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ブックマーク / president.jp (83)

  • 「世界の工場」のポジションは失われた…世界の主要企業が「中国脱出」を急いで進めているワケ 中国の「政治リスク」はあまりに高すぎる

    “世界の工場”の地位から陥落した 最近、世界の主要企業が中国から脱出し始めている。1990年代以降、中国はグローバル化の加速などを追い風に“世界の工場”としての地位を高めた。しかし、ここへきて人件費の高騰などもあり、明らかに中国はその地位から滑り落ちている。 8月3日、花王は中国でのベビー用紙おむつの生産終了に伴いリストラ費用として80億円を計上すると発表した。海外企業では、米フォードやインテルがリストラを実施した。フォードは追加のリストラ観測もある。韓国サムスン電子やLG電子も中国での生産体制を縮小した。軽工業から重工業、IT先端分野まで幅広い分野で、世界の主要企業の“脱中国”は鮮明だ。 中国が世界の工場としての地位から脱落したことは、わが国の経済にプラス・マイナス両方の効果をもたらすだろう。半導体分野では台湾や米国などの企業が地政学リスクへの対応や、高純度の半導体部材メーカーとの関係強

    「世界の工場」のポジションは失われた…世界の主要企業が「中国脱出」を急いで進めているワケ 中国の「政治リスク」はあまりに高すぎる
  • 「兵器支援より和平交渉を優先すべきでは」なぜ地元テレビ局はゼレンスキー大統領にそんな質問をしたのか 「広島サミットは失敗だった」論は根本的におかしい

    「兵器支援より和平交渉を優先すべきでは」なぜ地元テレビ局はゼレンスキー大統領にそんな質問をしたのか 「広島サミットは失敗だった」論は根的におかしい 「G7はかつてなく結束している」の意味 人々にさまざまな思いを残したG7広島サミットが終わった。実りの多いサミットであった。これほど多くの人々に「感動した」と言わせる国際会議は、珍しい。関係者の努力に敬意を表する。そのうえで、背景となった要素を三つ上げると、ウクライナ、ゼレンスキー、そして広島、ということになると思う。 ロシアウクライナ侵攻の危機は、G7参加者にかつてない緊張感を与えている。G7メンバー(フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日、イタリア、カナダ+EU)は、協調しつつ多大な努力を払って侵攻への対処策を講じている。アメリカのジョー・バイデン大統領をはじめとする多くの参加者たちが、「G7はかつてなく結束している」と発言したが、

    「兵器支援より和平交渉を優先すべきでは」なぜ地元テレビ局はゼレンスキー大統領にそんな質問をしたのか 「広島サミットは失敗だった」論は根本的におかしい
  • 研究者が思わずゾッとした「子どものスマホ使用時間と偏差値の関係」小中学生7万人調査でわかった衝撃の事実 スマホの使いすぎが子どもたちの学力を破壊している

    いまや小学校高学年の時点で7割近い子が自分のスマホを持ち、SNSやネット動画、ゲームなどに熱中している。仙台市の小中学生7万人を対象にスマホ使用と学力の関係を調べてきた東北大学加齢医学研究所の榊浩平さんは「スマホの使用時間とテストの偏差値をグラフ化したところ、スマホを1日3時間以上使用する子どもたちは、勉強を頑張り睡眠時間を確保していたとしても、成績が平均未満になるという衝撃の事実が判明した」という――。 ※稿は、榊浩平(著)、川島隆太(監修)『スマホはどこまで脳を壊すか』(朝日新書)の一部を再編集したものです。 子どもの脳は急激に発達中なのでスマホの影響が顕著に 急速に進行するスマホ社会は、脳にどのような影響を与えているのでしょうか。私たち東北大学加齢医学研究所では、子どもたちを対象に脳の発達に対する影響を15年以上にわたって研究してきました。子どもを対象にする理由はいくつかありますが

    研究者が思わずゾッとした「子どものスマホ使用時間と偏差値の関係」小中学生7万人調査でわかった衝撃の事実 スマホの使いすぎが子どもたちの学力を破壊している
  • 「和食は好きですか」日本に23年住む元グーグルの経営コンサルを萎えさせた"仕事のできない人"の愚かな質問 日本のビジネスパーソンの半分は「事前準備」が全くできていない

    仕事のできる人は雑談で何を話しているか。元グーグルの人材開発責任者で経営コンサルタントのピョートル・フェリクス・グジバチさんは「日のビジネスパーソンの半分は『事前準備』が全くできておらず、少し調べたらわかるような質問をすることも多い。欧米の一流ビジネスパーソンは担当者が何を求めているかを調べて、ピンポイントで照準を合わせ武器を用意している」という――。 ※稿は、ピョートル・フェリクス・グジバチ『世界の一流は「雑談」で何を話しているのか』(クロスメディア・パブリッシング)の一部を再編集したものです。 欧米の一流は周到な「準備」をして雑談に臨む 欧米の一流のビジネスマンは、しっかりと事前準備をして雑談に臨んでいます。 IRレポートなどを読み込んで相手先の会社の経営状態や業績の実績、今後の見通しを知っておくことは当然ですが、SNSで近況を検索したり、同僚や友人、知人を通じて、「相手はどんな人

    「和食は好きですか」日本に23年住む元グーグルの経営コンサルを萎えさせた"仕事のできない人"の愚かな質問 日本のビジネスパーソンの半分は「事前準備」が全くできていない
  • スーパーのレジ係と話すだけで十分幸福度は高まる…心理学者が「親しい友人はいなくてもいい」と断言する理由 人付き合いが多い人気者には人気者の大変さがある

    幸せに感じる人間関係を築くにはどうすればよいか。心理学者の内藤誼人さんは「親しく付き合うような強い絆などなくとも、うわべの付き合いからでも、私たちの幸福感は十分に高まることが心理学の研究でわかっています」という――。 ※稿は、内藤誼人『気にしない習慣 よけいな気疲れが消えていく61のヒント』(明日香出版社)の一部を再編集したものです。 人間関係に濃さや深さは関係ない 「上っ面の人間関係ではダメだ」 「人間関係というのは、濃さや、深さが大事なんだ」 もし読者のみなさんがこのように考えているのなら、それは間違いだと申し上げておきましょう。人間関係というものは、うわべの付き合いでも十分なのです。 もちろん、濃密な人間関係を否定するものではありません。ものすごく親密な付き合いができるのなら、そうしてください。 だけど現実問題として、職場の人や、ご近所の人たちと、そんなに濃密な付き合いができるもの

    スーパーのレジ係と話すだけで十分幸福度は高まる…心理学者が「親しい友人はいなくてもいい」と断言する理由 人付き合いが多い人気者には人気者の大変さがある
  • 「上司はムダな存在でしかない」と思っていたが…管理職を全廃したグーグルがたった1年で元に戻した理由 人は「完全に自由」になると不安になる

    Web3」は巨大企業の独占支配を変えられるのか 大手IT企業による「支配と隷従」に対抗しようという動きが、二〇二〇年代になって活発になってきた。それが「Web3(ウェブ3)」と呼ばれるムーブメントである。ウェブ3はインターネットがふたたび「支配と隷従」へと回帰してきていることに対して、「自由」へと揺り戻そうという思想を持っている。 ウェブ3について、できるだけわかりやすく説明していこう。ウェブ3は、ビットコインで有名な技術、ブロックチェーンを中心に考えられている新たなインターネットである。 ブロックチェーンというのは、ごく単純化して説明すると、「あらゆる取引が記録されている台帳」である。そしてこの台帳は、GAFAMのようなビッグテックが独占所有しているのではない。ビッグテックのサーバーに保存されているのではない。そうではなく、インターネットで相互につながった無数のコンピューターに、同時に

    「上司はムダな存在でしかない」と思っていたが…管理職を全廃したグーグルがたった1年で元に戻した理由 人は「完全に自由」になると不安になる
  • 中2で「初めてのセックスはどんな状況か」を考えさせる…日本と全然違うカナダの性教育 最初に「相手とのコミュニケーションの一環である」ことを学ぶ

    海外の学校ではどのような性教育が行われているのでしょうか。漫画家の田房永子さんは「ある女性がカナダの中学校の性教育で、『初めてのセックスはどんなシチュエーションかを考えてくる』という宿題を出されたという話に衝撃を受けた」といいます――。 「男性の性欲は女性のそれとは比べものにならない」のか 日の小中高では、第二次性徴として女性には「生理」があり男性には「射精」がある、と性教育でならうのが一般的だと思います。 生理は生殖にまつわることで、射精は生殖にまつわりながら性欲と切り離せない機能。それを男女の“対”として教わることで、暗に「女性には性欲がない、もしくは男性に比べてわざわざ教えるほどでもないくらい弱い」かのような印象が刷り込まれているように思います。 それにより男女がお互いの無理解は深まり、溝を複雑化させているんじゃないか。私はそう思ってきました。 男性のように射精とセットになっていな

    中2で「初めてのセックスはどんな状況か」を考えさせる…日本と全然違うカナダの性教育 最初に「相手とのコミュニケーションの一環である」ことを学ぶ
  • 全国初の「17歳の大学生」になったが…早熟だった「物理の天才」が、いまトレーラー運転手として働くワケ 「世の中にはプロを目指してもなれない人はいる」

    千葉大学が全国で初めて導入した「飛び入学制度」 1998年1月、佐藤和俊さんの人生は、一変した。 「飛び入学 3人合格」 当時、高校2年生だった佐藤さんには、新聞の見出しが面はゆかった。 「科学技術の最先端を切り開く人材を育てたい」と、千葉大学が全国で初めて導入した飛び入学制度。「高校に2年以上在籍した特に優れた資質を持つ17歳以上の生徒」に大学の入学資格を認めるもので、中央教育審議会がこの前年6月に制度化を答申していた。 合格者3人のうちの1人に選ばれた佐藤さんは、17歳の春、「大好きな物理の勉強に没頭できる」と意気揚々と大学の門をくぐった。 あれから22年。佐藤さんは今、大型トレーラーの運転手となって、夜明けの街を疾走している。 普通の入試では、千葉大に合格できそうにない あれは高校2年の、夏の朝のこと。私立成田高校(千葉県)の担任教師が、「千葉大学が『飛び入学』を始めるそうだ。誰か挑

    全国初の「17歳の大学生」になったが…早熟だった「物理の天才」が、いまトレーラー運転手として働くワケ 「世の中にはプロを目指してもなれない人はいる」
  • 日本に許可取りするより、自作したほうが早い…中国やアメリカで「日本風アニメ」の制作が本格化した事情 声優も作曲家も日本人を起用する徹底ぶり

    中国アメリカで「日風」のアニメやゲームの製作が格化している。中国のコンテンツビジネスに詳しい峰岸宏行さんは「日の人気作を輸入すると権利関係が複雑で面倒なため、自作する動きが広がっている。この状態を放置すると日のサブカルチャー人気にも影響が出る」という――。 2023年から英語版コンテンツを無料配信する集英社 『ONE PIECE』『鬼滅の刃』などの人気作を展開する集英社が、同社の漫画アプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で掲載されるオリジナル作品について、2023年連載分より、従来の日語だけでなく、同時に全て英訳して全世界に無料配信すると発表した。 これまでは日漫画海外言語に翻訳され、海外の消費者に届くまでにはタイムラグがあったが、それをなくし、世界中の漫画ファンにコンテンツを「よーいドン」の状態で楽しんでもらう素地を作るというわけだ。筆者は、日が生んだコンテンツとはいえ、

    日本に許可取りするより、自作したほうが早い…中国やアメリカで「日本風アニメ」の制作が本格化した事情 声優も作曲家も日本人を起用する徹底ぶり
  • 東大の助教を辞め、5年任期の教員に…シジュウカラにすべてを捧げる「小鳥博士」の壮大すぎる野望 「僕は、シジュウカラという動物を世界で一番見てるんで」

    「鳥の言葉」の解読に成功した若手研究者がいる。京都大学白眉センター特定助教の鈴木俊貴さんは、10年かけてシジュウカラの鳴き声を集め、鳥が言葉を話すことを突き詰めた。「僕は、シジュウカラという動物を世界で一番見てるんで」と話す鈴木さんの生態を、フリーライターの川内イオさんが取材した――。 世界で初めて鳥の言葉を解明した男 「今、ヂヂヂヂッて鳴いたでしょ。シジュウカラが集まれって言ってます。向こうに何羽か残ってるから、こっちに来てって呼んでますね」 「今、ヒヒヒって聞こえました? あれはコガラが『タカが来た』と言ってます。それを聞いて、シジュウカラも藪やぶのなかに逃げたでしょ。日語と英語でダイレクトに会話しているような感じで、ほかの鳥の言葉も理解してるんです」 某日、まだ雪が残る軽井沢の森のなかを、京都大学白眉はくびセンター特定助教の鈴木俊貴とともに歩いた。シジュウカラの研究を通して、世界で

    東大の助教を辞め、5年任期の教員に…シジュウカラにすべてを捧げる「小鳥博士」の壮大すぎる野望 「僕は、シジュウカラという動物を世界で一番見てるんで」
  • 上位はスカスカな「まとめ記事」ばかり…そんなグーグル検索より便利な次世代サービスの共通点 ネット社会は「実名経済」から「偽名経済」に変化しつつある

    情報の濃い「生情報」にたどり着けない 今年2月、アメリカで「Google Search Is Dying」(Google検索は死にかけている)と題したIT系ブログ記事が話題となりました(※1)。 ※1:DKB「Google Search Is Dying」 この記事のポイントは、「広告」と「SEO」の蔓延でGoogle検索の質が低下し、ユーザーの「Google離れ」が起きているというものです。 ユーザーはどこに不満を抱いているのか。それは、なにかを調べたいと思ってGoogle検索をしても、上位には情報の薄い「まとめ記事」が出てくるばかりで、体験談やレビューといった「生情報」にたどり着けないという問題があるからです。 試しにグーグルで「トンカツ 新宿」で検索すると… この傾向は、特に商品や店のレビューで顕著です。 例えば「トンカツ 新宿」と検索すると、最上部にはGoogleマップとそれに紐付

    上位はスカスカな「まとめ記事」ばかり…そんなグーグル検索より便利な次世代サービスの共通点 ネット社会は「実名経済」から「偽名経済」に変化しつつある
  • 「自閉症は津軽弁を話さない」この謎に挑んだ心理学者が痛感したこと【2020年BEST5】 それは「タメ語と丁寧語」に似ている

    「ことばと心の謎」に迫る研究のきっかけ ある日、町の乳幼児健診から帰ってきた心理士のが、ビールを飲みながら「自閉症の子どもって津軽弁しゃべんねっきゃ(話さないよねぇ)」と言ってきました。 障害児心理を研究する私は、「それは自閉症(自閉スペクトラム症:ASD)の独特の話し方のせいだよ」と初めは静かに説明してやりました。しかしは、話し方とかではなく方言を話さないのだと譲りません。 やり取りするうちに喧嘩になり2、3日は口を利いてくれませんでした。こちらも長年、その道の研究職であるつもりでしたから、たとえでもこんな意見は聞き捨てならず引くに引けません。 「じゃあ、ちゃんと調べてやる」 これが思いがけずその後十数年にもわたる「ことばと心の謎」に迫る研究のきっかけだったのです。 私は軽い気持ちで、知り合いの特別支援学校の先生方にこの話をしてみました。するとなんとの発言を支持する意見ばかりが寄

    「自閉症は津軽弁を話さない」この謎に挑んだ心理学者が痛感したこと【2020年BEST5】 それは「タメ語と丁寧語」に似ている
  • 大分県の離島に「住みよい北朝鮮」を築き上げた村長親子の末路 親子56年の「王朝」に吹いたつむじ風

    32年もの間、村長の椅子に鎮座してきた 大分県東国東ひがしくにさき郡姫島ひめしま村(人口1930人、2017年3月1日時点)は、瀬戸内海にぽっかりと浮かぶ日有数の「一島一村」の自治体である。 2016年秋、そんな島で、歴史的な事件が突然起きた。 〈61年ぶり村長選へ、来月の姫島村長選〉 同年10月18日、大分合同新聞がこんな見出しで大きく報じるなり、島には続々と報道陣が上陸してきた。8軒しかない旅館や民宿は季節外れの繁忙期に突入した。小さな村の騒ぎは大手紙の全国版でも報じられ、その名が知られることとなったのである。 姫島の村長選は1955年にあった一騎打ちを最後に、16回も無投票が続いた。その間、現職の藤昭夫(取材当時73)は初当選時からじつに8度も不戦勝。つまり、32年も投票用紙に自分の名前が書かれたことが1度もないまま、島の主の如く村長の椅子に鎮座してきたというわけだ。

    大分県の離島に「住みよい北朝鮮」を築き上げた村長親子の末路 親子56年の「王朝」に吹いたつむじ風
  • 不満分子が大量退職した会社で起きたこと 残った若手社員たちの、意外な行動

    一部の不満分子が会社の空気を悪くする。会社勤めのビジネスパーソンなら、大なり小なり、巻き込まれた経験があるだろう。自動車メーカーや航空機メーカー向けに特殊なバネを生産・販売する三協精器工業(大阪市)もそうだった。無駄な残業を繰り返すベテラン社員が幅を利かせる状況に、赤松賢介社長(当時、専務)が取った行動とは――。 この若造が! やってられへんわ! 私が会社に入って一番苦しんだ時期――。それは、今から約16年前のことだった。 創業者である曽祖父は職人だったが、父は営業系の経営者だった。経営者が営業に光を当てすぎると、製造現場は面白くない。すると、威張り出す「牢名主(ろうなぬし=牢屋を取り締まる囚人の代表)」のような人間が出てくる。ベテラン社員の中には、午前中はボーッとしているくせに、夕方から張り切り出す者がいた。残業代をたっぷり稼ぐ、高給取りだった。私が社長になったら、青天井の残業制度を見直

    不満分子が大量退職した会社で起きたこと 残った若手社員たちの、意外な行動
    morioka
    morioka 2018/03/26
  • 子どもの「語彙力格差」は母親との会話に原因がある

    【三宅義和・イーオン社長】佐藤久美子先生はNHKラジオの「基礎英語」の講師としても長く活躍されました。NHK、Eテレの「えいごであそぼ」では総合指導も務めておられます。玉川大学でも多くの学校教員も育ててこられました。また、J-SHINEの理事も務められていますし、昨年からは私どものキッズスピーチコンテストの審査員も務めていただいており、大変お世話になっています。 さて、この8月に文部科学省から次期学習指導要領の中間まとめの発表がなされました。小学校の英語が劇的に変わろうとしている中、保護者の皆さんも「いったいどうなっていくのだろうか?」と、興味と不安の両方を持っていることでしょう。そこで、今日はそのあたりも詳しくお伺いしたいと思っています。 佐藤先生がよく言っておられますが、同じ年齢でも日語の語彙力が非常に高い子どもと低い子どもがいると。その語彙力の高い子どもの母親には共通項があるそうで

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    morioka 2016/09/29
  • なぜ孫正義のメールは“3行以内”なのか 『伝え方が9割』の筆者が解説

    効率を最重視する孫正義氏のメールは、3行以内の短い文面がほとんど。それでも指示は明確に伝わる。言葉のプロが3つのポイントを解説する――。 「伝え方が変われば日は変わる」。そう言い切るのは、50万部のベストセラーになった『伝え方が9割』(ダイヤモンド社)の著者でコピーライターとして数々の賞を受賞してきた佐々木圭一氏だ。 佐々木圭一氏●上智大学大学院を修了後、1997年博報堂に入社。伝えることが得意でなかったにもかかわらず、コピーライターとして配属され、苦しむ。著書『伝え方が9割』では、もがくなかで見つけた伝え方の技術を惜しみなく紹介。 日は世界最高レベルの商品をつくっているのに、「伝え方」がイマイチなために中国韓国にビジネスで負けるようになっている。そんな現状が佐々木氏にとってははがゆくてならないのだ。トップだけではなく、役員、管理職、各職場のリーダーの発信力を上げることさえできれば―

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    morioka 2016/04/07
  • なぜ「パチンコの換金」は合法なのか

    遊技台の釘調整は認可逃れの違法行為 24兆円以上の市場規模があり、1150万人が参加する「国民的レジャー産業」の一角(※1)であるぱちんこ業界が揺れています。といっても、ぱちんこ愛好家の高齢化や、ホール数減少という構造的な課題ではありません。今回問題視されているのは「ぱちんこ遊技機の釘が長年にわたって不正改造されていたことが改めて発覚した」という事案です。 2015年6月、警察庁からの要請に基づいて業界団体が全国のホール161店舗で運用されているぱちんこ台258台を検査した結果、法令を守っている台は1台もなく、全部(当にすべて)適法とはいえないものだとわかりました。政府当局や業界に激震が走るのも当然です。 毎朝、ぱちんこを運営するホールの前では、開店時間である午前10時を待って、多くのぱちんこ愛好家が列を成しています。ぱちんこを運営するホールは、毎日ぱちんこ台の釘を叩き、「出る台」と「出

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    morioka 2016/01/14
    なくなってくれていいよ。祭りの出店程度で。
  • 「親の介護をするときは親の金で」行列ができるFP対談

    いつまで働けるか、病気にならないか、年金はいくらもらえるか……、年をとるたびに不安になるが、今からできることはあるのか。人気ファイナンシャルプランナーの2人が、「老後の金」をテーマに語る。 介護するときは親の金で ――親の介護で自分の老後プランに狂いが生じるケースもあります。 【横山】ポイントは、そうした事態が一時的なものなのか、継続的なものなのかです。 一時的なものであれば、場合によっては貯蓄を切り崩して乗り切るのもやむをえません。一方、ある程度の継続性が見込まれる場合は、やはり関係するご家族・ご親族で事前に話し合っていただかないと、解決の糸口が見つかりません。 仕事をしながら、家事も、介護もとなると、想像を絶する負担を強いられます。そうなると、どうしてもお金を使って解決・カバーせざるをえない部分もでてきます。つまり、通常の家計のラインを越えて対処しなければならないわけです。 【藤川】介

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    morioka 2015/12/30
  • 中高一貫校の生徒たちが“荒れ”にくい理由

    中1からすれば高3は立派な大人 中高一貫校に中学1年生として入学して最初に驚くのは、高校2年生や3年生の先輩たちの迫力だ。中1からしてみるとまるで大人。 ある中高一貫男子校OBは、次のように振り返る。 「中1の春、自分たちはついこの間まで中学受験勉強をしていて、もやしっ子のお坊ちゃんみたいなのに、高2・高3の先輩たちは体格もいいし、ちょいワルっぽい雰囲気もあるし、何がどうなったら数年間でこんなに変化するのだろう、生物学的にこんな進化の仕方があり得るのだろうかとびっくりしました」 同時に、中1の生徒たちは不思議に思う。 「高2・高3の先輩たちは、先生たちよりも体格がいい。先生たちに叱られたって、体力では打ち負かすことができる。先生たちのいいなりにならなくていいはず。なのになぜもっと反抗してみせないのか」 精神的に未熟な中1はそんなふうに感じる。高校生よりもむしろ中2・中3くらいの先輩のほうが

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    morioka
    morioka 2015/10/12
  • 東芝不正会計の温床は、「選択と集中」にあり

    刑事事件として立件されるかどうかが焦点 インフラ事業に端を発する東芝の不正会計問題は、パソコン、テレビ、半導体などの主要事業でも利益の水増しが判明して、社長以下の組織的関与が明るみに出た。第三者委員会の調査報告書によれば、2008年4月から14年12月までの約7年間に行われた利益の過大計上の総額は1518億円。 「チャレンジ」と称して、経営トップが定例会議の席で各事業部門に目標達成や収益改善を過剰に求める利益至上主義の実態も報告された。 当初、財界におもねる新聞や経済紙は「不適切な会計処理」などと表記していたが、そんな生やさしいレベルではない。「飛ばし(自社の損失を他社に移すこと)」による不正会計が発覚したオリンパスの粉飾額1178億円を上回るのだ。 経営判断として行われたなら立派な「不正」であり、有価証券報告書に虚偽の記載を行ったのだから完全に「粉飾」である。少なくとも「善良なる管理者と

    東芝不正会計の温床は、「選択と集中」にあり
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    morioka 2015/09/01