現代美術家の杉本博司が2017年度の文化功労者に選出され、「文化功労者として、これからも国威発揚を文化を通じて行っていく」などとのコメントを発表して、物議をかもしている。 その反応の多くは「なにを頓珍漢なことを」という驚きよりも、「ついにこのときが来たか」という諦念だっただろう。 近年、政治と文化芸術はこれまでになく接近しつつある。そのため、杉本の真意は別として、その口から「国威発揚」という古めかしい言葉が出たことに大きな反響があったわけである。 「国威発揚」の問題点とは? 国威発揚のなにが悪いのか。日本人が日本の国威を発揚するのは当然のことだ。今日では、こういう定型的な反論がすぐに出るだろう。 国威発揚の芸術の最大の問題は、表現者がテーマの設定権を外部に奪われ、その結果、表現の多様性が損なわれることにある。 表現者は、与えられたテーマで表現するだけではなく、テーマそのものを自分で設定し、
27日のワールドシリーズ(WS)第3戦でドジャース・ダルビッシュ有投手(31)を差別する言動があったとして、アストロズのユリエスキ・グリエル内野手(33)に来季開幕から5試合の出場停止処分が科された。 そんな中、2人がしこりを残さないように取り持ったのが、昨年レンジャーズでダルビッシュと一緒にプレーしたこともあるア軍のカルロス・ベルトラン外野手(40)だった。 ESPNデポルテス(スペイン語版)が、MLBの名物記者、ケン・ローゼンタール氏の記事をもとに報じた。 同サイトによると、ベルトランはまず第3戦終了後、大勢の報道陣に囲まれる直前のグリエルと話し合った。 プエルトリコ出身のベルトランと、キューバ出身のグリエルはスペイン語で気兼ねなく会話ができる仲。ただ、第3戦終了直後のグリエルは事の重大さに気づいておらず、多くのメディアが集まっていることを知ると、とても驚いていたという。そして「だれか
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く