町役場で経緯を説明する沢舘副町長(左)と三浦総務課長 岩手県大槌町の沢舘和彦副町長(61)は3日、公用車を運転した際に、あおり運転をしたと指摘されたことを明らかにした。副町長はあおり運転は否定したが、ライトをハイビームの状態にしたことは認め、「慣れない車で、ハイビームに気付かないまま走行した。迷惑をかけた」と陳謝した。 沢舘副町長によると、7月31日午後9時頃、盛岡市の公務から町内に戻る途中、公用車を自ら運転し、ハイビームの状態で釜石自動車道の遠野インターチェンジ(IC)―釜石中央IC間を走行した。その際、前を走行していた車を追い越したという。同乗者はおらず、ドライブレコーダーも付いていなかったという。 公用車は2011年6月に仏プジョー・シトロエン・ジャポンが復興支援で町に寄贈した「プジョー3008」で、「東日本大震災復興支援車両」という表示があった。 翌8月1日、男性が町役場を訪れ、「