損失は大きいとグレアム先生も仰っていて、私はその意見に賛成です。 「2.暴落時は多額資金を投資すべき」 やっぱり暴落時は、数多くの企業の株価が安く売られています。バーゲンセールのチャンス到来です。平時よりも多額の資金を投ずべきでしょう。ただし、注意が必要なのは底がわからないので、ある程度段階的に投資を
2013年08月29日19:00 カテゴリ資産運用全般 2013年は我慢の1年 Tweet あつまろです。 「2012年は過去最大の投資を」というスローガンの下、日本株式を中心に投資をしました。 しかし、2013年は昨年と比べて相場環境が良くなったので、投資意欲を抑制しています。 今年に入って株式には投資していません。 投資用のキャッシュが積み上がってくると、「もしこれだけの金額を投資していたら、どれだけの結果になっていたんだろう?」なんて欲張って皮算用を弾いていると、投資意欲がニョキニョキと盛り上がってきます。こういう状態で「○ヶ月ぶり株安」なんてニュースが出てくると、心理的な葛藤が生じます。 でも、こういう葛藤は資産運用をする中で、ずっと付き合っていくものですよね。 私の場合は信頼できる企業を、安値時に投資して長期ホールドするというスタイルなので、2013年は我慢の1年で終えそうです。
2013年07月21日10:00 カテゴリ雑感 スカウターで個人情報がみえる? Tweet あつまろです。 ここ1ヶ月ほどNSA、PRISM、スノーデン氏の話題が世界を賑わしています。 日本でもすこしは報道されていますが、あまり話題にはなっていないように感じます。 世間の関心は低いものの、いろいろ思うところがあるので取り上げます。 まずは今回の事件を紹介した後に、これから起こる近未来を想像してみましょう。 「どういう話なの?」 思いっきり要約すると、アメリカの情報機関が個人情報を大量に収集し分析していたことを元職員が暴露して大ニュースになっている、ということです。 もう少し説明しましょう。 アメリカ国防総省の諜報機関として国家安全保障局(NSA)が存在します。元CIAでNSAの仕事に関わっていたエドワード・スノーデン氏が、6月下旬にメディアにNSAが極秘に行ってきた情報収集活動を暴露しまし
2013年04月18日19:00 カテゴリ読書感想文 学習参考書が読みたくなる本(読書の技法) Tweet あつまろです。 読書の技法を読みました。著者佐藤優氏は、月300冊の本を読むそうです。彼の「異常」ともいえる読書への取り組みは、真似はできないものの共感できる点や見習いたい点も数多くあります。 「時間という制約を読書に持ち込む」 熟読できる本の数は限られる。どうしても読まなくてはならない本を絞込み、それ以外の本は速読する。専門分野にうちての本は新たに知る事項の部分だけを熟読すればよい。それで時間を節約できる 人間の最大の制約は、お金や労働力ではなく時間と言われます。読書についても時間の制約を考慮するというのは考えてみれば当然ですが、どれもこれも同じように読んでしまいがちです。あまり意味のない内容だったら読まない。もしくは知ってる内容だったらサーッと飛ばしながら読む進めていくという、メ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く