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ブックマーク / finalvent.cocolog-nifty.com (35)

  • 凍れるコミュニティー: 極東ブログ

    20代のころだったけどその状況ではその集団にとって重要な意思決定の会議みたいなものに若者の声代表みたいに出席したことがあった。発言を求められて、じゃあというので問題点を整理して回答を述べた。たぶん回答というより、解答だったのではないかと思う。で、どうなったか。ご意見承りました、次、という感じで会議は進んでいった。 あれれ、と僕は思ったのだった。そりゃ。まあ、でもいろいろ課題があるんだろうと思って聞いていると、どうもこの会議が録画されているなら僕の発言部分をカットしてもなんら違和感がない。その先も同じ問題が蒸し返されている。それ、さっき僕が回答したじゃん、これが巻末の解答集、とかいう感じでもういちど発言しようかと思ったけど、恩義あるかたが馬鹿止めろ視線を投げかけてきたので、黙って置物になった。 どういうことなんすか、とあとでその人に聞くと、君は会議の意味がわかってないねというのであった。会議

  • ボードゲーム「世界の七不思議」日本語版: 極東ブログ

    ボードゲーム「世界の七不思議」(参照)は、2009年の「ドミニオン」(参照)に続き、昨年「ドイツ年間ゲーム大賞 エキスパートゲーム大賞」「ドイツゲーム賞 大賞」「アラカルトカードゲーム賞 大賞」の三大賞を獲得した。評判に押されて日語版も出たのでやってみた。なるほどの面白さであった。 「世界の七不思議」は「ドミニオン」同様、カードが主体なので、ボードゲームと呼ぶのは違うようにも思うが、広義にドイツボードゲームとしてもよいのではないか。やってみた感触はトレーディングカードっぽいドミニオンより、純然たるボードゲームである「エンデバー」(参照)に近い。 「エンデバー」が出たついでに言うと、このゲームは大航海時代の世界で、「世界の七不思議」は古代ヘレニズム世界である。何回かやってみると、歴史的な象徴の暗喩もよく練られていることがわかって楽しい。 ボードゲームには詳しくはないのであまり比較はできない

  • ボードゲーム「カタンの開拓者たち」日本語スタンダード版: 極東ブログ

    でも、それなりにプレーしやすい日語のリニュー版「カタンの開拓者たち(日語スタンダード版)」(参照)が出たのは昨年4月末だった。いやはや、待ちましたよ。 率直に言うけど、製品がどういうものか了解している人なら、「カタンの開拓者 携帯キャリーケース版」(参照)や「ポータブル カタン」(参照)でもいいが、初めて「カタンの開拓者たち」をするというなら、この日語スタンダード版がよいのではないか。それなりにゲームボードも厚く広いし、駒もカードもそれなりに使える。むしろ今の自分としては、別の言葉でもいいからもっと上等な作りのがほしい。 「カタンの開拓者たち」はボードゲームの世界に革命的な変化をもたらしたともいえるほどの定番ボードゲームで、1995年にドイツの「年間ゲーム大賞」と「ドイツゲーム大賞」を受賞している。現代古典とも言えるボードゲームだし、現在でも当然、面白い。時間はプレーヤーが強くなるに

  • ボードゲーム 「カルカソンヌ」日本語版: 極東ブログ

    「カルカソンヌ」も今となっては古典的なドイツボードゲームである。2001年に「ドイツ年間ゲーム大賞」と「ドイツゲーム大賞」を受賞した。「カタンの開発者たち」に次ぐエポック・メーキングな作品でもある。非常に面白いし、私の印象だが、ゲームとして数学的に美しい。特にiPadへに移植された版は、音楽、ビジュアル、操作性においても、ワンダホ!の美しさである。 ゲームの題材となった地名「カルカソンヌ(Carcassonne)」は、フランス南部ラングドック地方の、海にも面しスペインにも近いオード県の県庁所在地である。 ローマ時代にすでにこの地に要塞都市が建設されていた。その後、4世紀のフン族移動に圧迫された西ゴート族(Visigoth)が5世紀にこの地に侵入し、この地をセプティマニアとした。 453年にテオドリック1世が、現在のカルカソンヌに西ゴート王国の北部の前線の要塞都市を建設した。508年にパリを

  • 中国人二歳女児ひき逃げ映像の背景: 極東ブログ

    すでに映像をご覧になっている人も多いと思うが、あまりに陰惨な映像なのでネットに溢れている動画へのリンクはしない。話は、中国南部、広東省仏山で13日、自動車にはねられ路上に放り出された二歳女児を道行く人は助けることなく無視し、そのため再度車に轢かれることになったことだ。女児の回復を祈りたい……と書いたものの、最新の状況を見るとすでに死んでいた。哀悼したい。 この話、誰が見ても残酷な話ではある。この事件自体がやらせのはずはない。だが、この報道はといえば、中国共産党のやらせだろう。こんなことを書くのもなんだとも思うが、ちょっと考えるといろいろパズルが解けそうでもあるので、触れておく。 報道の確認から。AFPがわかりやすい。「血まみれの少女を無視する通行人、ネットで怒りの声 中国」(参照)より。 【10月17日 AFP】中国南部、広東(Guangdong)省仏山(Foshan)で、車に2回はねられ

  • [書評]ボードゲームカタログ(すごろくや): 極東ブログ

    ただ、「ボードゲーム」と言われても、ピンと来ない人もいるかもしれない。ようするに「すごろく」である、というと別の誤解を招く。「人生ゲーム」みたいなゲーム、「モノポリー」(参照)とかね、なんて、あー、すまん、この二つは載ってないんです。ちょっと違う。 基は、「ドイツボードゲーム」と呼ばれるタイプのゲームだ。ドイツで10年くらい前から話題になって毎年、各種作成されるようになった、卓上で数名で遊べる創作ゲームである。 ポイントは、大人も面白いということ。頭を使うタイプが多いが、チェスみたいに頭だけというゲームではない。リアルな人間が集まってわいわい、一、二時間を熱中して過ごすことができる。麻雀みたいな面もあるし、僕は麻雀とかやらないけど、麻雀より面白いんではないかと思う。いかが。 著者は「すごろくや」となっていて編著という側面もあるのだろうが、実際に書いたのは、代表の丸田康司氏である。あとがき

    moondriver
    moondriver 2011/11/02
    "国のことなんかすこしそっちに置いといて、もっと、仲良く遊べ" よし、みんなでディプロマシーをやろう!
  • 毎度おなじみのUNO(ウノ)でチャレンジのルールをお忘れなく: 極東ブログ

    正月あれこれゲームをしていたのだが、まあ毎度同じみのUNO(ウノ)ということもあり、UNOかよ、アメリカ製のアホなゲームとか思っていたのだが、うかつにもチャレンジのルールを知らなかった。このルールを入れてみると、なるほど少し面白くはなった。知らなかったのは私だけでもなそうなんで、年末年始ネタついでに加えておこう。 UNOというカードゲームをやったことのない人はないんじゃないか。なのでプレイ方法の説明は省略。対象年齢は7才以上。つまり小学生ならできる。幼稚園の年長さんでもできるのではないか。ごく簡単なゲームだし、私は沖縄でよくやったものだったが(参照)、特にルールを意識したことはなかった。こんなゲームにルールなんかあるのか、とすら思っていた。違った。ルールはある。チャレンジのルールを知らなかった。 話をおじゃんにしてしまうが、UNOを日で販売しているマテル・インターナショナル株式会社による

    moondriver
    moondriver 2011/01/05
    "バレなければ嘘こいてもかまわないが実質ルールに含まれているというのは、なんだかアメリカらしいなと思うし、やってみるとこれが面白さを増やす"
  • ドイツのボードゲーム史上初の三冠を獲得したドミニオンはなるほど面白かった: 極東ブログ

    ドミニオン(Dominion)はドイツ人、ドナルド・X・ヴァッカリーノ(Donald X. Vaccarino)が考案し、2008年、米国のリオグランデ・ゲーム(Rio Grande Games)社から発売されたカードゲームである。特定の創作者によるカードゲームはデザイナーカードゲームと呼ばれる。 ドミニオンは、2008年の10月23日から4日間開催された恒例のエッセン国際ゲーム祭で発表され、国際的にも大人気となった。その直後、日でも英語版でブームが起きていたようだった。 2009年には各種の賞を取った。ドイツゲーム賞2009(Deutsche Spiele Preis 2009)の大賞、ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres 2009)で大賞、アラカルト・カードゲーム賞(Fairplay:À la carte Preis 2009)で第一位とのこと。すごいね。 そんなに

  • 尖閣沖衝突事件の背景にポスト胡錦濤時代の権力闘争があるのでは: 極東ブログ

    尖閣沖衝突事件について日人が日側から見るのは自然なことだし、この地域の実効支配が日米安保条約つまり実質米軍に支えられているにもかかわらず日からナショナリズム的に強行論が出てるのも、戦後が遠くなる風景でもある。しかしこの事件中国側から考えるとかなり奇妙な事件でもあった。 前回のエントリー(参照)では詳しく言及しなかったが、今回の中国「漁船」の領海侵犯には奇妙な点がいくつもあった。 公務執行妨害となったのは一隻だが、他にも「漁船」は繰り出していて船団を形成していた。また中国としては自国領という主張があるにせよ日が警戒している領域で堂々と大きなトロール漁の網を打っていたことや、警告を受けてから体当たりをくらわせるといった点も異例だった。 しかし日という文脈を外せばそれほど異例ではない。この数年、中国「漁船」には対米的に異常な活動が目立っていた。昨年の事例としては、2009年5月6日付

  • 尖閣沖衝突事件の中国人船長を釈放: 極東ブログ

    領海内である尖閣諸島周辺で7日海上保安庁・巡視船に中国漁船が衝突し、公務執行妨害の疑いで逮捕・送検・拘留されていた詹其雄(41)船長について、那覇地検は今日、処分保留の釈放を決定した。理由は、「船長がとった行動に計画性は認められず、我が国の国民への影響や今後の日中関係を考慮した」(参照)とのことで地検が外交関係に配慮したことを明確に示した。釈放時期は未定だが早急に実施されることだろう。 司法が外交に言及するなど、通常なら余計なことを口にして愚かなことだと見られがちだが、今回の地検対応はそれなりの意味がある。 日人の大方の印象は理不尽な中国の圧力に屈した菅政権の弱腰外交の影響を見ることだろう。この数日、中国側は詹船長釈放に向けてかなりの圧力をかけていたことがどうしても背景に見られてしまう。 国連総会出席で訪米した温首相はニューヨークの在米華人会合で「必要な対抗措置をとらざるをえない」(

  • 南シナ海領有権問題に関わる中国と米国: 極東ブログ

    南シナ海の領有権問題で米中間に一つ目立った動きがあった。問題の根は深く展望もないが、今年に入ってからの背景と概要にふれておこう。 目立った動きは、7月23日、ハノイで開催された東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)におけるクリントン米国務長官の発言とその反響である。発言の全文は米政府サイト"Comments by Secretary Clinton in Hanoi, Vietnam"(参照)にある。 要点は、同日付けAP"Clinton claims US interest in resolving territorial disputes in South China Sea disputes"(参照)が強調するように、この地域の領有権問題を解くことが米国の国益であると断じたことだ。南シナ海は米国の問題であると関与を鮮明にした。クリントン発言から抜粋するとこのあたり。

  • ドン・ガバチョフ元大統領、グルジア問題を論ず: 極東ブログ

    今回のグルジア衝突の報道をブラウズしながら、しみじみ自分は西側という地域にいるのだなという思いと、報道を少し超えた部分の解説では日は未だに喧嘩両成敗か念力平和主義くらいしか思いつかないのかなと思った。 とは言いつつ、欧米のジャーナリズムというのはすごいもんだなと思ったのは、いやあるいはロシアがそれだけ自由化し知識人をもっているということかもしれないが、聞き耳を立てれば、ロシアの声もきちんと聞こえることだ。そういう例として、ゴルバチョフ元大統領のコラムを紹介したい。オリジナルはロシア語でロシアの新聞に掲載されたが、英訳されワシントンポストにも掲載された。”A Path to Peace in the Caucasus”(参照)である。最初に当然ながら、戦闘は誰にとっても痛ましいものであり平和が希求されるとある。最初にあるのは、日の新聞社説じゃないんだから、それをオチしてはコラムにならない

  • 中国製毒入り餃子、雑感その2: 極東ブログ

    中国製毒入り餃子事件だが、なんとなくこれは迷宮入りでしょと思っていた。が、昨日、流れが変わる報道があった。意外といえば意外なので少し雑感を書いておきたい。というのも、この問題の質は毒入り餃子自体ではないだろうから。 餃子に毒を入れたのは中国か日かということで言えば、「極東ブログ: 中国人のわかりづらさという雑談」(参照)で李小牧が指摘している通りなので、ようするに後は外交的な問題だった。 そこが曖昧になるだろうなと私が思っていたのは、中国がけっこうな強気で小日をパスしてやっていけるとまでそっくり返ったのだろうなと見えたからだ。が今回、逆に、毒を入れたのは中国かもシグナルを出してきたということは、中国様だいぶ日にご配慮しているなという感じがする。このご配慮の意味はなんだろうか。 西欧の先進国が人権問題で騒いでいるのにぐっと堪えて偉いぞ、東洋鬼。ちがった、小日。ちがった、蛮族。ちがっ

  • 極東ブログ: [映画]時をかける少女(細田守監督)

    細田守監督作品「時をかける少女」(参照)は2006年7月15日の公開なので私は二年以上経って見たことになる。気になっていた。夏雲を見上げたら、見るころじゃないかなと。見た。傑作でしたよ。これはすごいなと。これは大人の映画だなと。いろいろな見方があるだろうし、いろいろと感動(あるいは罵倒)を胸に溜め込んでいる人も多そうな感じはする。まあ、私が思ったことでも少し書いておきますか、くらいな話を以下に。 まいどまいど自分語りがくどくて申し訳ない。1957年生まれの私は1972年に放映されたNHK少年ドラマシリーズ「タイム・トラベラー」をべたに見ている。べたなターゲット層だし。深町くんことケン・ソゴルもよく覚えている。ラベンダーもこの番組をきっかけで知った。1983年大林宣彦監督映画「時をかける少女」は見ていない。原田知世も角川映画も好きだったがなぜだろうか。理由はよくわからない。ユーミンの「VOY

  • 次の目標地点は北京パラリンピック、それまでは昼寝が吉: 極東ブログ

    ジワジワと北京オリンピックが迫って来て個人的には気が落ち込む。もともとオリンピックは好きではないし妙ちくりんな事件でも起きなければいいなくらいに思う。世界が平和でありますように。 いろいろと北京政府も大変そうな感じは、産経新聞”日連続で直訴者摘発 数千人規模か 五輪開催中の混乱を予防”(参照)あたりから伺える。 地方官僚の腐敗や横暴ぶりなどを訴えるために上京した農民らが住みつく北京の「直訴村」で連日、一斉拘束が行われている。24日で4日連続となり、拘束者は数千人規模になるようだ。五輪期間中に北京市内の人目につく場所で直訴者が抗議行動を起こすのを防ぐのが狙いだ。当局がこのほど、「五輪期間中は北京の3カ所の公園を集会・デモのための区域とする」と発表したのも、同じ狙いからとみられる。 3か所については共同”五輪期間にデモ専用区設置 異例の措置、暴動続発背景”(参照)より。 中国では官僚腐敗などへ

  • 武士というもの: 極東ブログ

    昨日のエントリ「極東ブログ: 三橋一夫のこと」(参照)の続きのような話。とはいえなんとなくもわわんとして特にまとまりはない。なんというのか、「日」とか「武術」とか「古武道」とか「武士道」とかまあ、最近言われているその手のものへの違和感にある歴史感覚のズレのようなことをこのところいろいろ思う。「ナンバ歩き」みたいなものも自分ではその部類だろうか。とりあえす、「武士というもの」かな。仮に問いを立ててみる。 武士道で一番大切なことは何か? 武士にとって何が一番大切か?と言い換えてもいいような。いやそうでもないような。微妙な感じがするのは、我々が「武士」と思っているもののイメージは、歴史における武士とまるっきり違うのではないか。以前与太で関連エントリを書いたことがあるけど、与太マークをしなかったので誤解されて困惑したが、たとえば宮武蔵とか、彼は実際には一種の芸人でしょう、と。人斬りとかもどっち

    moondriver
    moondriver 2008/07/16
    現在の「武士」観は明治以降に興行によって作られたものであり、現実の武士は特定の武器にこだわらない純然たる戦闘屋だった、という説 / 何は無くともまず切腹。♪寝る前に歯を磨かないと切腹よ~
  • 原油高騰にまつわるきな臭い話: 極東ブログ

    先日「極東ブログ: 原油高騰の雑談、2008年前半版」(参照)でざっと原油高騰まわりの雑感を書いた。そのおり、ちょっとさすがにこの話は控えておこうかなと思って控えたのだが、今週の日版ニューズウィークのホルヘ・カスタニャダ(Jorge Castan~eda)のコラム「原油高騰とイラン攻撃の幻影」というコラムに出てきた。例によって原文”The War Premium On Oil”(参照)は無料で読める。 結論から言うと修辞を除けばどってことない話なのだが、ニューズウィーク所属のコラムニストが出してきたのかというのと、この手の話の出所がいつもならお馴染みのあたりではないところから出てきているようなので、ちょっと首を傾げていた。印象でいうと、そのスジではまさかオバマが出てくるとは思っていなかったのかな。 そんな背景で、与太話といえばそうだけど、このあたりは目下の常識となりつつある与太話だし、日

  • 米国大統領選に一番関心もっているのは日本人: 極東ブログ

    アイルランドによるリスボン条約否決とか隣国蝋燭集会とか、それなりに重要なニュースなのかもしれないが今一つ書く気がしない。そんなものじゃないかなくらいだろうか。どうにもならないよ、といった感じか。 韓国の中央日報が日の現状を評して”<取材日記>争いながらもやることはやる日の国会”(参照)とあったが、日人にしてみると、さっさと政界再編しないかな、うんざり、といったところだ。 こんなときは浮世離れしたの感想でも書くかなと思うし、別段ブログなんて書くまでもないじゃないか、どうせ……いや、そのあたりで、なんかちょっと頑張るかなという気分がする。するからブログやってんだろうけど。じゃ、ネタでも。 その前に、東北の地震で被害に遭われたかたに、謹んでお見舞い申しげます。 現代日人が自虐的に笑えるネタといったら、3月から4月にかけて各国約2万4700人対象に行われたピュー・リサーチ・センターの調査

  • ジョジョ問題っていうか: 極東ブログ

    エントリ書こうか、こういうのは書かないほうがいいのではないか、書いても意味ないんじゃないかとけっこう逡巡している自分が結局いるので、とりあえず書いてみる。特にまとまった意見も主張もないが。 問題は、まず、共同記事”日アニメ、中東で非難”(参照)より。 【カイロ22日共同】日の人気アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」の中に、悪役がイスラム教の聖典コーランを読みながら主人公らの殺害を命じる場面があり、アラビア語圏のウェブサイトで批判が高まっていることが二十二日までに分かった。原作コミックスの出版元でアニメ製作も主導した集英社(東京)は同日、問題のアニメのDVDと原作コミックスの一部を出荷停止にすると発表した。 中東では「コーランを読めば悪者になるという趣旨か」などの書き込みが三百以上のサイトに拡大。イスラム教スンニ派教学の最高権威機関アズハルの宗教見解委員長アトラシュ師は「イスラムに対する侮辱で

  • 学習すると早死にするらしい: 極東ブログ

    また3日穴が開いてしまった。しまったな。ちょっと気を抜いていたというか、日々ブログを書いていた時間をTwitterにシフトすると、なるほどそれなりにブログを書く気力みたいのも抜けるものなのかな。ブログが書けないわけでもない。いろいろ思うことはあるし、いくつか書評めいたことも書きたいもある。だけどネットに向き合う時間がなんとなく減りつつある。ジョン・マエダではないけど、背をもたれてを読むほうが心地よいし、ジャーナルもマシンの前を離れてコーヒーを飲みながら読むほうを好みつつある。年齢ってやつか。でも考えてみたら、こんなにネットにプラグする以前の行動パターンだったか。 そういえば「極東ブログ」という鉄人28号ばりのふざけた名前をブログ名にしたのは、できるだけ世界の端っこから世界を見つめていたいという思いもあった。以前なら目下のグルジア情勢やレバノン情勢についてもエントリを書いたものだった。そ

    moondriver
    moondriver 2008/05/12
    天才が夭逝するのは理由がある? 知恵の実はやはり禁断の果実だったとかなんとか。