岸田文雄首相は2日夕の記者会見で、インターネット上などで「増税メガネ」と呼ばれていることについて感想を問われ「増税メガネなどさまざまな呼ばれ方をされているのは私も承知している。どんなふうに呼ばれても構わない」と述べた。終始笑顔を浮かべ、「増税メガネという呼称に激怒している」という見方の払拭も図った。 一方、首相は「どんな呼ばれ方をしようとしても、やるべきだと信じることをやるということだ」と強調。経済対策、防衛力強化、子供子育て強化、エネルギー対策など岸田政権が取り組んできた課題を並べ、「国民のため、わが国の経済のためにやるべきと信じているものについてこれからもやっていく」と述べた。