東京電力のグループ会社で、住宅のリノベーション(再利用)事業を手がけるリビタ(東京都渋谷区)は、1つの住宅を複数の居住者で共用するシェアハウス事業を拡大する。現在5棟202件の物件を供給しているが、今後1年間で供給数を倍増する予定。企業の独身寮などを改造し、現在の居住ニーズに合わせて再生させる。 シェアハウスとは、複数の居住者がそれぞれ独立した部屋を確保しつつ、居間や台所、風呂などを共用する居住形態のことで、ゲストハウスとも呼ばれる。かつては海外からの旅行者の短期滞在用に使われてきたが、近年は賃貸住宅の新しい形として専用物件が供給され始めている。 リビタは「シェアプレイス」のブランドで2006年からシェアハウス事業に参入した。現在5棟を賃貸運営し、部屋数は202件。住宅リノベーションを手がける同社では、老朽化した社宅をマンションに改造する案件を手がけることが多いが、その際独身寮のリノベーシ
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