2024年5月23日のブックマーク (5件)

  • 土塔

    高僧・行基が建立した大野寺伽藍の南東に造られた仏塔。ピラミッド型、瓦葺き土塔の遺跡としては全国唯一のもの。 大阪府堺市土塔町に位置する大野寺は真言宗の寺で、奈良時代の高僧・行基が建立した四十九院のひとつ。その大野寺伽藍の南東に仏塔の跡が遺されている。一辺が53.1m、高さ8.6m以上の四角錘の頂部を切り取ったような形をしたこの仏塔は、周囲から夥しい瓦が出土していることから、もともとは13段のピラミッドのような形をした、瓦葺きの土製の塔だったと考えられている。また、出土した瓦のうち約1200点には、丹比連(たじひのむらじ)、秦、矢田部連(やたべのむらじ)といった摂河泉地域の氏族や僧侶、一般民衆ら、築造に協力した人たちの名前らしき文字が描かれている。全国的にも、これだけ多くの古代の文字資料が発見されるのは珍しいとのこと。よく似た遺構に、奈良市高畑に残る石積みの「頭塔」があるが、大野寺の土塔のよ

    土塔
  • 史跡/奈良県公式ホームページ

    頭塔内部の修理工事等のため、見学の受付を中止します。 中止期間:令和4年(2022年)12月1日から当面の間 再開時期が決まりましたら、このホームページでお知らせします。 ご不明な点は、奈良県文化財保存課(電話0742-27-9866)までお問い合わせください。 史跡 頭塔は東大寺南大門から南に約1kmのところにある、土壇からなる非常に珍しい奈良時代の塔です。 かつて頭塔は、奈良時代の僧玄昉(げんぼう)の頭を埋めた墓との伝承があったため、この名称の由来とされてきました。その後大正11年(1922年)3月8日付けで国の史跡に指定され、頭塔は奈良時代の土塔として、学術的に位置づけされ今日にいたります。 そもそも頭塔の造営については、神護景雲元年(767年)に東大寺の僧で二月堂修二会(しゅにえ)()行法(お水取り)を創始した実忠(じっちゅう)が、東大寺別当の良弁の命により造った塔であるとされてい

    mori-tahyoue
    mori-tahyoue 2024/05/23
    頭塔(づとう)
  • 中華意識を持ったアジア諸国の一つとしての倭国:川本芳昭「《日本側》七世紀の東アジア国際秩序の創成」 - 聖徳太子研究の最前線

    中国中華意識は有名ですが、実は、中国北地の北方遊牧民族国家や中国周辺の国家の中にも、中華意識を持っていた国はいくつもあります。そうした国々と比較しつつ、倭国について検討したのが、 川芳昭「《日側》七世紀の東アジア国際秩序の創成」 (北岡伸一・歩 平編『「日中歴史共同研究」報告書 第1巻 古代・中近世史篇』、勉誠出版、2014年) です。日中国韓国は、歴史観の違いによってこれまでいろいろな問題が起きてきましたが、このは書名が示すように、日中国の学者が協議してそれぞれの視点を示し、ともに認めることができる事実を明らかにしようとした試みの一つです。川氏は、外交面などに注意している東洋史学者です。 川氏のこの論文の次には、王小甫「《中国側》七世紀の東アジアの国際秩序の創成」が掲載されています。このように、諸国の研究者がそれぞれの視点で意見を出し合い、協議していくことが大事です

    中華意識を持ったアジア諸国の一つとしての倭国:川本芳昭「《日本側》七世紀の東アジア国際秩序の創成」 - 聖徳太子研究の最前線
  • 法話集|無財の七施(むざいのしちせ)

    年があらたまり、この一年をどのような心がけで過ごしたらよいか?ということで、先月は「六波羅蜜」を紹介しました。今月は引き続き、普段の生活の中での心掛けるべきことについて紹介させていただきます。 『雑宝蔵経』というお経に「無財の七施」という教えがあります。先月の「六波羅蜜」の最初に出てきた「布施波羅蜜」を具体化した教えでもあり、無財の七施を行うことで「大いなる果報を獲(え)る」と説かれています。 1.眼施(げんせ)「やさしい眼差(まなざ)しで人に接する」 「目は口ほどにものを言う」といいますように、相手の目を見ると、その思いはある程度わかります。相手を思いやる心で見つめると自然にやさしい眼差しとなり、人は安心します。自らの目を通して相手に心が伝わって、相手も自分の気持ちを理解し、お互いが打ち解けることができることでしょう。 2.和顔悦色施(わげんえつじきせ)「にこやかな顔で接する」 眼施と同

    法話集|無財の七施(むざいのしちせ)
  • http://www.zuikouji01.sakura.ne.jp/monngo/amidakyou/rakann/09anann/newpage8.html

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    mori-tahyoue 2024/05/23
    アーナンダの紹介