米Eye-Fiは23日(ドイツ時間)、無線LAN機能を搭載したSDメモリカード「Eye-Fi」について、日本およびカナダで2008年内に発売すると発表した。 Eye-Fiは、無線LAN機能を搭載した2GB容量のSDメモリカード。デジタルカメラで撮影した写真を無線LAN経由でPCに転送できるほか、写真共有サービスやオンラインプリントサービスにアップロードできる機能を備えている。すでに米国で発売済みで、ジオタグ対応モデルなど3製品がラインナップされている。 日本およびカナダでの発売は、ドイツ・ケルンメッセで開かれている写真関連の展示会「photokina 2008」に合わせて発表されたもの。日本での発売に当たっては、日本法人「Eye-Fi JAPAN KK」を東京に設立するとともに、マネージングディレクターにタナカ ダイスケ氏が就任するとしている。 このほか米Eye-Fiは、PCへの写真転送速
ソニーマーケティングは10日、特約店向け内覧会「ソニー ディーラーコンベンション 2008」において、写真や動画、ブログなどを一元管理できる無料のWebサービス「Life-X(ライフ・エックス)」を発表した。一般公開は10月中旬を予定し、クローズドベータは9月25日より開始する。 ■ 写真や動画、ブログなどを一元化。他社サービスとも連携可能 Life-Xは、写真や動画、ブログ、メモ、ソーシャルブックマークをWebブラウザ上で一元管理できるサービスで、“ライフログサービス”と位置付けられている。PCや携帯電話に加えて、ソニーの液晶テレビ「BRAVIA」やプレイステーション 3、プレイステーション・ポータブルからも利用できる。 500MBのディスクスペースが用意され、写真のアップロードが可能。動画やブログ、ソーシャルブックマークは他社サービスのコンテンツをLife-Xに登録し、一括で管理できる
スカイパーフェクト・コミュニケーションズ(スカイパーフェクTV)は、10月よりHD放送「スカパー!HD」を開始すると発表した。また、ネットワーク機能を利用してスカパー!HDを録画できる「スカパー!HD録画」の提供も予定する。 スカパー!HDは、H.264(MPEG-4/AVC)形式で番組を放送するサービス。現行のSD画質で放送する標準サービスと同じスカパー!サービスの1つとして提供するため、すでにスカパー!に加入しているユーザーは新たに加入料や基本料などを支払う必要なくスカパー!HDを利用できる。 10月1日からはHD放送の第1期としてPPVを含む15チャンネルをスカパー!HDで放送。1年後の2009年10月1日には第2期としてチャンネルを拡充し、合計70チャンネルをスカパー!HDで放送する。 視聴には専用のチューナーが必要で、現在のところソニーが10月15日に発売する「DST-HD1」と
松下電器産業は、同社のテレビブランド「VIERA」新モデルとして、プラズマテレビ「PZR900シリーズ」3機種、「PZ800シリーズ」2機種を発表した。PZR900シリーズはYouTubeの再生機能を搭載する。 PZR900シリーズは標準で1TBのHDDを搭載し、テレビ単体で番組録画が可能。PZ800シリーズはHDDを搭載せず、同社のレコーダ「DIGA」と連携することで録画機能が利用できる。PZR900シリーズの録画機能はダビング10に対応しており、同社のレコーダ「DIGA」などへ保存できる。 発売日は、PZR900シリーズの50V型「TH-50PZR900」と46V型「TH-46PZR900」が9月10日で、42V型の「TH-42PZR900」が9月20日。PZ800シリーズは65V型の「TH-65PZ800」、58V型の「TH-58PZ800」がともに9月10日。いずれもオープンプライ
今回取り上げるのは、ソニーが4月に発売したBlu-ray Discレコーダー「BDZ-A70」。最大の特徴であるポータブル機器への録画番組転送機能やネットワーク機能、7月から運用が開始されたダビング10への対応で変わったポイントなどを中心にご紹介する。 ■ ワンタッチ転送できる「A」シリーズ ソニーのBlu-ray Discレコーダーは現在4シリーズが展開されており、今回紹介するBDZ-A70はAシリーズに属する製品。“映像を持ち出す”ための機能が盛り込まれている。具体的には、USBケーブルで接続したウォークマンやプレイステーション・ポータブル(PSP)、一部の携帯電話端末に対して、本製品で録画した番組をワンタッチ転送できる。 本体前面には、動作状態を示すインジケーター類が配置されているほか、右側には丸型の大きなボタンがあり、これをワンタッチ転送ボタンとして利用する。また、携帯機器との接続
ジー・モードから、ワンセグによるテレビ放送とチャットによるコミュニケーションを融合させた新しいサービス「おしゃべりテレビ」のベータテストが開始された。高校野球やオリンピックの時期に最適なサービスを実際に試用した。 ■ 一人でも一体感 今でも忘れられないのが、2006年3月19日に行われたワールドベースボールクラシックの準決勝第2試合韓国戦。スタメンを外れていた福留選手(現カブス)が代打で先制の2ランホームランを放ったときの盛り上がりと言ったら、それはもう試合を見ている全員が一体となるすざまじいものだった。 いや、残念ながら現地で応援していたわけではない。家でテレビ中継を見ながら、同時に2ちゃんねるの実況版を見ていたのだ。 不調のため、スタメン落ちしていた福留選手が代打として登場したときの賛否両論の書き込み。それが、一転、3球目がライトスタンドに突き刺さると同時に、まさにリロードが追いつかな
【Interop Tokyo 2008&IMC Tokyo 2008】 松下、シリアルポート搭載のHD-PLCやSkype対応無線IP電話システム Interop Tokyo 2008の松下電器産業グループ ブースでは、高速PLC規格「HD-PLC」に対応したシリアルポート付きPLCアダプタが参出展されていた。 シリアルポート(RS-232C)付きPLCアダプタは、家庭内にあるテレビや家電などの電力量を、電力線を介して同一ネットワーク内にあるPCで計測。消費データの可視化を行なうというもの。ブース説明員によれば、東京大学の「グリーン東大工学部プロジェクト」で活用されているという。 既存の電力線を利用するため、新規の配線材が不要である点が特徴。また、将来的に家電製品にPLCモジュールが組み込まれることで、「コンセントを挿しただけで、各機器の消費電力量がモニタリングできるようになる」としている
第294回:デジカメ写真を「撮る」「貯める」から「見る」「飾る」楽しみへ ソニーの無線LAN対応デジタルフォトフレーム「Canvas Online VGF-CP1」 ソニーから無線LAN対応のデジタルフォトフレーム「Canvas Online VGF-CP1」が発売された。PCやNASにため込んだ写真を手軽に見ることができ、情報端末としての一面も備えたユニークな製品だ。ホームネットワークの新しい形として注目に値する同製品の使い心地を実際に検証した。 ■ 明快なコンセプト 何か新しいコンセプトの製品が登場したとき、特にそれがホームユースを想定した製品である場合、筆者はできるだけ妻の意見を聞くことにしている。 たいていの製品の場合、「これ何?」という反応から始まって、使い方を説明しても「ふーん」で終わる。こういうときは、使い方がよくわからなかったか、まったく興味がなかったかのどちらかだ。 少し
NECから、家庭に設置したホームサーバーへリモートアクセスして画面を遠隔操作するという斬新な発想のPC「Lui」が登場した。HDDレコーダとしても使えるホームサーバーの実力を検証した。 ■ 3つの側面を持つ「Lui」 NECから登場した「Lui」は、その全貌を理解するのが非常に難しい商品だ。 基本的にはPCだが、HDDレコーダ機能も内蔵しており、さらにPCリモータという専用クライアントも構成機器の1つとなっている。しかも、「コンテンツオンデマンド」や「PCオンデマンド」などというキーワードも登場し、正直、原稿で「ひと口で言うと……」などと表現するのが極めて難しい製品となっている。 NECから発売されたHDDレコーダー機能搭載ホームサーバーPC「Lui」。ホームサーバーの「Lui SX」と「PCリモータ」2製品から構成される製品群 NECとしては、このLuiをプラットフォーム的なものとして成
第290回:「Panasonic」ブランドを冠したSkype対応製品が登場 パナソニックコミュニケーションズの無線LAN電話端末「KX-WP800」 パナソニックコミュニケーションズから、Skypeに対応した無線LAN電話端末「KX-WP800」が発売された。Skypeの今後の普及を占う上で重要な存在になりそうな製品の使い心地を試用した。 ■ 「Panasonic」ブランドのインパクト パナソニックコミュニケーションズから発売された「KX-WP800」は、Skypeの今後を占うと言っても過言ではないほど、非常に重要な意味を持った製品だ。 KX-WP800は、IEEE 802.11bに準拠した無線LANを搭載したSkype用の無線LAN電話端末とIEEE 802.11b/g準拠の無線ルータをセットにした製品だ。こういった製品自体はすでに市場に存在しており、本コラムでも以前にいくつかの製品を取
ニフティは3月26日、スパムブログを自動判別できるフィルタリング技術を開発、同技術による調査で国内ブログの4割がスパムブログであるという調査結果を発表した。 国内のブログ数全体に関する調査はこれまでも発表されていたが、スパムブログに関する調査結果は珍しい。今回のフィルタリング技術およびスパムブログ調査について、ニフティ コミュニケーションデザイン部の上符裕一マネージャーと名越潤也氏に伺った。 ■ アフィリエイトや特定サイト誘導目的のブログを「スパム」と定義 ――本日はよろしくお願いします。初めに、スパムブログに関するフィルタリング技術の開発に至った経緯を教えて下さい。 名越:弊社ではスパムブログを「アフィリエイトで広告収入を得ることや、特定のサイトへ誘導したりすることを目的として生成されるブログのこと」と定義しています。 スパムブログの問題は大きく3つです。1つはブログサービス事業者にとっ
アドビシステムズは2日、Flashコンテンツを配信する際の著作権保護管理できるサーバーソフト「Flash Media Rights Management Server」について、4月中旬をめどに国内受注を開始すると発表した。Adobeマスターソリューションリセラーを通じて提供され、参考価格は546万円。 「Flash Media Rights Management Server(FMRMS)」は、コンテンツを配信する際の視聴制限やコンテンツ保護などが行なえるサーバーソフト。WindowsやMac OSなどプラットフォームを問わずにコンテンツ配信が可能で、視聴時におけるパラメータ設定はユーザーがダウンロードしたファイルに対しても適用できる。 また、配信事業者が持つ既存のインフラとの連携にも対応。各事業者のニーズに応じて、ログイン認証や課金認証システムとの組み合せが可能だとしている。ユーザー側
パナソニックは、HDDレコーダ「DIGA(ディーガ)」シリーズの録画予約がインターネット経由で行なえるサービス「DIMORA(ディモーラ)」を4月1日より無料とすると発表した。 ディモーラは、ディーガのEPG確認や録画予約がインターネット経由で可能なサービス。2006年には、Gガイドを利用した録画予約機能や、HDDに保存した番組の遠隔消去機能などを追加している。 パナソニックでは、これまで月額210円で提供していたディモーラを、4月1日より無料サービスとする。サービス無料化に伴って、2月28日をもって有料サービスの申し込み受付を終了しているほか、3月31日15時から4月1日10時にかけてサービスを一時停止する予定だ。 また、ディモーラでは4月1日に機能拡張を実施。あらかじめ任意のキーワードを登録することで、キーワードによる番組検索結果をPCや携帯電話のメールアドレスに通知し、メールからイン
契約回線数が2,700万を超えて普及が進むブロードバンド環境。いまやそのブロードバンド回線の活用方法は、Webサイト閲覧やメール送受信の利用にとどまらない。着実に数を増やしつつある「ネット家電」を活用するためのインフラにもなりうるのだ。 本特集では身近になりつつあるネット家電を取り上げ、活用例を具体的に紹介していこう。家電選びの参考、もしくはすでに所有しているネット対応機器を有効活用するきっかけになれば幸いだ。 ■ 「録画を忘れた!」そんな時も外出先からメールで簡単録画 数あるネット家電の中でもっとも身近と言えるのは、薄型テレビに代表されるオーディオ・ビジュアル関係の製品だろう。特にHDDレコーダの「リモートによる録画予約」は多くのメーカー製品で採用されている。 「地上波で初放送映画の録画予約を忘れた」「職場で話題になったバラエティ番組を見たいが今夜の放送には間に合わない」――─。そんな経
Wi-Fi Allianceは11日(米国時間)、無線LAN設定機能の認証プログラム「Wi-Fi Protected Setup(WPS)」にて近距離通信(Near Field Communication、NFC)のサポートを開始したと発表した。 WPSは、Wi-Fi Allianceが2007年1月より開始した、無線LANの接続設定やセキュリティ設定を簡易化する機能の認定プログラム。これまで、プッシュボタンを利用する方式とPINコードを入力する方式を採用している。 今回、Wi-Fi AllianceはWPSの設定方式にてNFCをサポートすると発表した。これにより、無線LAN機器のセンサー部分など指定された部位にカードやトークンを接触させるのみで無線LAN設定が可能となり、カメラやゲーム機、家電製品などキーボード式インターフェイスを持たない機器で有用だとしている。なお、NFCはソニーとフィ
マイクロソフトは22日、オンラインストレージ「Windows Live SkyDrive」の正式版を日本を含む38カ国で開始した。Windows Live IDを取得すれば無料で最大5GBのストレージを利用できる。 ■ 容量5GBのストレージ。Windows Live IDでの指定公開が可能 Windows Live SkyDriveは、すでに米国、英国、インドでベータ版として一般公開されていたが、日本を含む対象外の国からは利用できなかった。2月22日からは日本からもサービスが利用可能になるほか、ディスク容量を1GBから5GBへと拡張する。 1ファイルごとの容量制限はベータ版と同様50MBまでで、ファイル形式はexe以外であればほぼ対応するという。アップロードはファイル指定に加え、プラグインをインストールすることでブラウザ上でのドラッグ&ドロップ操作によるアップロードも可能になる。 公開範
第278回:GyaOやオンデマンドTVをBRAVIAで楽しむ ソニーのBRAVIA用オプション「ネットワークTVボックス BRX-NT1」 「ネットワークTVボックス BRX-NT1」は、ソニーの液晶テレビ「BRAVIA」シリーズ向けに発売されているオプションユニットだ。HDMIなどで接続することで、インターネット経由で提供されている動画配信サービスをBRAVIAで視聴できる。その使用感をレポートしよう。 ■ 1台で複数の動画配信サービスをまとめて楽しめる BRX-NT1は、ソニーの液晶テレビブランド「BRAVIA」向けに提供されているオプションユニットだ。「ネットワークTVボックス」という名前の通り、ネットワーク経由で提供されている映像配信サービスを受信するためのユニットで、同社の「eyeVio」、USENの「GyaO」および有料サービスの「ギャオネクスト」、「アクトビラビデオ」「オンデ
12月15日、「百式」を運営する田口元氏、「Passion for the Future」を運営する橋本大也氏が主催する全員参加型の会議イベント「忘年会議2007」がYahoo!検索チームの協賛で開催された。ヤフー 検索事業部サーファー部の荻野明子氏が「第二部 検索キーワードで読み解く2007年」と題し、Yahoo! JAPANの検索データに基づいて2007年を振り返った。 ■ 2007年はmixiが2年連続で1位。動画サービスの検索数も急上昇 荻野氏は始めに2007年の検索ワード動向を説明。検索されるキーワードは日常的に数が多い「Major query」と、前日と比較して急激に検索数が上昇する「Buzz query」の2種類があり、さらに検索目的となるサイトが特定される「Navigational query」、目的となるサイトが特定できない「Non Navigational query」
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く