私が博士課程で学んだもの 私の博士課程生活のうち、研究生活を一言で言えば、 ”論文を投稿(Submit)しては、不採録になる(Rejectされる)” ことの繰り返しだったといえるでしょう。 お前のやっていることにはまるで価値がない。 という意味のことを(直接的、婉曲的には別として)言われたことは一度や二度ではありません。 まったく自慢になりませんが、うちの研究室で、私は断トツのReject回数を誇ります。 そして、いよいよ自慢になりませんが、今でも、ぶっちぎりで研究室のReject王です。 (今、まさに書いている、この文章も、Rejectを受けた翌日の朝に書いています。) 投稿した論文のすべてが出版されていたら、私の業績はさぞや輝かしいものになっていたことでしょう。 論文業績を見ると、私の査読つき論文の業績が、2005年以降に集中しているのが分かります。 私の博士後期課程の入学は2003年