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ブックマーク / www.kyoto-u.ac.jp (50)

  • 今後の京都大学オープンコースウェアについて

    京都大学では、今後の京都大学オープンコースウェアをより質の高いものとして系統的かつ積極的に発信していくための考え方をまとめましたので、お知らせします。 京都大学オープンコースウェア(OCW)では、学で行っている授業や公開講座、国際シンポジウムなどの動画等を広く公開し、6,300件を超えるコンテンツを学内外の多くの方々にご利用いただいてきました。これまでOCWを運用してきた高等教育研究開発推進センターが昨年9月末で廃止になりましたが、公開してきたコンテンツを維持するとともに、「今後の京都大学オープンコースウェアに関するタスクフォース」において、全学的な検討を行い以下の方針を決定しました。 現行のOCWのコンテンツについては、原則としてそれらを追加・削除することなく、同サイトを維持する。 新たに「OCW2.0(仮称)」を全学的に運用することとし、京都大学の知を社会に還元する一環として、高校生

    今後の京都大学オープンコースウェアについて
  • 本庶佑 高等研究院副院長・特別教授がノーベル生理学・医学賞を受賞(2018年10月1日) — 京都大学

    関連リンク 庶佑 高等研究院副院長・特別教授が記者会見を行いました。(2018年10月1日) http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/events_news/office/soumu/koho/news/2018/181001_2_2.html 庶佑 高等研究院副院長・特別教授に花束贈呈が行われました。(2018年10月2日) http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/events_news/office/soumu/koho/news/2018/181001_2_3.html 庶佑 高等研究院副院長・特別教授のノーベル賞受賞関連論文リンク集を公開しました(2018年10月3日公開)(図書館機構Webサイト) http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1379630

    本庶佑 高等研究院副院長・特別教授がノーベル生理学・医学賞を受賞(2018年10月1日) — 京都大学
    motoson
    motoson 2018/10/02
  • サイコパスがためらいなく嘘をつく脳のメカニズムを明らかにしました

    阿部修士 こころの未来研究センター特定准教授、Joshua D. Greene 米国ハーバード大学教授、Kent A. Kiehl 米国ニューメキシコ大学教授らの研究グループは、反社会性パーソナリティ障害である「サイコパス」が、ためらうことなく、半ば自動的に嘘をついてしまう傾向があり、その背景に前部帯状回の活動低下があることを世界で初めて実証しました。 研究成果は、2018年7月3日に英国の国際学術誌「Social Cognitive and Affective Neuroscience」のオンライン版に掲載されました。 研究では収監中の囚人の方にご協力をいただいて、サイコパスについての研究をする貴重な機会を得ることができました。平然と嘘をつくとされるサイコパスを、心理学および神経科学の観点から理解するための、重要なステップとなる成果と考えています。 現状、日国内だけでは、こうした研

    サイコパスがためらいなく嘘をつく脳のメカニズムを明らかにしました
    motoson
    motoson 2018/07/19
  • 京都大学立看板規程に寄せられた意見等への対応について

    学内の立看板設置に関して昨年12月に制定し年5月から施行している標記規程について、これまでに学生意見箱や公認団体の顧問教員を通じて寄せられた学生の意見や要望等を踏まえ、以下に挙げる七つの事項について対応を図ることとします。今後、必要な事項についての京都市との協議、規程改正、所要の準備を行い、学内への周知を行った上で実施します。 また、学では、学生意見箱により、これまでどおり学生の意見を随時受け付けています。 学学生団体が、大学の外部に向けて広報(公演開催案内等)を行うための立看板設置場所を西部構内に設ける。 (ポイント) 京都市屋外広告物等に関する条例に基づく基準(大きさ、色の使い方等)に適合するよう、大学として設置要領を定める。 道路の不法占用にならないよう、また、歩行者に危険のないよう、安全に設置するためのフレーム等を大学が西部構内敷地内に設ける。 万が一、倒壊等により、歩道を通

    京都大学立看板規程に寄せられた意見等への対応について
  • 吉田寮生の安全確保についての基本方針

    関連リンクを追加しました。(2017年12月21日、2018年1月12日、2018年1月17日、2018年2月2日、2018年3月7日、2018年4月10日) 築後100年以上を経過した吉田寮現棟は耐震性を著しく欠き、大地震が発生した場合には倒壊あるいは大破のおそれがあるにもかかわらず学学生が居住しているという、極めて危険な現状にある。 学はすでに昭和50年代から吉田寮現棟の危険な状態を認識し、昭和57年には昭和61年3月を在寮期限とする決定を行い、平成元年までの間、寮生の安全確保を実現しようと吉田寮生との話し合いに努めたが、吉田寮現棟の建物の格的な改善整備は果たされないまま、老朽化が進んだ。 そして、平成21年に「吉田南最南部地区整備・基方針(案)」で旧堂を取り壊して新棟を建設した後に現棟を建て替える方針を示し、新棟の建設は平成27年に実現したが、現棟の老朽化問題は未解決のまま

    吉田寮生の安全確保についての基本方針
  • ウイルス・再生医科学研究所が発足しました。(2016年10月1日)

    学では、2016年10月1日に再生医科学研究所とウイルス研究所を統合し、ウイルス・再生医科学研究所を設置しました。10月3日に、湊長博 理事・副学長、開祐司 ウイルス・再生医科学研究所長、小柳義夫 同副所長、河宏 同副所長が出席し、新研究所設置記念除幕式を行いました。 これまでのES細胞やiPS細胞株の樹立などを代表とする再生医科学研究や成人T細胞白血病の原因ウイルスの発見などを代表とするウイルス研究を融合し、新たな先端的生命医科学分野の創出を目指し、新研究所を設置しました。 新研究所は、これまでの研究を行うとともに、新しい学問分野の創出と多様化する社会の要請に応える教育研究活動を推し進めます。

    ウイルス・再生医科学研究所が発足しました。(2016年10月1日)
  • 日本(京都大学)発のモデル生物 ゼニゴケ

    大腸菌、枯草菌、酵母、ショウジョウバエ、線虫、ゼブラフィッシュ、マウスといったモデル生物は、近年の生命科学研究を牽引してきました。植物では、緑藻クラミドモナスやアブラナ科のシロイヌナズナ、蘚(セン)類のヒメツリガネゴケなどがモデルとして選ばれてきました。モデル生物の多くは海外の研究者によって研究基盤が整備されたものであり、日発のモデル生物はメダカなどごく少数の生物種に限られています。 陸上植物の進化発生生物学のモデルとして、苔(タイ)類のひとつ、ゼニゴケ(学名: Marchantia polymorpha )が注目されています。陸上植物の基部に位置するコケ植物タイ類は、生活環の大半が配偶体世代(単相 n )であるため突然変異体の分離が容易であること、雌雄異株で人為的交配が容易なこと、減数分裂を経た遺伝学的に異なる胞子が多数得られることなどから遺伝学に適した材料です。また、ゼニゴケの繁殖様

    日本(京都大学)発のモデル生物 ゼニゴケ
  • 京都大学生涯メールサービスの開始について — 京都大学

    学と在学生・卒業生・修了生等の情報交換や卒業生等による相互の交流の機会を提供することを目的とする「生涯メールサービス」を開始しましたのでお知らせします。 シンプルな転送用メールアドレスである生涯メールアドレス「@kyoto-u.jp」が使えるようになり、卒業後も連絡を取り合うことが可能です。また、大学からのお知らせが届きます。 今後は、段階的にサービスを展開していく予定ですので、どうぞご利用ください。 生涯メールサービスURL https://www.lm.iimc.kyoto-u.ac.jp/kulml/ サービス対象者 在学生 KUMOI宛てにメールが届きますので、有効化処理を行ってください。 卒業生 6月頃を目途にサービス開始予定です。 教職員 来年度以降を目途に開始予定です。 問い合わせ先 情報環境機構情報環境支援センター E-mail: lmsupport*mail2.adm.

    京都大学生涯メールサービスの開始について — 京都大学
  • 吉田南1号館の封鎖について(2015年10月28日)

    10月27日未明から午後1時頃にかけて、一部学学生を含む多数の学外者により、吉田南1号館が封鎖されました。そのことにより、授業休止や教室変更を余儀なくされ、学生の教育を受ける権利および教員の教育を行う権利と責任が侵害されるとともに、研究や事務業務の遅滞も発生しました。 大学において教育研究を妨害する行為は絶対に容認できません。 以上の封鎖行為は威力業務妨害罪に当たると考えられ、学としては刑事告訴も含め厳正な対処を検討してまいります。

    吉田南1号館の封鎖について(2015年10月28日)
  • 吉田寮自治会への通知について

    京都大学吉田寮の現棟は、平成17年度および平成24年度の耐震診断調査によって、耐震性を著しく欠くことが判明しています。今のままでは、大地震が発生した場合、建物が倒壊または大破し、寮生の生命が危険に晒されることが憂慮されます。 学生寮について管理の責務を負う京都大学としては、寮生の安全確保を最優先する観点から、寮生の皆さんには、年4月に竣工した新棟に順次転居してもらい、現棟の居住者をできるだけ速やかに減少させることが必要と考えています。 このため、平成27年7月28日付けで、吉田寮自治会に対して、次の2点を求める「吉田寮の入寮者募集について」という通知(杉万俊夫 学生担当理事・副学長名)を発出しました。 吉田寮の新規入寮者の募集については、平成27年度の秋季募集から行わないこと。 吉田寮の寮生の退寮に伴う、欠員補充を目的とした募集を行わないこと。 なお、新棟については、吉田寮生の一時的な居

    吉田寮自治会への通知について
  • 平成27年度学部入学式 式辞 (2015年4月7日)

    日、京都大学に入学された3,002名の皆さん、入学誠におめでとうございます。ご列席の理事、副学長、学部長、部局長、および教職員とともに、皆さんの入学を心よりお祝い申し上げます。同時に、これまでの皆さんのご努力に敬意を表しますとともに、皆さんを支えてこられましたご家族や関係者の皆さまにお祝い申し上げます。 4月は桜の季節であるとともに、さまざまな木々が芽吹き、新緑が山々を彩る季節でもあります。豊かな水に恵まれた琵琶湖の近くに位置し、盆地に育つ湿気に富んだ森に囲まれた京都では、とりわけこの鮮やかな色彩が目に映り、心を躍らせます。教育の場だけでなく、多くの職場がこの季節に新しく参加する人々を迎えるのには、この自然の背景が大きな影響を与えているのだろうと思います。それまで冬の寒さに縮こまり、凍った心や身体を解き放ち、すべての生物がいっせいに活動を始める。その勢いに誰もが同調して、世の中が騒がしく

    平成27年度学部入学式 式辞 (2015年4月7日)
  • 探検!京都大学

    時計台の時計 時計台の時計は、1925年2月に時を刻み始めました。ドイツのシーメンス社製で、ドイツ人技師が組立に当たりました。文字盤照明装置の設計者は、工学部建築学科初代教授で時計台の設計者でもある武田 五一氏 塔の高さ 95尺(約30メートル) 長針 長さ: 3尺5寸(約1.35メートル) 重さ: 8貫(30キログラム) 短針 長さ: 2尺8寸(約1メートル) 重さ: 3貫(11.25キログラム) (参考) 一尺 = 30.3030303 センチメートル、 1寸 = 3.03030303 センチメートル、 1貫 = 3.75 キログラム 湯川記念室 湯川博士の研究生活の面影を伝えてその偉業を偲ぶために、湯川博士が使用していた旧所長室を「湯川記念室」として保存。書籍(遺著約250冊、蔵書約1,920点)を所蔵。 湯川秀樹氏 京都帝国大学理学部出身。1949年日人として初めてノーベル物理学

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  • 硬式野球部 田中英祐さんがプロ野球ドラフト会議で指名されました。(2014年10月23日)

    硬式野球部(投手)の田中英祐さん(平成23年度入学・工学部工業化学科)がプロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)で指名されました。 選手契約が締結されれば、学硬式野球部初のプロ野球選手になります。 山極壽一総長のコメント

    硬式野球部 田中英祐さんがプロ野球ドラフト会議で指名されました。(2014年10月23日)
  • 京都大学 総長、本音を語る

    世界最大の「知のジャングル」 京都大学 就任時インタビュー① 就任時インタビュー② 第1回「京大おもろトーク」 2015.4.24 TED×kyotoUniversity 2015.6.7 MOOC「Evolution of the Human Sociality」PR映像 2015.7.8 京都大学に入学した理由は? 湯川先生に憧れ、最初は物理の世界を目指した 高校紛争世代でほとんど受験勉強をする機会もなくて、どこを目指すかは確定していませんでした。ただ、物理学と数学が得意で好きでしたので、湯川先生に憧れ、物理の世界を勉強しようと思い、当時の京都大学理学部に入りました。当時、理学部は自由の学風で、好きなことをやらせてくれるところと聞いていたので、その点も自分に合っているのではないかと思ったのも理由の一つです。 人類学、そして霊長類学との出会いは? 人間性の由来を訪ねるためには、人間だけを

  • どうして正直者と嘘つきがいるのか? -脳活動からその原因を解明-

    阿部修士 こころの未来研究センター特定准教授らの研究グループは、機能的磁気共鳴画像法と呼ばれる脳活動を間接的に測定する方法と、嘘をつく割合を測定する心理学的な課題を使って、正直さ・不正直さの個人差に関係する脳の仕組みについて解明しました。 研究成果は、米国科学雑誌「Journal of Neuroscience」誌の電子版にて公開されることになりました。 人生の中で嘘をついてしまうことは、誰しもが経験することです。 今回の研究では脳の側坐核のはたらきと、正直さの個人差が密接に関連していることが明らかとなりました。 ただし、側坐核の活動が高いからといって、その人は嘘つきである、と判断することはできません。また、今回の研究から、正直さ・不正直さの個人差の原因の全てが解明されたわけではありません。今後の研究を通じて、人間が嘘をつく生物学的なメカニズムをさらに追及していきたいと考えています。 概

    どうして正直者と嘘つきがいるのか? -脳活動からその原因を解明-
  • 二つのことを同時にしようとすると、どちらも中途半端になる脳の仕組みを解明

    2014年3月3日 船橋新太郎 こころの未来研究センター教授と渡邉慶 オックスフォード大学研究員(元こころの未来研究センター研究員)は、二つのことを同時にしようとした時、それらが干渉しあってエラーの増加や反応時間の延長(二重課題干渉)が生じるしくみを、サルを用いた前頭連合野の神経活動記録による研究で明らかにしました。 研究成果は、米国科学誌「Nature Neuroscience」誌のオンライン版に米国東部時間2014年3月2日に掲載されました。 二重課題干渉は限られた神経資源を二つの課題が取り合うことにより起こっていることが、研究により明らかになりましたが、このような場面で限られた資源をうまく振り分ける仕組み(遂行機能と呼ばれ、前頭連合野の重要な働きと考えられています)はまだ明らかではありません。 二重課題干渉の仕組みの解明は、日常場面で同時に直面するさまざまな問題の解決や判断、意思

    二つのことを同時にしようとすると、どちらも中途半端になる脳の仕組みを解明
  • 神経細胞の個性を生み出すしくみの解明 -サブタイプ特異的な形づくりの遺伝子プログラム-

    服部佑佳子 生命科学研究科特定助教、上村匡 同教授らの研究グループは、神経細胞の多様性を生み出すしくみについて解明しました。この研究成果は、2013年11月28日に米国科学誌「Developmental Cell」誌のオンライン版に掲載されました。 概要  神経細胞(ニューロン)と一口に言っても、極めて多様な個性を持つ種類(サブタイプ)が存在します。神経系の働きにより個体の正常な活動が支えられるのは、サブタイプごとに選択的な生理機能を分担して果たしているからです。そしてそれぞれの生理機能を果たすには、サブタイプごとに特徴的な形状の神経突起を発達させることが必要です。研究グループは、形態的に異なる特徴を生み出す二つの転写調節因子の働きを研究しました。そして、それらの転写調節因子が支配する遺伝子発現プログラムを、全ゲノムにわたって解明し、そして互いに比較することで、サブタイプ間の形態的なちがい

    神経細胞の個性を生み出すしくみの解明 -サブタイプ特異的な形づくりの遺伝子プログラム-
  • 神経幹細胞の自己複製および分化決定メカニズムの解明と、その操作に成功 -再生医療研究への貢献に期待-

    影山龍一郎 ウイルス研究所教授/物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)教授、今吉格 ウイルス研究所特定准教授(白眉センター所属)、磯村彰宏 同研究員らの研究グループは、神経幹細胞の多分化能と細胞分化制御において、分化運命決定因子が周期的に発現していることが重要であることを発見しました。この知見をもとに、マウスの神経幹細胞の増殖と神経細胞への分化を、光照射にて人工的に制御する技術を開発しました。 研究成果が、「Science」のオンライン版に掲載されました。 ポイント 神経幹細胞が多分化能を備えつつ増える(自己複製する)ためには、運命決定因子がリズムを刻んでいることが重要 マウスの神経幹細胞の自己複製とニューロン分化誘導を「光」で制御できる技術を開発 自己複製能と多分化能の両立という神経幹細胞を幹細胞たらしめている根幹のメカニズムを解明 背景  神経幹細胞は、自己複製を行うこ

    神経幹細胞の自己複製および分化決定メカニズムの解明と、その操作に成功 -再生医療研究への貢献に期待-
  • 「再生できるプラナリア」と「再生できないプラナリア」の謎、解明される

    阿形清和 理学研究科教授、梅園良彦 徳島大学ソシオテクノサイエンス研究部学術研究員(2013年3月まで理化学研究所)らのグループは、100年来の謎であった「プラナリアの再生の仕組み」をついに分子レベルで解明しました。さらには、プラナリアの再生原理を理解することによって、もともと再生できないプラナリア種の遺伝的原因を解明し、世界で初めて人為的に再生を誘導することにも成功しました。 研究は、2013年7月25日午前2時(日時間)に英国総合科学誌「Nature」のオンライン速報版で発表されました。 概要  体をどんなに切られても、再生できる不死身で不思議な生き物「プラナリア」。プラナリアには幹細胞が全身に存在し、体の位置情報に従って失われた器官や組織を正しく再生することができます。特にナミウズムシは再生能力が高く、例えば、体を前後に切られても、頭部からは首と腹と尾が、尾部からは頭と首と腹が再

    「再生できるプラナリア」と「再生できないプラナリア」の謎、解明される
  • 赤ちゃんの「人見知り」行動~単なる怖がりではなく「近づきたいけど怖い」心の葛藤

    2013年6月5日 明和政子 教育学研究科准教授、岡ノ谷一夫 東京大学総合文化研究科教授、松田佳尚 元同研究員(現同志社大学特任准教授)らは、赤ちゃんの「人見知り」行動が、相手に近づきたい(接近行動)と怖いから離れたい(回避行動)が混在した状態、すなわち「葛藤」状態であることを発見し、さらに相手の「目」に敏感に反応することを明らかにしました。 概要  生後半年を過ぎた多くの赤ちゃんには「人見知り」が表れます。これまで、人見知りは、単に他人を怖がっているのだと考えられてきましたが、なかには快と不快の感情が混在している「はにかみ」を表す赤ちゃんもおり、「怖がり」だけでは説明がつきませんでした。また、赤ちゃんが相手の何を怖がっているのかについても調べられていませんでした。 研究グループは、赤ちゃん57名のアンケートによる気質調査を行い、赤ちゃんの「人見知り」度合いと、相手への「接近」と「怖がり

    赤ちゃんの「人見知り」行動~単なる怖がりではなく「近づきたいけど怖い」心の葛藤