TRPGは目標を達成するゲームですけど、その後PCたちはどうなるのかと云う問題があります。ゲームとしてのTRPGなら経験値与えてお開きなんですけど、物語としては色々語れちゃう展開ってのがあります。 今日はTRPGでいう「成長」に関する以前とは違った話。 D&Dの頃と云えば、成長は単なる経験値をご褒美にもらうことではありませんでした。赤箱レベルなら迷宮漁り専門だったゲームが、青箱では野外での冒険に現代風の物語がついたシナリオがついて、緑箱だと領地経営したり戦争したり異世界行ったりして、黒箱では半神になって司馬遷(小学生にはスーマ・チェンが司馬遷だなんて分かりませんでしたよ)に会ったりして、レベルアップしていくにつれて楽しみ方の幅も広がったものです。 ガキの頃ですから、ファイターレベルが5で「短剣家」になってしまって、それで学校の漢字テストで間違ったり、レベル9で「郷士」になって、それで郷士っ
前回はハンドアウトを複雑にしすぎて失敗したなぁと懲りた僕は、とりあえず簡単なハンドアウトで練習してみることにしました。簡単なハンドアウトとはすなわち、敵とヒロインです。 このシナリオはシステムはやっぱりSWで、奥さんを失った男が奥さんを生き返らせるために人の道を外れ、アンデッドとなって村人を襲うので、その男の娘が冒険者に父の討伐を依頼するという話です。 ハンドアウト1:サイモン=ハムト 半年前あなたが隊商の護衛の任務の最中に嵐に襲われたとき、雨宿りにたちよった村の領主。 美しい妻アブリル=ハムトとともに冒険者を歓迎して暖かい夕食をふるまってくれた。恩人。 ハンドアウト2:セシル=ハムト 近隣の村の領主の娘。 半年前あなたは彼女がトロウ(街の名前)を見物に来たときに案内してあげた。 あかるくて優しい娘。 ハンドアウト3:ハンドアウトなし 本シナリオは短時間でドラマチックな展開を起こしてすっと
僕がハンドアウトを使ったときのシナリオを紹介していきたいとおもいます。読者が多くなると失敗が書きにくいってのはあるんですが、さまざまなブログ様やサイト様のTRPG知識の恩恵にあずかっている身です。少しでも人の役に立ちそうなことは書いて置くのが報いになるかと思います。 ちなみに失敗っていうのが僕が個人的に思っている失敗であり、セッションが楽しかった楽しくなかったとは別問題です。僕が意図したことが実現できたかできないかが、ここでいう成功失敗の基準なので参加PL様方の抱いた印象とはまた別だということをお断りしておきます。また参加PL様方の行動の責を問うものではもちろんありません。 今回紹介するシナリオのシステムはSWです。以下に概要を説明します。 背景:資金調達と信者の拡大を狙う暗黒司祭が自分の一番弟子をカジノにやり、イカサマで勝たせた上に負けた人を宗教勧誘している。 目的:一番弟子のイカサマを
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