読売新聞の報道によれば、経産省は電気製品の技術的な安全基準を全面的に見直す方針を固めたとのこと(参考: 電気用品安全法のページ)。これにより、現在は品目ごとに基準が決まっていたのが「電圧100ボルトの家庭用電源で使うものはすべて」というような包括的な規制になり、従来は電気用品安全(PSE)法の対象外になっていたパソコンや周辺機器類も規制の対象となるようだ。 過去のPSEを巡る騒動を思い出した方もいるだろうが、パソコンや周辺機器の電源回りの技術基準はこの方針によって影響を受けるだろうか? 中国等からの輸入電源はPSE準拠の全数検査等が必須になることで値上がりしたりするのだろうか? また、今の時点でPSE法の管理下から外れている主要な電気用品は他に何があるのだろうか? 記事によれば、改正案は2010年の通常国会に提出される予定だという。