ブックマーク / agora-web.jp (2)

  • 「狂気大統領」の誕生を恐れる-共和党予備選に感ずる不安

    先週、久方振りにリンカーン大統領の眠るイリノイ州都のスプリングフィールドを訪れた。リンカーン博物館を訪ねて、あの有名なダグラス・リンカーン論争や幾つかのリンカーン大統領の演説文に触れて、当時の政敵から狂人扱いを受けたとは言え、リンカーン大統領の主張の格調の高さには感銘を覚えた。 然し、来年の大統領選挙を巡って行われている共和党の予備選運動を見ると、当に狂気と言うべき人物が米国の大統領になる可能性がありそうで、背筋が冷たくなる想いである。 今の共和党には良識ある「穏健派」と保守派の論争は存在せず、右翼である事を証明する為の狂気な論争しか残って居ない。この傾向を助長しているのがキリスト教原理主義教会と茶会運動などだが、そのスポンサーには、今年の金持ちリストで兄弟並んで全米4位にランクされたコッチ兄弟やラスベガスの賭博場経営で巨万の富を築いて7位にランクされたエイデルソン氏を始めとする、超保守

    「狂気大統領」の誕生を恐れる-共和党予備選に感ずる不安
  • 変動金利で住宅ローンを組んでいる方へ

    以前にも変動金利のリスクについて記述をしたことがありますが、改めて変動金利で住宅ローンを組んでいる方は、早めに再考して欲しいと感じています。 1990年代後半以降、長期金利は1%台で推移する状況が10年以上続いているため、これが当たり前となって、金利はすぐに上がらないと思われている方も多いはずです。 しかし、今の状況こそが異常なのです。2003年6月に0.435%を記録するなど、イタリアのジェノバで1619年に記録された1.125%という過去最低の長期金利もあっさりと更新し、また1611年から1621年まで続いたと言われる長期金利1%台の連続記録をも更新し続けています。つまり「400年ぶり」に超低金利の世界記録を塗り替えている状況が継続しているのです。世界の歴史でも例がないこの超低金利はやはり異常であり、いつまでも続くとは到底思えません。 住宅を購入する際に「景気が悪いから、変動金利は当面

    変動金利で住宅ローンを組んでいる方へ
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