経理畑一筋の社員が、ある日RPAに目覚めたきっかけ 「業務効率を上げたい」「残業を削減したい」――企業がRPAに乗り出す理由はさまざまで、その起点は必ずしも経営層や情シスとは限らない。業務をよく知る現場がプロジェクトの推進役を担う場合も多いが、たった1人の経理が数人の仲間とボランティアで始めたRPAが、全社2400人を巻き込む一大プロジェクトになった例がある。 2004年に当時の日商岩井とニチメンが合併してできた双日は、自動車からITまで幅広い商材を扱い、全世界にグループ会社を展開する総合商社だ。現在、新たに発足した同社のRPAチームを率いる石井俊樹さんは、現在のポストに就く前、同社で10年間経理を担当していたという。それまで経理畑一筋だったにもかかわらず、なぜRPAを担当することになったのか? 「双日では、『自動車』『IT』といった商材別に分かれた各営業本部に担当経理の組織があり、単に税
![大量の書類仕事で疲弊した現場は、RPAを見て泣いた――双日で“ボランティア”が始めたプロジェクトが全社に広がるまで (1/2) - ITmedia エンタープライズ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7806e16eb8736e3a08c824fbe3450495af8d3929/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fenterprise%2Farticles%2F1811%2F26%2Fcover_news009.jpg)