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ブックマーク / bunshun.jp (10)

  • 鉄道好きおじさんが教える、岳南電車がデートにオススメな理由 | 文春オンライン

    「鉄道の旅っておもしろい?」とか「一緒に行ってみたいな」と、友人や意中の人に問われたら、こんな風に答えよう。 「今度の金曜日、私に1日だけ、付き合っていただけませんか。とっておきの鉄道の旅を味わっていただけますよ」 そう、某グルメマンガの主人公のように。 季節はいつでもいいけれど、晴れた日がいい そして東京駅で待ち合わせる。「さあ、行きましょう」。そして薄緑色のきっぷを相手に渡す。新幹線こだま号、三島行きだ。相手は意外に思うだろう。新幹線で遠くに行くかと思ったら日帰り。しかも三島。意外すぎる。季節はいつでもいいけれど、晴れた日がいい。これはとても重要だ。誘う時は天気予報を頭に入れておこう。 三島に着くと、まずパートナーは富士山の美しさに喜んでくれるはず。三島駅の新幹線プラットホームは高い位置にあって、富士山がよく見える。のぞみ号ではあっという間に遠ざかる富士山を、駅からゆっくり眺められる。

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  • 私がW杯日本代表を応援しない超個人的でチンケな理由について | 文春オンライン

    2018年のワールドカップで、サッカー日本代表は決勝トーナメント入りを目指して健闘中だ。初戦のコロンビア戦には、格上の相手であるにもかかわらず2-1で勝利。6月24日夜(日時間)のセネガル戦は引き分けた。次のポーランド戦の試合結果と今後の日本代表の決勝T入りについて、日中が注目し、応援している。……と、されている。 ところが、ごく個人的な理由からその風潮に異論を唱えたのが、『八九六四』 などのバリバリ硬派のノンフィクション作品で知られる中国ルポライターの安田峰俊氏だ。「今回は中国とは無関係ですが」と安田氏が寄稿してきた原稿をめぐり、編集部内のサッカーファンたちは猛烈に反発! 侃侃諤諤の議論の末、ディフェンスを強行突破して掲載に至った“問題原稿”がこちらである。 ◆◆◆ 青いユニフォームを着た人々の中で居心地の悪さを覚えた新宿の夜 2018年6月19日夜、私は新宿三丁目で日語ペラペラの

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  • “賛否両論の登山家”栗城史多さんとは何者だったのか | 文春オンライン

    登山家の栗城史多さんがエベレストで亡くなった。これを書いている5月22日現在では、死因などについての詳しい情報が入ってきていないので、事故についてはなにもわからない。現時点で言えることは、栗城さんが亡くなったことは間違いないようだということだけ。事故の詳しい状況は、おいおい明らかになっていくと思うので、その時点で、なんらかの論評はできるのだろう。 栗城さんというのは、なにかと物議を醸してきた登山家だ。世界7大陸最高峰の無酸素単独登頂をめざして活動し、注目され始めたのは、2009年ごろ。6大陸の最高峰に登り、残るエベレストに挑戦を始めたころだ。このころから、彼を取り上げたテレビ番組が数多く放送され、著書はベストセラーになり、現役の登山家としては圧倒的な知名度を獲得していった。一方で、その登山の内容や発言には疑わしいものが目立つとして、激しいバッシングも受けていた。これほど評価の振れ幅が大きい

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  • メディアが指摘しない、川内優輝ボストン優勝の「本当の意味」 | 文春オンライン

    ボストンで勝つことの「とてつもない価値」 川内の優勝には驚きがふたつありました。まずひとつめは、川内優勝の約1週間後、同じく世界6大マラソンのひとつ、ロンドンマラソンを走るためにロンドンへと行ったときのことです。EXPOやホテルで、ぼくが日人だとわかると、「カワウチすごかったね!」ってたくさんの人に言われたんです。ランナーだけじゃなく、公園で散歩中のおっさんにまで「カワウチはすごかった」って言われましたからね。 昨年行われたロンドン世界選手権では、川内だけ、ゼッケンに書いてある「KAWAUCHI」ではなく、ファーストネームである「YUKI」と声援が飛ぶ選手でありましたが、まだまだマラソンのコアな世界では知る人ぞ知る存在でした。 やっぱり、ワールドマラソンメジャーズで勝つということは、世界ではとてつもなく価値があるんですね。オリンピックでもない、世界選手権でもない、ワールドマラソンメジャー

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  • 杉本博司の「国威発揚」発言 その問題点とは何か? | 文春オンライン

    現代美術家の杉博司が2017年度の文化功労者に選出され、「文化功労者として、これからも国威発揚を文化を通じて行っていく」などとのコメントを発表して、物議をかもしている。 その反応の多くは「なにを頓珍漢なことを」という驚きよりも、「ついにこのときが来たか」という諦念だっただろう。 近年、政治文化芸術はこれまでになく接近しつつある。そのため、杉の真意は別として、その口から「国威発揚」という古めかしい言葉が出たことに大きな反響があったわけである。 「国威発揚」の問題点とは? 国威発揚のなにが悪いのか。日人が日の国威を発揚するのは当然のことだ。今日では、こういう定型的な反論がすぐに出るだろう。 国威発揚の芸術の最大の問題は、表現者がテーマの設定権を外部に奪われ、その結果、表現の多様性が損なわれることにある。 表現者は、与えられたテーマで表現するだけではなく、テーマそのものを自分で設定し、

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  • 第48回総選挙「紙面総括」して見えてきた、小池百合子の瞬間風速 | 文春オンライン

    第48回衆院選終了。 不思議な選挙であった。 投票日(22日)の産経新聞は「安倍政権5年 審判は」と1面で問うていたのだが、その下の「『最後の訴え』に聞き入る聴衆ら」という写真はバスタ新宿前で演説する立憲民主党の枝野幸男代表らであった。SNSでも話題になったこの1面。 産経なら安倍首相の写真でいきたかっただろうに、インスタ映えならぬ1面映えする熱気のある写真を選んだらこうなってしまったのだろうか。なんかチグハグ。 選挙期間中の音がポロポロと 「圧勝」のはずの自民党部の表情が険しかったのも不思議だった。日列島に台風直撃という事情を差し引いても「手ごたえがないのに勝ってしまった」という事情があらわれているようにみえた。 さっそく翌日の記事をみると、 《自民党幹部は「首相が一番嫌われていたが、小池さんが追い抜いて首相は2番になった。小池さんに感謝しないといけない」と語る。》(朝日新聞 10

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  • 「オモテに出てはいけないおじさん」二階俊博幹事長を“二階語録”で振り返る | 文春オンライン

    “ハト派”谷垣禎一からの、“昭和の寝業師”二階俊博 いわゆるハト派の谷垣氏を幹事長にすることでバランスを保ってきた安倍体制。しかし、ちょうど1年前、あの自転車事故が起きたのだった。谷垣氏の存在感を示す記事がこちら。 《党内では、後任幹事長として、岸田文雄外相や細田氏の名が取りざたされている。一方、政権内にはなお、谷垣氏の続投を望む声もある。(略)リベラル色が強い谷垣グループを率い、総裁経験者でもある谷垣幹事長の存在が政権の安定につながっているとの見方は多い。別の官邸幹部は「谷垣氏は代えがたい」と話す。》(2016年7月29日・朝日新聞デジタル) 安倍政権を支えた谷垣幹事長(当時・左)©鈴木七絵/文藝春秋 安定を保っていた柱のひとつが突然消えた。後任を誰にするか、けっこうな問題だ。人事次第では潮目が変わる。 そして、選ばれたのは二階俊博氏だった。 「二階幹事長党内抑え役 『実力者』起用に警戒

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  • 「ガースー決壊」 菅官房長官を「毎日新聞」が攻める攻める責める | 文春オンライン

    声に出して読みたい「国会珍問答」 なぜ読むと赤面するのか? ここに狙いがある。「迷言や珍問答を声に出して読むことで、国民置き去りの国会審議の問題点を浮き彫りにする」 衆院予算委や法務委などでの共謀罪を巡る攻防を、金田勝年法相や野党議員になりきって再現すると、とたんに赤面モノになる。たとえばこちら。 《「ただいまのご指摘はですね、その一般の方々が、その集団に属しておる方々が、一変した場合の組織的犯罪集団に、えー、そのまま属している場合に、その、みなさんが『関わり合いを持つ』ということになるわけであります」》 参加者の感想は、 「何を言ってるのか分からない」 「台をよく読んできたが、実際に言ってみても意味が分からなかった。」 「文章として成り立たない発言がよくできるなと、読んでいて恥ずかしくなった」 ああ、この記事の冒頭にある「笑えない国会審議の再現劇はやっぱり笑えなかった。」というネタバレ

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  • 【日本ハム】まるで深い森のよう 静かなる男・オバンドーの記憶 | 文春オンライン

    ファイターズの外国人選手は90年代前半、チアガールと一緒にダンスを披露して「踊るホームラン王」と親しまれたマット・ウインタースや、現在「寿司ポーズ」で大人気を博しているブランドン・レアードを代表格に、派手なパフォーマンスの印象がある。が、今回、僕が取り上げたいのは静かなる男、シャーマン・オバンドーなのだ。 「オーバンド」の語感に不安を抱いた入団前 オバンドーはパナマ出身の外野手、右投げ右打ちの強打者だ。現役時のサイズは身長2メートル、体重100キロ。キャリアハイは2000年シーズン、イチロー(当時、オリックス)に次ぐ打率.332を残し、塁打30、打点101でベストナインに選出されている。面白いことにファイターズには1999年〜2002年と、2004年〜2005年の二度在籍している。東京時代のタテジマのユニホームを脱いでいったん帰国した後、しばらくしてあらためて来日し、北海道の左右非対称ユ

    【日本ハム】まるで深い森のよう 静かなる男・オバンドーの記憶 | 文春オンライン
  • 安倍首相の言う通りに読売新聞を「熟読」してみてわかったこと | 文春オンライン

    今月は、安倍首相の「読売新聞を熟読して頂いて」という国会での言葉がやはり強烈だった。 なので、しばらく読売新聞を「熟読」してみることにした。なにか大事なことが書かれているだろうか? 「冷凍うどん」をめぐる読売・毎日 夢の共演 するとまず気になった記事がこちら。 「具入り麺つゆ 多彩な味 冷凍うどんにかけるだけ」(5月15日) 「火を使わずに人気のうどん料理ができる具入りの麺つゆが増えている」と読売は言う。「国産山菜入り 中華 トムヤンクンも」と、充実ぶりを匂わす。 この商品がウケているのは冷凍うどんの生産量が年々増え続けているからで、「冷凍うどん人気にあやかって」と読売はハッキリと解説していた。 これだけならただの「ひまネタ」だが、驚いたのは同じ日の「毎日新聞」にもまったく同じネタがあったのである。 「具入り、麺にかけるだけ」(5月15日) あ、おんなじ!

    安倍首相の言う通りに読売新聞を「熟読」してみてわかったこと | 文春オンライン
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