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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/tsugo-tsugo (15)

  • 2012-02-29 - Ockham’s Razor for Engineers

    朝日新聞デジタル:早慶女子「一般職」に殺到 「長く働きたい」裏の音 - 就活エトセトラ - 就活朝日 2013 - 就職・転職自分の身の回りを見渡してる限り、一般職の高学歴化てのは今に始まったことではないかなと。多分10年位前ぐらいからかな、既にMARCH以上の大学を卒業後、銀行・金融系企業の一般職に就職する女性ってのはふつうにいました。傍で見ていても、同じMARCHクラスの大学、同じ学科を卒業しているカップルが、彼氏は総合職として就職する一方で、その彼女は銀行の一般職として就職、ほどなく彼氏と結婚して寿退社、というパターンです。んで元の記事、「体を壊してまでバリバリやりたくない」総合職でバリバリ働いていた先輩がうつになったり仕事を辞めたりする…あまり認めたくありませんが、今の日では、30代過ぎてくると、男性にもそういう人はいます。残念ながら。一番気になったのはコレ。「職場って、戦場な

  • できちゃったものはしかたがない - Ockham’s Razor for Engineers

    私はもう妊娠7ヶ月も半ばまで来てますので、今更といえば今更ですが、タイトルにつきるかなあと。授かり物、子宝に「しかたがない」とは何事だ、と憤慨していただく分には、日はまだまだ捨てたものではないので、えーと、ありがとうございます言い方わるくてなんかすんません。 1.仕事がしたくでもできない妊娠してから、つわりをピークとして、安定期にはいってからも疲れやすいので通常の8割運転モードを心がけるとか、など、仕事のパフォーマンスがとにかく落ちました。寝っ転がってセンサがはれない、重いものを持つはおろか、六角レンチでネジをしめるだけでも腹が張る。ていうか腹が張ったらうごけない。しょうがないので有限要素法で解析をやってみたら、細かい凡ミスの繰り返し。ただ、有限要素法についてはとにかく椅子にかじりついて、がむしゃらにやってみた。あと、妊婦で仕事量減らしてもらってる今こそチャーンス!とゆーことで外のセミナ

  • 不眠を改善するこつ - Ockham’s Razor for Engineers

    コレが効いたよ、というのを書いてみます。 1.飲み物を活用するハーブティーならカモミールティー、ホットミルクもお勧めです。ボストンにいたころ、わりとカフェインを取る時間帯を気にする人が回りにいて、午後7時以降にカフェインの入った飲み物をとらない、というルールを守る友人もいました。 2.寝る前にお風呂かシャワーを浴びる一度強制的に体温を外部から引き上げて、落とすのが効くんだとか。 3.寝床で出来るストレッチをする(ほどほどに)個人的な経験で言うと、頭を使いすぎてるのに、体が疲れていないときはあまり睡眠の質がよろしくない。 4.寝る2、3時間前から照明を暗めにする発電所や半導体工場は、煌々と明かりを照らすことで眠気による作業ミスを防止する狙いがあるそうですが、その逆で。たとえば、6帖の部屋で暖色系のフロアスタンドを1〜2箇所ぐらい。節電にもなります。 5.寝床で瞑想しながらいつの間にか寝落ちす

  • もし批判にさらされたら、とりあえず - Ockham’s Razor for Engineers

    1.深呼吸をひとつ。 2.「そうですね」ととりあえず言う。「そうですね」というのは、YesでもNoでもない。自分を、とりあえず相手の意見を受け止めた態度、のように見せることができる。相手がどうとでもとれる、そして、自分の結論を保留にできる便利な言葉。 3.相手に、解決の糸口、もしくは代替案を出せるか聞き返してみる一緒に考えてくれる、悩んでくれる*1、解決の糸口や代替案がかえってくる場合は、信頼できる人。まともな答えがかえってこない場合は、ただたんに批判するのが目的であって、問題解決をする気がない人がものを言っている可能性がある。とりあえず話だけは聞いておいて、それが正しいかどうか、有用であるかの判断は保留にする。ノートのよーな外部記憶に書いてしまって、頭脳からはとりあえず捨てるのも手。 4.「参考になるわ、ありがとう」と言う批判をしてきた相手に、あえてお礼を言って、相手の攻撃的な姿勢のエネ

  • へらへらまじめに働く - Ockham’s Razor for Engineers

    今回は、Old boys networkとのユルい関わり方、付き合い方、について書きます。この、肩に力を入れない、ユルい姿勢、という加減が難しいのですが、そのほうが自分自身がまず楽ですし、相手にも楽な奴だ、と思っていただけるのでとりあえず良好な関係を築いていけるのではないかと思います。で、こういうことを書くと、名誉男性かお前は、男性社会のルールに迎合しちゃって、と言われそうですが、人にとって息苦しさはむしろなく、社内では「tsugo-tsugoさんは超直球、フリーダムな奴(=言いたい放題な奴)」と言われてますので、だいたい大丈夫かと思います(お互いに)。では、まずOld boys networkとは何か。ぐぐると「学閥」、とか出てきますけど、個人的な理解としては、「男性が好むルール、規範にのっとって、暗黙知とロビー活動、あらかじめ用意された筋書きに沿った人間関係、仕事を動かしていくネット

  • 好きじゃないほうがうまくいく、こともある - Ockham’s Razor for Engineers

    研究テーマの話です。正直、いまのテーマは好きじゃないです。どうでも、いや仕事上はどうでもよくないですが、嫌いどころか、そもそも、興味なかったです。まだ「嫌い」っていうのは、好きの反対で、ネガティブな関心があって、ネガティブなエネルギーが、相手に沸いて、難癖付けたくなるぶん、「興味が無い」よりマシです。好きでもない、嫌いですらない、興味がそもそも無い。そういう相手は、ちゃっちゃと成果を出して仕事を終わらせようとします(私の場合)。なので、かえって要点だけをおさえつつ、感情移入もなく、ばっさばっさと論理を積んで仕事をするので、案外高速に成果が出ます。会社的には短期間に、ある程度の成果がでちゃうので、こんなにありがたいことはないのですが(人は単に仕事だと思っている)。最近気づいたのは、生半可に研究テーマに愛情があると命題のリストラができない、妙に限界はこんなもんだ、もしくはもっとできるはず、と

  • システムを捉えろ、なんとなく解くな - Ockham’s Razor for Engineers

    仕事ですから、いつもコンスタントに成果を出す必要があって、「なんとなく」「雰囲気で」「行き当たりばったり」迷うほどの時間は無い、という話。

  • やっつけ仕事と長期的にやる仕事の違い - Ockham’s Razor for Engineers

    最近ちょっと考えてることです。企業にいると、サラリーマン的側面があって、やっぱり短期間にそこそこの成果をあげる必要があって、そのなかには「やっつけ仕事」というものがあります。なんか問題があって、それを解決するのに使ってる技術はたいしたことないけど、スゲー限られた条件で実験してうまくいくとか、エクセルとか数値解析ソフトぶんまわすと、それなりになんとなくよさそーな結果が出る、とゆーやつです。で、実際景気の悪い昨今、年がら年中長期的に通用する話ばっかりやってるわけにはいかないので、こーゆーやっつけ仕事を短期間で仕上げる馬力とゆーのも*1それはそれで大切ではあります。かといってやっつけ仕事とは、往々にして短期的にはそれで結果が表向きでてるよーに見えるんだけど、実は構築したモデルに穴がある、ちょっと条件が変わっただけで通用しなくなる、たとえばたかだか寸法変更程度のことで半日に渡る実験やりなおしとか、

    motoson
    motoson 2009/10/03
    やっつけ苦手だなぁ
  • 英語のプレゼンのこつ(理工系用) - Ockham’s Razor for Engineers

    アメリカ音響学会に参加していて、色々な方のプレゼンをガンガン聞いてます。で、いろいろこれはつかえる、と思ったことがあるのでメモしておきます。自分用のメモなので、あまりまとまってません。使うのは、中学生レベルの英文法だけでよい。英語発表の典型的な英語の使いまわしがあるから、ただそのテンプレいくつか覚えて、口語でひたすら喋ればいい。途中で「あー」とか「えー」とか言わない。タイトルの直後のスライドに、outlineを用意する。outlineのスライドで、「こういう問題があって、これを使ってこーゆー結果がでたので、ここまで紹介します」と5行ぐらいだらだら書いて、それを一気に喋って、聴衆に概要を頭にいれてもらう。図が主体のスライドでは、とにかく問答無用で最初にThis is a picture(figure) of ほげほげ.と言う。図は左からみるのか、上から見るのか説明する。重要で面白い結果、強

  • ラボについて - Ockham’s Razor for Engineers

    私なんかは、入学後に複数のラボをさまよった人間なので、ラボの探し方というか、こういうラボがお勧め、こういう教授(PI)がお勧め、という話を書きます。研究者として脂がのっている時期かどうか年齢で言うと30代後半〜50代前半ぐらい、グラントも持っていて、研究者として売り出し中、業績をガンガンだしている先生。50代後半〜60歳ぐらいだと、もうその分野の大家になってしまっていて、研究と言うよりは、その学科のネームバリューを高めるような講演活動、執筆活動に忙しかったりします。勿論人によって「脂がのっている時期」はずれるので一概にいえないんですが、そのへんは経歴をWebでよくチェックされることをお勧めします。グラントの状態を把握する自分の在学期間とは、全く別のタイミングで教授が持っているグラントの期間は決まるので(2,3年、長い場合は5年間)、躊躇せずに訊いてみることをお勧めします。ラボのメンバーの構

  • 留学が無事に終わりそうなので - Ockham’s Razor for Engineers

    ちょっと今までのことを書いてみる。まず人のやる気が大切。なにかやりたいことが出来たら、実現可能かどうか周りに訊いてみるのがまず最初にやること。たとえば子供のとき、私は天文物理学の研究者になるのが夢だった。誰かガイドしてくれる人がいるとありがたい。若い、どころか小学校ぐらいの幼いときは、自分の漠然とした目標を達成するための手順と難易度を、回りの大人に教えてもらう必要がある。一方で、人間は20をすぎてから、結構妙なところで化けたりするから、学問に関しては、高校ぐらいで「この辺でもうやめとけよ」って言うのは大人の余計なお世話だと思っている。学部でたいしたことなくても、大学院で化けるなんてざらだ。でもとにかく、自分をガイドしてくれる大人がそばにいることが、環境のひとつだと思う。私には25ぐらいまで、そういう人はあんまり周りにいなかった。気づいたら天文物理学と研究者になる夢はどこかにいって、計測器

  • Two Body Problem - Ockham’s Razor for Engineers

    日米関係なく、夫婦で研究者、もしくは専門職だったりするとかならず直面する問題です。今日の昼飯の話題もこれでした。ちなみに、ボストンは大学、研究所が多い都市なので、この問題を避けるために多数の研究者が大学、研究所に応募するため激戦区なんだそうです。まあこれは決して他人事ではなくて、私事ですが、私も主人とここ数ヶ月ほど、アメリカ国内で別居しています(彼は週末ごとに帰ってくる)。なかなかむずかしい問題です。

  • 語りかける論文 - Ockham’s Razor for Engineers

    いい論文は、著者が語りかけてくるような、著者と対話しているような気分になります。いささか、理系の人間しては情緒的すぎる言い方かもしれませんが。某日最大級の学会の古い論文集とかを読んでいると、査読者と著者の対話がちょっと載っていたりして、結構面白いです。これがまた査読者、著者が自分が知ってる先生だったりすると、その対話を通して当時の、彼らの若い頃のほとばしる才気、血気盛んとゆーか、あふれる情熱を感じることもあります。…いや、そーゆー先生は大概おいくつになっても十分パワフルなんですが。 taroleoさんにご紹介していただきました。Leo’s Chronicle: イラストで知る研究の世界とその醍醐味ありがとうございます。ここまでウケるとは思ってませんでした。

  • 研究を視覚化してみる - Ockham’s Razor for Engineers

    アメリカの場合時々、正直我々はあんまり深く考えてないんじゃないかと思うことがある。 日の場合形から入る。インフラが好き。地ならしのために、叩きあい、潰しあいになることがある。 あくまでも機械工学という一分野内での私見ですが、最近そういうつもりで書いてるのに、「うちでもあるある」と他業界から言われる。もともと頭の中にあった、それぞれのイメージを絵に描いてみました。あーすっきりした。 klonさんのエントリを呼んで、彼が巨大な装置、失敗が許されない類の実験に関わっていることを差し引いても、結構文化の違いがあるんではないかなとも思いつつ。

  • うまくいく実験、うまくいかない実験 - Ockham’s Razor for Engineers

    最近考えていること その2結論が出てない話ばっかりですみません。もう一個気になることがあって、時々考えていることがあります。最近はデータ処理や解析ばっかりで、計測からやや離れているんですが、ちょっと気になることがあります。うまくいく実験とうまくいかない実験ってありますよね。最近、「あ、これ多分ダメだわうまくいかないわ」と感じた実験現場に遭遇しました。これがきわめて直感的な感触で、自分のなかでうまく説明ができません。機械工学に偏っている箇所がありますが、うまくいく実験は、すこし、説明できます。実験者の頭のなかに、あらかじめ大雑把な結果の予想図がある実験者に質問をしたとき、なぜこういう設置、設定をするか「わからない」箇所が無いその実験設定をするに至ったロジックに、一切粗雑な箇所がないセンサや装置の配置、寸法の測り方がものすごく細かくて丁寧計測ノイズになりそうなものを、可能な限り排除したか、努力

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