日本ヒューレット・パッカードは2011年12月13日、フラッシュメモリーを記録媒体に用いた高速なストレージ装置「HP VMAシリーズ」(写真1)を出荷した。主として、バッチ処理の高速化需要を狙う。価格は、最小構成(5Tバイト)の「VMA3205」が2099万1600円(税込、以下同)から、最大構成(10Tバイト)の「VMA3210」が4058万3550円から。販売目標は月間5セット。 サーバー機のPCI Express(x8)バスに直結して利用する。本体形状はラックマウント型で、サーバー機とはPCIe外部ケーブルを介して接続する。PCサーバー側で必要となるオプション「HP VMA PCIeパススルーカード」(17万4300円)を用意した。 VMAと汎用サーバーを組み合わせることで、システムアーキテクチャやアプリケーションに変更を加えることなく、ストレージからサーバー(CPU、メモリー)への